ITとお金と何某と

某IT企業社畜が、資産運用と気になったITネタをつぶやきます

【NTTグループから】転職した話【Webベンチャーへ】

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こんにちは

イトカネです。

 

ずいぶん前になりますが、新卒で勤めていた会社を辞めて転職をしました。

以前はNTT系列の会社にお世話になっていましたが、いまはWeb系のITベンチャーに勤務しています。

 

転職して半年以上経ったので、給与、福利厚生、職場の雰囲気などなど、転職によってどう変わったのかをまとめます。

 

もちろん、良くなった点もあれば、悪くなった所もあります。

最近は特に、転職の話題が多いなぁと感じるので、他の方の参考になれば幸いです。

 

 

転職による変わったこと

労働条件

 

前職 転職後
年収(賞与込み) 430万円 650万円
残業時間 月10時間以下 月10時間以下
(みなし45時間/月)
1日の労働時間 7.5時間 8.0時間
勤務形態 フレックス
(コアタイム10:00 ~ 15:00)
フレックス
(コアタイム12:00 ~ 16:00)

 

たぶん皆さんが一番気になるであろう給料のことを最初に書いておきます。

転職前が約430万円で、転職後が約650万円です。

 

上を見るときりがないですが、たぶん20代でITということを考えると、それなりに頂けている環境だったと思います。

そんな中で、転職後の会社でプラスの評価を頂けたことに感謝です。

 

注意点は「月45時間まではみなし残業」であることで、働けば働くほど時給が下がることになります。

いまのところ、基本は残業をほぼ0に調整できているので、まったく不満はないです。

むしろ時々は労働時間が足りなくてマイナスになるぐらいです(笑

 

もちろん福利厚生など、給料だけでは比較できないこともありますので、他の条件も見ていきましょう。

 

福利構成、その他の条件

  前職 転職後
有給休暇 20日/年 10日/年
※勤務年数によって増加
夏季休暇 5日間 3日間
住宅補助 30歳まで社宅可(1.7万円/月)
または
賃貸は、約4万円/月の補助
なし
通勤手当 全額補助 全額補助
退職金制度 企業型確定拠出年金 なし
ランチ代 全額自腹 名目によっては出る
懇親会や打上げ 全額自腹 全額出る

 

有給や住宅補助の福利厚生については、前職のほうが優れていました。

さすがはNTTグループ!!

とくに社宅については、家賃を1.7万円に抑えることができていたので、投資資金を確保するのに大変助かりました(笑

退職金制度も重要な要素ですが、20年以上同じ会社に居続けてというレベルなので、とても耐えられませんでした。

 

対して、新しく会社に入られた方との懇親目的や、チーム内外での交流目的などのランチ代は、2,000円まで補助が出ます。

また、懇親会や打上げなどは全額会社から補助をもらえるは、とても良い制度だと思います。

 

NTTグループでは、自分でお金を払って上司のありがたいお話を聞いていました。

そんなクソみたいなものとは雲泥の差です

 

職場の雰囲気

これについては数字で出すことができないので、私の感覚で語ります。

 

まず前職ですが、少なくとも自分の周りでは人間的に、とてもできた方が多かったと思います。

なにかミスをしても頭ごなしに怒鳴ったりはせず、反省を生かして次にどうすべきかをを一緒に考えてくれていました。

そしてこれは、新しい職場でも同様で、つくづく自分は運が良いなと思いました。

 

前職と転職後で異なったのは、仕事に対する意識です。

前職では、あまり仕事をガツガツ頑張ろうという方はおらず、会社を選んだのもNTTという安定性を求めてと公言されてる方も多かったです。

もちろんそうでない、人間的にも技術的にも素晴らしい方もたくさんいました。

 

一方で、転職後はベンチャー系であることから、とにかくビジネスのスピード感が早いです。

前の会社で1年以上かけてやることを、新しい会社では3ヶ月ぐらいでやるようなイメージです。

もちろんスピードを優先して、犠牲にしていることもありますが、そんなイメージでみなさん仕事をされています。

 

そしてそんなスピード感が、世の中のIT業界の成長スピードにも、私の肌感覚的にもあっているなと感じています。

 

この感覚は、人それぞれだし、ストレスなく働きやすいという面では転職前後でそんなに大きくは変わっていません。

ただ、自分の技術者として成長するスピードはずっと早くなっているなと思います。

 

転職しようと思った理由

たぶん2番目あたりに気になるであろうネタが転職理由だと思います。

これは、本当に色々あります。

すべてを語るととても長くなるので、特に大きなトピックだけ書いていきます。

 

1. 無駄な研修やタスクが多すぎる

とにかく無駄な作業、研修、手続きが多すぎます。

あくまで一例ですが、以下のようなものです。

 

無駄作業「電話番」

各部署に固定電話がいくつか設置されていて、配属された新人はその電話をチームの誰かに取り次ぐことを最初のタスクとして割り振られます。

 

ひどいときには、数分ごとに電話がなります。

エンジニアは、頭の中で設計や作業を進めることも多く、そんなときは一種の集中状態になっています。

が、一度電話が鳴れば頭の中の情報は雲散霧消し、同じ状態に戻るまで暫く掛かるため、まともに作業を進められません。

(IT企業で、そんなことも理解できない人間がいることが信じられませんでした)

 

また、もし取次先の人が席にいなければ、電話があった旨をメモとしてその人に残さなければなりません。

それだったら最初から社用携帯を配布して、携帯にかけた方が早いですし、無駄がありません。

 

これほど時間とリソースが無駄なことはありません。

 

私がやめるときの人事との面談で、電話は撤去したほうが良いと伝えましたが、多分いまも残ったままだと思います。

 

無駄研修「新卒研修」

約1ヶ月の新卒研修でしたが、いま思い返してみても、何の意味もない研修でした。

あの研修で何がしたかったのか、今考えてもわかりません。

 

例を上げるなら、グループワークで、疑似プロジェクトの進行を行いました。

人事や外部講師がマネージャやお客様の役を演じるような研修で、基本的にはプロジェクト進行の足を引っ張ったり、わざと理不尽なこと、曖昧なことを言ったりしてました。

 

完全に予想ですが、新人に自分で考える癖をつけさせるとか、ストレス下でも粘り強く業務に取り組む、みたいな高尚な意図があったのだと思います。

ちなみに研修の意図を聞いたときは、「自分で考えよう」的な回答をされましたw

 

正直、研修で設定されたようなマネージャがいたらその時点で部署異動か転職を考えるレベルでした。

実際現場に入ってみると、とても人間的にできた方に指導頂けたので良かったですw

現場と乖離した状況下での、プロジェクトの研修に何の意味があるでしょうか。

 

あれほど無駄な研修は、二度と受けたくありません。。。

ただ悲しいかな、入社2年目以降にもこれほどではないですが、同様の研修が用意されていたのでした(地獄は続く

 

これ以外にも、以下のような不満がありました。

  • 形式的な承認フローが無駄に長い
  • PCのログイン時間を元に、勤怠管理を細かくされる
  • 社内システムが内製でとても使いづらい
  • 飲み会が自腹なうえ、上司の苦労話ばかり聞かされる

と、ストレスを感じることが多かったです。

※ システムの内製化自体は否定しません。しかし、とても使いづらく、社外のサービスを使ったほうが数倍マシだったと思います。

 

 

もちろん、すべておいて完璧な会社は存在しません。

そういった無駄な作業、駄目な仕組みがあれば、改善や削減を日々行っていくのが正しい姿だと思います。

が、前の会社では、そういった無駄なことがずっと残っているか、むしろどんどん増えて行ったので、とてもストレスでした。

 

2. 悪しき評価制度、その名は年功序列

NTTグループは、古き良き大企業なので、年功序列がとても根強く残っています。

仕事でどれだけ成果を出したとしても給料が跳ね上がることはありませんし、逆にどれだけ仕事をしていなくも、給料は年齢とともに上がっていきます。

もちろんその上がり幅は成果によって若干異なるものの、頑張りに伴うほどの有意差にはなりません。

 

また、給料に影響するための職位がアップする条件に、「一つ前での職位をN年以上経験すること」というまさに年功序列を体現したようなものがあり、働くモチベーションをめちゃくちゃ下げていました。

 

それぞれの職位ごとに、所属できる人数がおおよそ割り振られており、上の席が空かないうちは昇格できないピラミッド構造を持っています。

加えてグループ会社の宿命で、高い位には上位のNTTグループから人が降りてくるので、元からいる社員の未来は”ほぼ”閉ざされています。

※1 とても優秀な方で、上位まで上がって行った方はいました。

※2 人が降りてこなかったとしても私が上位の行けるほど優秀とは思っていません。ここでは制度としての問題点を記載しています。

 

実体験として、前の会社では入社してから転職するまでの約3年間給料はほとんど上がっていません。

が、転職後の会社では約半年で年収ベースで50万円以上昇給しています。

 

 

辞めるときの人事面談で辞める理由を部長クラスの人に聞かれたときに、給与や評価制度が低いことを答えました。

対する部長の答えは、「IT業界ではウチは高い方」というものです。

今のエンジニア市場の需要や相場を分かっていないことに加え、定年まで同じ会社に居続けることを考えてるんだなと思い、何も言い返せませんでした。

 

3. エンジニアとしての成長のしづらさ

 これは周りの先輩や上司の方を見ていて思ったのですが、年齢を重ねるごとに実際に手を動かしてコードを書く作業が減り、プロジェクトのマネジメントや顧客との調整をする時間が多くなっていました。

特に管理職クラスになると、ほぼほぼコードを書いていませんでした。

 

断っておくと、プロジェクトのマネジメントはとても重要な仕事であり、そういった仕事をそつなくされている方々はとても尊敬していました。

もちろん、あまりマネジメントが得意でない方もいました(私も苦手ですw)

 

少なくとも私は、エンジニアとしてコードに関わる時間をずっと持っていたいと思っていましたし、いまもそう思っています。

実際に管理職の方々でも、コードを書きたいと熱烈に言っている方もいましたが、会社の仕組みとして難しそうでした。

 

これは、前職(古き悪しき日本企業)と現職(ITベンチャー)の大きな違いだと思います。

前職では、社員をゼネラリストとして最終的には管理職になる道を正規ルートとして強制します。

対して現職では、社員それぞれの得意なことや、やりたいことにあった職種を用意していて、その職種でのキャリアがあります。

 

実際、前職では採用枠が「総合職(SE/SIer)」しかありませんが、現職では、「エンジニア>XXエンジニア」のように細かく分かれています。

そして、プロジェクトのマネジメントは、PM(ProjectManager)という別の職種になっています。

自分のやりたいことに集中できる今の環境は、とても良い環境だと思います。

 

 

部長とのキャリア面談で、「マネジメント業務はしばらく興味はなくエンジニアとして成長したい」という意思は伝えたのですが、部長からは、ありがたい昔の苦労話+「やっぱりマネジメントも経験かないとね~」という回答でした。

 

4. BtoCのプロジェクトをやってみたかった

ネガティブなことを書きすぎたので、最後にいいことを書いてお茶を濁しておきますw

 

前職はBtoBの会社だったので、顧客はすべてどこかの企業でした。

そのため作るサービスが自分の普段の生活に直結しないことも多いです。

 

3年ほどBtoBの会社に在籍して、なんとなくBtoCのサービスも作ってみたいなと思い始めていました。

 

また、前職の最後らへんは機械学習(俗にいうAI)での研究職だったので、もはやサービスすら作っておらず、大学院の研究チックなことをやっていました。

 

いい加減、機械学習(AI)でのサービス開発もやってみたかったので、そういったことができるベンチャー企業への転職を行いました。

 

まとめ

結局、転職して良かったのかと問われれば、とても良かったです。

 

職場の働きやすさ、待遇、エンジニアとしての成長など、すべてにおいて前職を上回っていると思います。

 

長期的にみて本当に良かったのかは分かりませんが、少なくとも元の会社で苦しみながら働くよりは100倍マシだったと思います。

 

 

ここまで読んでくださりありがとうございます。

こういった点はどうなの?などありましたら、コメント欄や@itokaneまで教えてください。

【読本】「マネーという名の犬 12歳からのお金入門」は子共も大人も読むべき良書

 

こんにちは イトカネです

 

今日読んだ「マネーという名の犬 12歳からのお金入門」という本がとても素晴らしい本でした。

  • お金持ちになりたい人
  • お金について学びたい人
  • 子どもの「お金」の教育に興味がある人

 

上記の方には、是非読んでいただきたいと思ったので、どのような内容だったか、ポイントを絞って書いていきます。

 

この本の魅力をすこしでもお伝えできれば幸いです!

 

※ 目次の章が飛び飛びなのはわざとです

 

あらすじ

この本は、12歳の女の子「キーラ」と、彼女のペットである犬「マネー」とのお金にまつわる物語です。

以下、あらすじです。

 

「キーラ」の両親は、一軒家を購入したことによるローンの返済で、日々の生活に大変苦労するようになっていました。

家の中には、なんとなくどんよりした空気が漂っています。

 

あるとき、家の前に一匹に白い大型犬が、怪我をして倒れていました。

「キーラ」と両親は、その犬を病院に連れていき、「マネー」という名前をつけて家族として迎えます。

 

しばらくして、「キーラ」がTVで宣伝されていたCDを購入しようとしたとき不思議なことが起こります。

なんと、「マネー」が彼女に語りかけて来たのです。

 

マネー『キーラ、本当にそのCDを買っていいのか、まずよく考えなくちゃ』

 

そこから「キーラ」はお金とはなにか、お金持ちになるにはどうすればいいかを学びはじめました。

 

というなんともファンタジーな物語ですが、本の内容はとてもためになるものでした。

 

以降は、本の各章ごとに内容を引用しつつ、感想を述べていきます。

ただ、ためになる言葉が多すぎて、すべてを語ると長くなりそうでした。

そのため、全18章のうち特に「おおっ」と思った章や記述に絞っています。

 

2章 自分の目標を決める

「マネー」(犬のこと)はまずはじめに、「キーラ」に自分の望みを10個書き出すように言いました。

そして、書き出した10個のうち、特に大切な3つを選ぶように言いました。

 

「キーラ」が選んだのは、次の3つです。

  • 来年の夏、交換留学生としてカリフォルニアに行く
  • パソコンがほしい
  • 両親が借金を返すための手助けがしたい

なかなか意識が高い12歳ですね(笑

 

次に「マネー」は、それぞれの望みを具体的にイメージするように言います。

1冊のアルバムに、カリフォルニアの写真や、パソコンの写真を集めて、実際に自分が行っている姿、使っている姿をイメージしろ言うのです。

 

この章で一番「おおっ」と思ったのは、次のシーンです。

アルバムを作るように言われた「キーラ」が『やってみる』と答えたことに対する、「マネー」のセリフです。

 

『やってみる』ではなく『やる』んだよ。何かをやってみようと言う人は、それがうまくいかなくて結局は失敗するんだって心のどこかで考えているんだ。

・・・

やってみる、じゃなくて、やるか、やらないかだよ

 

もしあなたがお金持ちになりたいのだとしたら、何かを『やってみる』のではなく『やる』ことが大事なのです。

 

3章 誰かが喜んでお金を払ってくれるのはどんなとき?

章題のことを説明するため、この章では「デリル」という億万長者になった男の子の話が出てきます。

この男の子の話が、実話なのか創作なのかはわかりませんでした。

 

大事だと感じたのは、次の「マネー」のセリフです。

 

お金を稼ぐのにいいアイデアがあるかどうかはそれほど重要じゃない。君がどれだけ有能かっていうこともそれほど重要じゃない。

大切なのは自信だよ。

 

ここでの「自信」とは、「自分には○○できる」と信じられるという意味です。

お金を得るには、まずは何より自分に何ができるかを知ることが大事なのです。

 

自信をもつため、「マネー」が「キーラ」に勧めたのは、毎日必ずその日の成功したことを5個以上日記につけること「成功日記」を書くことでした。

 

これは「成功日記」の効果は、本を読んでると伝わってきます。

私も今日から、やってみます やります。

 

5章 決めたことは72時間以内にやろう

この章で筆者が伝えたいのは、多分「72時間」うんぬんではないような気がします。

もちろん章題のことも大事だとは思うのですが、私がこの章で一番強く共感できたのは次のシーンです。

 

万事順調なときに決めたことをやるのは誰だってできる。でも困難が生じたときにはじめて、それが本当にできるかわかる。

決めたことを一貫してやり通せる人はわずかしかいない。

でも、とくにたくさんのお金を儲けた人たちは、多くの問題を抱えているときほど、むしろ最高の仕事ができているんだ。

 

これは、株式や投資信託による資産運用を考えてみると分かりやすいです。

 

株式市場が順調なときは、だれもが率先して取引を行います。

私も投資信託による長期運用を目標として、月々一定額を積立購入しています。

 

ただ、重要なのは困難に直面したとき、例えば市場が暴落したときにも積立を続けられるかです。

 

幸運にも、今のところ大きな暴落にはあっていませんが、実際に市場が冷え込んだとき、『自信』をもって『決めた積立ルール』を『続ける』ことができるかは、そのときになってみないと分からないのかもしれません。

 

『自信』『決めた積立ルール』『続ける』はそれぞれ、3章、5章、2章で大事だと思ったキーワードですね!

 

12章 お金は人間を映し出す「鏡」

少し章が飛びましたね。

間の章にも大事なキーワードが散りばめられているのですが、本記事がながくなりそうなので、かなり絞って書いています。

 

この章で好きなのは、次のセリフです。これは、物語に登場する資産家の女性のセリフです。

 

幸せで充実した人生を送りたければ、自分自身が変わらなければならないのよ。

・・・

お金は人を幸せにも不幸にもしない。お金は中立で、良くも悪くもないの。お金は誰かのものになったときにはじめて、その人にとっていいか悪いか意味を持つのよ。

・・・

幸せな人は、お金を手に入れればもっと幸せになるし、心配ばかりしている人はお金を手に入れても心配も増えるだけよ。

 

よく「お金」で「幸せ」は買えないという話を耳にします。

この議論がいつまでも繰り返されるのは、万人にとっての「幸せ」の基準が存在しないからです。

 

好きな人と過ごせればそれだけで「幸せ」だという人もいれば、都内の一等地に住み、ブランド品をたくさん買えなければ「幸せ」じゃないと感じる人もいます。

 

どちらが正しい、正しくないの話ではないです。

 

大事なのは、自分にとって「幸せ」なのはどういった状態なのかを知ることです。

そして、今の自分の生き方で、その「幸せ」が達成できるのかをきちんと考える必要があります。

もし達成できなさそうであれば、どうすれば達成できるかを考えましょう。

 

前述の都内の一等地やブランド品は「お金」でなんとかなりそうです。

しかし、好きな人云々については、「お金」以外にも必要なものがありそうです。

 

お金をたくさん欲しいと思っている人は、「なぜお金が欲しいのか」の目的の洗い出し(第2章)をまずは実践しましょう。

 

おわりに

とてもざっくりですが、この本を読んでいて特に身にしみたシーンを抜粋しつつ、感想とともに書かせて頂きました。

 

正直に言うと、12歳でこの本の内容はすこし難しいかなという気がします。

文章自体は物語風でとても読みやすいのですが、ところどろこで子どもには難しい表現もあります。

 

なので、もしお子さんに進める場合は、お父さんお母さんも一緒に読んで、内容を噛み砕いて教えて挙げられると、より良いかもしれません。

 

大人の人が読んでも、たくさんの発見ががあるとても良い本です。

本のあとがきにて著者の方が書いていますが、大人の読者からのポジティブな反響も多いそうです。

 

以下のような方は、試しに読んでみてはいかがでしょうか。

  • お金持ちになりたい人
  • お金について学びたい人
  • 子どもの「お金」の教育に興味がある人

 

 

ご意見ご感想ありましたら、コメント欄よりお願いいたします。

 

ウォルマートカードは西友の3%割引がお得だけど、今からカード作る人は気をつけて

 

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こんにちは イトカネです。

 

突然ですが、みなさんは普段の日用品とか食料品の買い物ってどうされてますか?

私はもっぱらネット通販か、家の近くにあるスーパーで済ますことが多いです。

 

家の近くには、24時間営業の西友SEIYUがあるので、帰りが遅いときとかにも重宝します。

 

そして、西友SEIYUで買い物する上で欠かせないものと言えば、

 

ウォルマートセゾンカード

 

ですよね!

 

 

一応、ご存知でない方に簡単に説明いたします。

ウォルマートセゾンカードは、米国のウォルマートという会社が絡んだクレジットカードです。

ウォルマート系列あるいは、ウォルマートと契約しているお店で使うことができ、割引などのサービスを得ることがあります。

 

西友SEIYUもそんなお店の一つです。

 

西友SEIYUでこのカードを使って買い物をすると、いつでも3%割引で買い物をすることができます。

加えて、毎月特定の日には5%割引になります。

それでいて、入会費や年会費はかからないという、大変オトクなカードです。

普段、西友SEIYUで買い物よくされる方は、作っておいて損は無いカードだと思います。

 

 

が!

 

今回は、このカードの宣伝をしたいわけではないです。

 

むしろ、これから西友SEIYUでの割引目的で、カードを作ろうとしてる人へ念の為の注意喚起が目的です。

(そんなピンポイントな人いないかな・・・)

 

いったい何の話?

 

米ウォルマート「西友売却の協議行わず」、日本事業の継続表明 | ロイター

 

日経新聞が「ウォルマートが西友を売却するかも」と報じたました。

対して、ウォルマートが「そんなつもりはない!適当なこと言うな!」と返したらしいです。

 

売却自体根も葉もない話で、日経がなにかを勘違いして報道を行ったのか。

 

売却の予兆はあったけど、一旦話がなくなったのか。

 

実は売却するつもりだけど、ウォルマートが隠しておきたいのか。

 

いろいろ可能性としては考えられると思います。

 

最悪ケースとして、売却が実際に行われて、ウォルマートカードを西友で使えなくなるという可能性もあるかもしれません。

火のないところになんとやら、というものです。

 

ウォルマートカードせっかく作ったけど、大して使えずに終わっちゃたーとかなってもガッカリしないようにね!というお話です。

 

万が一そうなっても、こちらのカードは西友以外にもいろんなお店やサービスで使えるので、使い道はあるかと思います。

 

話は変わるけど・・・

 

米国のウォルマートという会社、じつはめちゃくちゃ優良株です。

小売りチェーンとしては、世界最大規模と考えても差し支えないレベルです。

 

どれぐらい優良企業かは、こちらの記事が大変参考になりました。

 連続増配年数が43年ということだけでも、シビレますね!

【WMT銘柄分析】ウォルマートは世界最大の小売りチェーン 「エブリデーロープライス」でお馴染み | Grow Rich Slowly シーゲル流米国株投資で億万長者になる!

 

米国株投資で有名な、かのバフェット太郎さんもポートフォリオに組み込んでいます。

【運用状況】2018年6月末の資産総額は5427万円でした! : バフェット太郎の秘密のポートフォリオ(米国株配当再投資戦略)

 

配当利回りが3%を超えてくれれば、西友での割引がなくなってもいいのに(笑

 

 

ご意見ご感想ありましたら、コメント欄よりお願いいたします。

 

【資格】情報処理安全確保支援士(旧:セキュスペ)に合格したので受けた感触とか

 

こんにちは イトカネです

 

タイトルの通りですが、情報処理安全確保支援士(旧:セキュスペ)に受かった話です。

今日 6/20(水)の正午に発表でした。

 

結果はこんな感じ

 

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午前Ⅰ・Ⅱと午後Ⅰ・Ⅱの全4試験あり、各試験ごとに60点以上をとれば合格です。

ぎりぎりセーフってかんじですね

 

受かった気はしてなかったので、ラッキーぐらいの感覚です。

せっかく合格したので、どんな感じに勉強したのとか、受けた感触とかを語っていきます。

 

ITが専門でない方には、つまんない話だと思うので読み飛ばしてください。

 

情報処理安全確保支援士(旧:セキュスペ)とは何か

一言でいえば、

ITセキュリティの専門知識が身についているか

を問う資格です。

 

括弧で、(旧:セキュスペ)と書いている通り、2016年にセキュリティスペシャリストという名前から変更になりました。

前の方が分かりやすいですね(笑

 

IT(情報処理)関係の資格でよく話にでるのだと、

  • 基本情報技術者・・・情報処理全般の基本的な知識を問う
  • 応用情報技術者・・・情報処理全般のより発展的な知識を問う

が有名だったりします。

この2つは浅く広く問題が出されますが、「支援士」はセキュリティに特化した問題が多く出されます。

 

なので「支援士」を持ってると、

私はセキュリティの専門家です

と声を大にして言うことができる!

 

 

 

 

とは、まったく思わないですね。

理由は後ほど・・・

 

試験を受けた理由

合格すると会社からお金がもらえるからです。

詳しい値段を書くとアレですが、大体数万円もらえます。

じゃなかったらこんな、役に立つんだか立たないんだか分からない資格なんて受けません。

 

今回私がぎりぎり合格できたのも、ひとえにお金への執念がなした結果と言っても過言ではないでしょう。

 

お金大好き!!

 

勉強方法

前述したとおり、午前Ⅰ・午前Ⅱと午後Ⅰ・午後Ⅱの全4試験あります。

長いです。

各試験ごとに100点満点中60点を取れば合格です。

 

午前Ⅰ・Ⅱ

午前Ⅰ・Ⅱはマークシートです。

過去問から8割以上出題されますので、過去問をひたすら繰り返しやっていれば、楽勝です。

 

午前Ⅰについては、実は「応用情報技術者」と全く同じ問題が出ます。

なので、過去問も「応用情報技術者」のものを練習しました。

応用情報技術者過去問道場|応用情報技術者試験.com

 

午前Ⅱについては下記のサイトで練習しました。

情報処理安全確保支援士過去問道場|情報処理安全確保支援士.com

 

上記どちらも問題ごとに丁寧な解説がついています。ありがたい!!

解説が何言ってんのか分からんって人は、問題と答えワンセット覚えてしまってもいいです。

どうせ同じ問題が出ますから。

 

ひとまず繰り返しやって、どの年度でも7割ぐらいとれるようになれば、午前は楽勝です。

 

・・・

 

などと、午前Ⅱを64点とかいうぎりぎりで通った私が行っても説得力ないですかねー(笑

 

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午後Ⅰ・午後Ⅱ

難所は午後Ⅰ・午後Ⅱです。

こちらはマークシートではなく記述式です。

 

問題も毎年変わるので、答えを丸暗記というわけにはいきません。

 

一応、こちらの参考書を買いました。

 

 

過去問からは同じ問題は出ないとは言いつつ、似た問題はでます。

なので、まずは過去問をやってみて、どれだけ模範解答とずれるかを見てみましょう。

個人的に、午後試験で一番大事なのは、「解答の書き方」を習得することです。

 

解答の書き方について、過去問と試験を受けてみて思った、2つの気を付けた方がいいことです。

  1. 必ずすべての解答欄を埋めること
  2. 難しく考えすぎないこと

 

1.はテストでは、当たり前のことですよね。

記述の欠点は勘では当たらないことですが、メリットは、部分点があることです。しかもこの試験に限って言えば、結構甘めです。

 

たぶん解答ごとに含めるべきキーワードが決まっていて、キーワードごとに部分点を貰える感じだと思います。

でなければ、私が合格できるはずがありません。(笑

 

そして、模範解答を見ると、例外もありますが、多くのキーワードは問題文の中にあります。

つまり国語・読解力の問題です。

問題文をしっかり読むと、あれ?これ流用すれば答え書けるかも・・・というパターンも多くあります。

 

2.についてです

多くのキーワードは問題文にあるので、自分で新しい言葉を作り出す必要はないです。

変に気を使って、難しいことを書かないようにしましょう。

解答欄の文字数は決まっているので、あまり複雑なことを書くと、含めるべきキーワードのスペースがなくなります。

 

過去問をやっていても、問題の中の文章をちょっと変えただけの解答があって、

「え、こんなんが答えでいいの?」

と面食らう場面があったりしました。

 

実際に、本番の試験でも問題文に書いてある文章がそのまま解答になっている問題がありました。

それでいいのか。。。

 

なので、まずは過去問をやって、解答の温度感をつかみましょう。

解答に出てくるワードが、問題文のどの辺にあるのか丸を付けてみるのもいいかもしれません。

知識の習得はその先の話です。

 

受けてみた感触

 

一番最初に書きましたが、この資格を持っているからと言って、

私はセキュリティの専門家です

と言うことできないと思います。

 

ぎりぎり合格の身でいうのもアレですが、問題のレベルはセキュリティの基礎知識ぐらいです。

 

解答も結構問題の中にちりばめられているので、実践で役に立つかと問われると首をかしげます。

 

単にセキュリティと言っても幅が広いので、1日単位の試験時間だとそこまで掘り下げた試験は難しいのでしょう。

 

一応(?)私の現職は、若干セキュリティ要素の入ったSE職です。

実践レベルの試験にするなら、もっと深く、局所的な試験にする必要があります。

 

資格の位置づけ的には、

セキュリティ全般の基本的な知識を問う

ぐらいが妥当です。

それでも、普段あまりセキュリティに関わらない方には難しいので、きちんと勉強しましょう。

 

 

次は、より専門的な資格ということで、「CISSP」の取得を目指そうかなーと考えています。 

もちろん、お小遣い目当てです(笑

 

 

やっぱり投資をするなら国内銘柄じゃなくて米国銘柄がいいよね

こんにちは イトカネです

 

みなさん投資はやっていますでしょうか。

このブログに来ている人は、たぶんすでに投資をやっているか、あるいはやってはいないけど投資に興味がある方なのかなと思います。

 

すでに投資をやっている方は、誇ってよいことだと思います。

自画自賛ではないですよ?

 

投資系の記事ばっかり読んでると、まるで日本人全員が投資をやっている錯覚になる!

上記の記事でも語っていますが、30才以下で投資をやっている(やったことがある)のは20人に1人くらいです。

日本人を100人集めたら、上位5人にあなたは入っています。

たとえ、運用結果が芳しくなくても、そのことにもっと自信を持ってもいいです。

成功するための第一歩は、失敗をすることだとよく言いますから。

 

運用結果が芳しくないのであれば、きちんと原因は考えましょう。

買った商品(銘柄)が悪かったのか、買ったタイミングが悪いのか、突発的なネガティブニュースがあったのか。

まあ、色々あると思います。

原因を見つけて改善しないと、いつまでも結果はよくなりません。

 

でもですよ。

含み損がずっと続いたりすると、それだけで投資のモチベーションをってちょっと下がりませんか?

もういいやってなって、そのまま放置してしまう。

あるあるです。

 

投資をやっていない人向けに言うと、毎日頑張って勉強してるのに、テストの成績が横ばいか下がってしまったみたいな状況です。

運動だったら、必死に練習してるのに、大会で1回戦負けの状況です。

 

さすがにモチベーション下がりますよね(笑

 

もちろん常にモチベーションを保ち続けられる人も中にはいます。

でも、普通の人がモチベーションを長期間維持するのはちょっと難しいです。

 

それは、モチベーションが人の感情や欲求から来ることが理由です。

 

人が何らかの感情や欲求を持ったとき、脳には電気信号が走ります。

それが、いわゆるやる気やモチベーションを引き起こします。

 

でも、電気信号はずっと走り続けるわけではないです。

あと同じような信号が何度も走っていると、脳はだんだんとそれに慣れてしまい反応がニブくなります。

モチベーションが時間とともに下がるのはそのためです。

 

だから、モチベーション”だけ”で投資を続けるのはちょっと難しいかもしれません。

ではどうするか。

 

自動化習慣化することを目指しましょう。

 

自動化する

これが一番現実的だと思います。

自分でなにも考えなくても、機械的に投資が行われる仕組みを作ること。

これにはモチベーションは不要です。

 

具体的な例を上げるなら、投資信託の自動買い付けサービスに申し込むことがあるでしょう。

 

個別銘柄がほしいのであれば、完全に自動化しないパターンもあります。

半自動化です。

たとえば、適度に分散された(ココ重要)複数の銘柄を選定しておき、定期的かつ機械的に購入します。

適度の分散とは、暴落時にあなたのリスク許容度を超えないという意味です。

そうでなければ、自動化してはいけません。

 

私個人の考えですが、(半)自動化していいのは、あなたが今日気絶して30年後に目覚めたときに、資産が増えているような商品(銘柄)が望ましいです。

 

自分がいなくなっても、投資が成功する仕組みを作ることが大事です。

 

習慣化する

習慣はモチベーションに勝ります。

モチベーション<<習慣です。

電車での移動中や家でくつろいでいるときに、なにげなくスマホをいじっているときってありませんか?

ご飯を食べた後に歯をみがくとか、朝起きた後に顔を洗うとかでも良いです。

 

これらは全部習慣になっているので、目的もモチベーションもいりません。

頭で考えなくても、体が勝手にそれをやっています。

いわゆるルーチンワークというものです。

 

投資も習慣化できます。

習慣化するためには、これもよく言われることですが、3ヶ月間毎日続けることです。

人の細胞は3ヶ月で入れ替わると言われていて、同じことを3ヶ月続けると体が覚えてくれます。

続けろと言っても、毎日取引しろと言っているわけでありません。

 

それはデイトレーダといって立派な本業なので、習慣化のひとつ上の段階です。

 

せいぜい、

  • 所有銘柄のチェック、売却判断
  • 経済、投資関連ニュースのチェック

ぐらいでいいです。

1日に30分もかけなくていいと思います。

ただ、利益が出ているときでも、含み損があるときでも毎日続けることが大事です。

 

そのうち何も考えなくても、無意識に出来るようになります。

 

 

さて、そもそもなんでこんな話をしたのかと言えば、下記の記事がモチベーション(動機)です。

 

 

私自身はアメリカ人の方が金融リテラシーが高いというのは完全なる神話だと思っております。アメリカのFPと話していても、アメリカ人が本当に長期分散投資のことを理論的に理解しているかといえば、理解している人の方が少なく、だからこそお客様に向けての投資教育コンテンツに力を入れていると言っていました。

 

上記記事より抜粋

 

よく日本人は諸外国に比べて投資をしている人の割合が少ないという記事を見かけます。

かく言う私もそんな記事を書いてしまっています。

別に間違いじゃないです。

ただ、ここでも原因をちゃんと考えたほうが良いということですね。

 

記事を参考にするならば、日本という国がそもそも投資に適した環境ではなかったといえそうです。この事自体には異論はないです。ただ記事でNYダウと日経平均の推移が過去10年程度なので、すこし短いのでもうちょっと範囲を広げると、より違い顕著だと思います。

下のグラフは、過去30年のチャートです。(引用元:長期投資連合

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チャートからわかると通り、NYダウは右肩上がりですが、日経平均は過去最高値の半分程度です。

2018年の価額ならもう少し良い位置にいますけどね。

ちなみにチャート中の最高値が、日経の歴史の中での最高値です。

 

このチャートをみて、日本と米国どちらの企業に投資をしたいと思うでしょうか。

聞くまでもないですよね。

 

さて

モチベーションを維持するには、自動化と習慣化が有効だと言いました。

でもそれより有効なものがあります。

 

環境と文化です。※とあるセミナーの受け売りです。

 

米国は、経済がずっと成長してきたという環境にありました。

米国で投資をした人は、安定して資産を増やしてきた背景があります。

投資に成功した大人たちは、自分の子どもに投資を教えるはずです。

いつしか、投資をするのが当たり前な文化が米国には出来ましたとさ。

めでたしめでたし。

 

対して、日本の経済は最高期より衰退しています。

日本で投資をした人は、成功した人もいれば、失敗した人もいます。

そして、後者の方がずっと多いです。

彼らは投資は怖いものだと思い込み、自分の子供たち堅実にお金を稼ぐことを教えます。

いつしか、投資は怖いものだという文化が日本には出来ました。

めでたくないですね。

 

学生が、勉強を続けられるのは、学校という勉強のための環境・文化の中にいるからです。

社会人が、仕事を続けられるのは、会社という仕事をするための環境・文化の中にいるからです。

 

同様に、米国人が投資をするのは、投資を推奨する環境と文化に住んでいるからです。

逆に、日本人はその環境にも文化にも住めていません。

 

これが、日本で投資をする人が少ない原因だと思います。

 

ただ最近は、環境が変わりつつあります。

日本の経済は相変わらずダメダメなので、期待はしていません。

でも、金融庁の取り組みとか、サービスの良いネット証券会社が増えたことで、投資の選択肢はとても増えたし、コストは年々下がっています。

米国への投資の敷居も順当に下がってきてます。

 

あとは、いま投資を始めてきている人たちが、2、30年後の日本に投資を当たり前にする文化を作れれば良いなと思っています。

 

 

最後に一つだけ。

本記事では、投資をするのが当たり前な風潮で書いていますが、投資を押し付ける気はありません。

ただ最近、年金が減ったり、給料が少なく将来が不安だ、という声がよく聞こえます。

でも、周りの人と話していると、出てくる選択肢は貯金、個人年金ぐらいです。

そういった人たちが、選択肢が1つでも増えてくれれば良いなと思ってこの記事は書きました。

 

PS.

個人年金は保険会社の養分なので、絶対にやめましょう。まだ貯金のほうがましです。

 

 

ご意見、ご感想あればコメント欄よりおねがいいたします。

セルフレジがあるのに、有人レジに並んでいる人の気持ちが分からない

 

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こんにちは イトカネです

 

 

最近会社のお昼ごはんに、近場のガストに行く機会が増えました。

そうしたら今までなかった「セルフレジがいつのまにか設置されてました。

 

セルフレジというのは、レシートの読み取りからお金を払うまで全部自分だけで行えるレジです。

スーパーとかには良くありますね。

現金対応のものもありますが、ガストにあるのは、「クレジットカード」「電子マネー」のみ対応です。

 

セルフレジ自体は去年の6月くらいから、何店舗かに配備されてたようですが実際に見るのは初めてでした。

で、使ってみたら便利だったのと、あんまり使ってる人いないなーと思ったので、書いていきます。

 

 

ご存知の方もいるかと思いますが、ガストを経営しているのは「すかいらーく(3197)」です。

 

ガストの他にも、「ジョナサン」や「バーミヤン」などのファミリーレストランなんかも経営しています。

 

すかいらーくは、株主優待の商品券で有名なので、株持ってるぜ!なんて人も多いかと思います。

ちなみに私は持っていません(笑

 

「すかいらーく」について

そんな「すかいらーく」ですが、最近の株価はすこし調整気味なようですね。

下記は直近6か月における「すかいらーく」の株価推移です。

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むしろ今までが高すぎたのかな?

割安の指標としてよく見られるPERは平均より低く、PBRは平均より高くなってます。(2018/2/19現在)

 

  PER PBR
すかいらーく 16.04倍 2.56倍
小売業単純平均 28.6倍 2.1倍
東証一部単純平均 21.9倍 1.5倍

 (参考:規模別・業種別PER・PBR(連結・単体)一覧

 

株主優待が他の銘柄に比べると優秀で人気が高いので、飲食業界の銘柄が欲しいなら買うのもありかもしれませんね。

 

2017年のすかいらーくの決算概要も見てみました。

ざっくりですが、2016年に比べて売上高は上がっていますが、人件費や販管費がそれ以上に高くついており、純利益自体は減少しています。

 

なので、2018年は業務の効率化による人件費の削減を方針としているようです。

 

「すかいらーく」がセルフレジを導入した理由

すかいらーくGが「セルフレジ」の試験導入を開始。業務効率化の新たな流れに!? | Foodist Media

 

上記記事でも言われているように、現在すかいらーくは業務の効率化人員の定着率の向上を目指しています。

セルフレジはそんな業務改善の一つです。

 

ガストやバーミヤンを展開する「すかいらーく」が進める働き方改革 - ライブドアニュース

ガストやジョナサンなどのファミリーレストランでは、サービスやメニューの多様化によって、店員一人当たりの業務量が増加傾向にあるとのこと。

 

そこで、業務マニュアルの整備、メニューやサービスの厳選、セルフレジなどを通して、店員一人当たりの負担を減らそうとしています。

 

負担が減れば、従業員の定着率が増える。

すると、経験を積んだ店員の割合が増えるので、全体としてサービス品質の向上を見込める、と。

 

そうそう上手くいくかはわかりませんが、セルフレジ自体はとても便利だと思ったので、頑張ってほしいと思います。

 

なんでみんなわざわざ有人レジに並んでるんだ?

さて、とても長い前置きからの本題です。

 

繰り返しになりますが、最近会社のお昼ごはんに、近場のガストに行く機会が増えました。

 

そのガストにも待望?の「セルフレジ」が設置されました。

 

でも

 

誰一人としてセルフレジ使ってるの見たことないです

 

さすがに「誰一人として」は盛りすぎだろ、って思います?

 

確かにお昼の30分ぐらいの間で、かつ常にレジに目を光らせているわけではないです(笑

1日を通してみれば、それなりにセルフレジを利用している人はいるかもしれません。

 

 

ただ、私が食事を終えてレジに向かうとき、

 

セルフレジには誰も並んでいませんが、

有人レジには10人ほどの列が出来ています。

 

別にセルフレジ使ってる私すごいでしょ?とかが言いたいのではないです。

 

なぜ10秒で会計を終える手段が目の前にあるのに、1分以上かかる列に並ぶのでしょうか。

 

本気で理解できないです

 

ちなみにセルフレジは、本当に10秒以内で会計が終わります。

有人レジに誰も並んでいなかったとしても、セルフの方が早いです。

 

  1. レシートをバーコードリーダで読み取る
  2. 「クレジットカード」か「電子マネー」か選ぶ
  3. 「iD」か「Edy」か選ぶ
  4. ICリーダにカードかざして終わり

 

手順を書いてて思いましたが「iD」か「楽天Edy」をみなさん持っていないとかなんですかね。

「Suica」が使えるようになれば少しは利用者も増えるかもしれません。

 

結局今のままだと、「有人レジに店員が立つ」と「セルフレジのメンテナンス」で2重業務になってます。

こうなると逆に、全体の業務量が増える悲しい事態です。

 

まだ導入されてからそれほど日が経っていないから、という理由もあるかもしれません。

 

それとも、根幹として現金で会計をしたい人が多数派なのでしょうか??

 

「すかいらーく」の思惑にもある通り、有人レジにいる店員の手が空けば、それだけ料理も早く届くし、注文を聞きに来てくれるのも早くなります。

 

セルフレジを使うことで、自分が受けるサービスもよくなるという視点を持ってもらえるといんですけどね。

 

 

みなさんは セルフレジ と 有人レジ どっち派でしょうか?

 

【読本】「神・時間術」によると最も質の高いブログ記事を書ける時間は決まっている

 

こんにちは イトカネです

 

みなさん集中して仕事が出来ていますかね?

学生の方であれば、集中して勉強ができてますか?

 

「お昼ぐらいになると眠くなってしまう」

「仕事終わり際になると効率が良くなる」

「締め切りが近くなると本気出して作業が進む」

 

こんなことを感じたことはありませんか?

特に最後なんか、いつも「もっと早くやっておけばなぁ」なんて何度も思ったりなんかして・・・

 

別にこれらは、あなたがサボりがちなわけでも、あなたの能力が低いわけでもないって知ってましたか?

 

ヒトの脳がそのように設計されてしまっているのです。

 

樺沢先生の「神・時間術」は上手な時間の使い方効率のよい仕事の進め方について書かれた良書です。

 

 

本を読む前、私はいつも次のことを考えていました。

  • もっと効率的に仕事がしたい
  • もっと自分の自由な時間を確保したい
  • もっと質の高い仕事を行いたい

みなさんも同じようなことを思ったことはありませんか?

きっとあるはずです。

 

効率的に仕事行うこと、質の高い仕事をすること

 

これらのカギとなるのは、いったい何だと思いますか?

 

答えは「神・時間術」に書いてありました。

 

集中 です。

 

集中して仕事に取り組むことで、仕事をより素早く、より高い質で終わらせることができます。

 

 

正直、そんなの当たり前じゃん!と思った人はいませんか?

私もそう思いました(笑

 

 

では、ためしに質問してみましょう。

 

  • あなたが最も集中できる時間は1日のうちどの時間帯ですか?
  • また、その集中時間は何分くらいですか?
  • その集中時間にいつもどんなことをやっていますか?

 

一点、私はこれらの質問にぱっとは答えられませんでした。

 

樺沢先生の「神・時間術」によれば、

最も集中できる時間に、最も集中力が必要な仕事をする

これが、1日24時間という時間を、最大限有効に使う方法だと述べています。

 

最大限とは、24時間以上という意味です。

つまり、私とあなたの1日に時間は、実は同じではないのです。

 

 

  • あなたが最も集中できる時間は1日のうちどの時間なのか・・・
  • また、その集中時間は何分くらいなのか・・・
  • その集中時間にどのようなことをすればいいか・・・

 

これらの答えが、この本には書かれています。

 

さらに言えば、自ら集中した状態を作り出すにはどうするかについても書かれてました。

 

好きな時に、好きなだけ集中出来たら最高じゃありませんか?

もう怖いものなしです。

 

 

「お昼ぐらいになると眠くなってしまう」

「仕事終わり際になると効率が良くなる」

「締め切りが近くなると本気出して作業が進む」

これらにてついて、「神・時間術」では、脳科学的に説明されています。

 

 

なぜ人には集中できる時とそうでない時があるのか?

自分が一番集中できる時はいつなのか?

集中できない時を、集中できる時に変えるにはどうすればいいのか?

 

「神・時間術」にはそんなノウハウも詰め込まれてました。

 

いうなれば、

「敵(集中を阻害するもの)を知り」

「己(自分が集中できる時間)を知れば」

「百戦(どんな仕事/勉強でも)危うからず」

ということです。

 

 

次に当てはまる方、「神・時間術」を読むことを強くオススメします。

  • 集中して作業に取り組む方法を知りたい方
  • 仕事や勉強の効率を上げたい方
  • 自分の自由な時間をたくさん持ちたい方

 

むしろ読みなさい。

 

 

ちなみに!

このブログ記事を書いている0時32分は、「神・時間術」によると最も効率が悪い時間帯です(笑

 

投資系の記事ばっかり読んでると、まるで日本人全員が投資をやっている錯覚になる!

 

こんにちは イトカネです

 

このブログに来ている方々は、やっぱり「お金」とか「投資」とかに興味があって来てくれてるんですかね。

 

たぶん当ブログ以外にも、「お金」や「投資」に関するブログとかニュースにも普段から目を通してる人もいるんじゃないかなーと考えております。

 

かくいう私もその一人です。

 

読んでてためになるブログやニュースサイトはブクマして定期巡回してます。

 

 

毎日のように、お金や投資に関する記事を読んでると錯覚してくるんですよ。

 

あれ?意外と投資やってる人って多いんじゃないの?

 

などとありもしないことを妄想してます。

 

特に投資系の掲示板なんか見てたりすると、そこで発言する人はみんな投資をやってる人なわけです。

なに、当たり前のこと言ってるんだろう?とか言わないでください。

 

でも、発言してる人の顔は見えないわけで、まるで自分の周りにいる人が「わーわー」言いながら投資について話してるように感じてきます。

 

私だけ?病気かな・・・( ^ω^)

 

 

まあ、私が病的な件は置いておくとして

 

色んな「お金」や「投資」の記事を読んでくると、結構不安になります。

それらの記事ではまさに十人十色な投資のやり方が語られているわけなので、

 

私の投資のやり方って間違ってないよね・・・

 

なーんて心配になっちゃいます。

 

私の投資を一言で言うと、

 「S&P500」と「米国株式高配当指数」に連動する投資信託を毎月買い続ける

というだけです。

簡単すぎて不安になるんですかね~(笑

 

何言ってるか分からんって人は、毎月Amazonで、同じ商品を、同じ数だけ買う様子を想像してください。

簡単すぎでしょ?

 

投資やってる方だと同じような心配ごと、ちらっとでも思ったことがあるんじゃないですかね。

 

そんなときってどうしてます?

うまい心の切り替え方があれば教えてほしいです。

 

 

一応私の場合は、この投資指針を決めた方のブログ記事を読みに行くことで、ちょっと安らいだりします。

ちなみに該当のブログ記事はこちらです。

growrichslowly.net

 

上の記事タイトルにもなっていますが、投資対象を問わず、なにかしら投資をしている方はもっと優越感に浸ってよいです。

 

 

ちょいと古い調査ですが、日本証券業協会の平成27年度 証券投資に関する全国調査(個人調査) を見てみましょう。

全国20歳以上の男女7000人への調査です。

 

これによると、株式を保有している人は全体の12%ほど、投資信託は8%ほどの人しか持っていません。

 

つまり今、投資を行っている私やあなたは、10人に1人の選ばれた人間ってことですね。

 

40人クラスなら、上位者4人に入ります。

採用倍率10倍の企業にだって合格できる逸材です。

 

なんか結構すごいことじゃないです??

 

ちなみに30歳未満だと、株式の保有率はもっと低くて5%ぐらいでした。

 

これ、個人的な実感としても結構合ってると思います。

周りの人に、投資やってるー?って聞いて、やってるよーって答えるのは大体20人に1人ぐらいなものです。

 

なので、20代で投資をやってる方は、さらに優越感に浸っていいと思います。

あ、油断や慢心はしちゃだめですよ?

 

 

さて、色々ぐだぐだと書いてきましたが、まとめると

  • 投資をしてる人はまだまだ少数派なので、自信をもって良い
  • 少数派であることで不安になったら、投資を始めたきっかけ記事をみて初心に帰ろう

です。

 

 

それではみなさま、よい投資ライフをお過ごしください

 

企業型確定拠出年金の普及でファイナンス教育がより重要になる時代が来る

 

こんにちは イトカネです

 

最近大手企業を中心に、確定拠出年金の導入が進められています。
より正確に言えば、確定給付年金から確定拠出年金への移行が行われている状況です。

 

他にもiDeCoの名称で「個人型確定拠出年金」の展開も進んでいます。

最近始めたよーという方も多いのではないでしょうか。

 

私の勤めている会社も、私の入社時は「確定給付年金」だったのですが、途中から「確定拠出年金」に切り替わりました。

 

移行の際には、全社員に対して某銀行員による2時間のセミナー、E-Learning教材の配布、社内への相談窓口の整備など比較的手厚いサポートをいただけたのかなと思っています。

 

でも、どれだけ丁寧に説明してもらっても社員自信に自分で学ぶ気がなければ、左耳から入って右耳に抜けていくだけです(笑

 

試しに、去年の4月に入社した新入社員をとっ捕まえて聞いてみました。

 

イトカネ「新入社員研修で、確定拠出年金についてなんか説明うけた?」
新入社員Aくん「カクテイ・・・なんですか?」

 

あ、これだめなやつだ・・・

 

もう一個ダメなところがあります。

社員がどんな商品を運用しているかの割合も見れたのですが、運用比率の7割以上が元本保証で運用されていました。

 

ここで誤解してほしくないのは、元本保証で運用している事自体は問題じゃないです。

 

問題なのは よく分からないからとりあえず元本保証でやっている という人が多いということです。

 

確定拠出年金の普及や、最近話題になっているつみたてNISAは、将来的な大きな変化の兆しになっていると考えています。

 

 

確定拠出年金とは投資である

とてもざっくりした説明なので、詳しくは知りたい方は他の方の記事を参照くださいね。

 

確定拠出年金とは

 税制優遇のついた・60歳まで引き出せない・投資の仕組み です

重要なポイントを点で区切っています。

 

確定拠出年金は投資です。
多くの日本人が毛嫌いしてやまない、あの投資ですよ。

 

ただし普通の投資と違って1つのメリットと1つのデメリットを持っています。

 

メリットは税制優遇があること

デメリットは60歳まで引き出せないこと

 

ここらへんの詳しい説明は省きますね。

 

ここで、認識していただきたいことは一つだけ。

確定拠出年金は、投資であるということです。

 

投資とはお金を使ったゲームである

投資とはなにか、という質問に応えられる方はいますでしょうか?

 

答えはきっと、その人の立場や考え方によって変わるものだと思います。

 

こういう言い方をすると人によっては反発される方もいるかもしれませんが、私は投資はお金を使ったゲームだと思っている人です。

 

お金を原資として、より多くのお金を稼ぐゲームです。

 

ゲームなので、そこにはルールがありますし、勝つための戦略もあります。

だけどそれと同時に運の要素もあったりします。

 

麻雀とかをイメージしてもらえると良いかもしれません。

麻雀には、ルールがあり、戦略もあり、運の要素もあるどれだけ高い点を取れるか?というゲームです。

 

投資も同じです。

投資で高い点を取りたい(お金を増やしたい)と思ったら、ルールを理解して、戦略を立てて、運を味方につけるしかありません。

 

しかし麻雀でそうであるように、正しい戦略を身につけて、試行回数を重ねれば、運の要素を大きく減らすことができます。

 

正しい戦略と試行回数を重ねることのどちらもが大事です。

 

運が絡むゲームの1回勝負では、その道のプロが全くの初心者に負けることは往々にしてあるのですから。

しかし何度も回数を重ねることで、成績には大きな差が出てくるのです。

 

確定拠出年金が投資だとすると何が問題か

ここまでの内容をまとめると以下のとおりです。

  • 確定拠出年金が投資であること
  • 投資はお金を使ったゲームであること
  • 投資では、ルールの理解、正しい戦略、試行回数を重ねることが重要であること

 

以上のことから言えるのは、確定拠出年金をうまく扱うにはルールの理解、正しい戦略、試行回数を重ねることが必要だと言うことです。

 

しかし残念なことに、会社で初めて確定拠出年金という言葉を聞いた人はルールの理解も、正しい戦略も見つけられません。

 

ルールも知らず、戦略も立てていない人がゲームをすれば、言い方は悪いですがカモにされるだけなのは明らかです。

 

しかも追加で残念なことがありました。

 

企業の確定拠出年金では、毎月自動で一定額が積立てられます。

言い換えれば 試行回数を重ねること が強制的に行われている状況になっています。

 

ゲームで、カモが試行回数を重ねれば待っていのは・・・お分かりですね?

 

元本保証が安全だと思っているのは幻想

はじめに私の会社の状況をお話しましたが、ほとんどの社員が元本保証で運用しています。

 

問題なのは元本保証で運用している事ではないです。

彼らが、元本保証で運用するメリットとデメリットを何も理解せずに運用してしまっていることが問題なのです。

 

つまりルールも、戦略も理解せずに投資というゲームに参加している参加者にほかなりません。

 

いやいや、元本保障じゃないと積立てたお金が減っちゃうでしょ?

中にはこのように言う方もいらっしゃいます。

 

きちんとルールと戦略を理解した上で、このように発言されている方も大勢いると思います。

でも大抵の人は 元本保証は元本が減らないので安全だ というなんの根拠もない妄想からこのように考えています。

 

彼らはお金が減ることこそが最大のリスクだと考えているので、一見するとお金が減らない元本保障を盲信しています。

 

・・・

 

個人的には元本が増えないことこそ、大きなリスクであると考えています。

 

なぜなら、日本経済が長期的には成長すること、つまり長期的にはインフレ方向に経済が進んでいくことを考えているからです。

 

例えば、今後の40年の平均インフレ率が1%ならば、今日の100万円は40年後には約68万円の価値しかありません。

 

いやいや、日本経済はいまが最高の状態だ!!

これから長期に渡って、少なくとも自分の寿命までには衰退する流れに違いない、という方は元本保障でいいです。

 

このように考える方は、ルールを理解して、戦略を立てているので全くもって正しい姿だと思います。

 

あるいはすでに定年間近であり、運用できる期間が短い方も元本保障でいいでしょう。

彼らは試行回数を重ねることでができないので、ゲームの立場としては不利なのです。

 

重要なのは、ルールを理解して、戦略を立てて、長期に渡ってゲームに参加し続けることです。

 

日本のファイナンス教育について

ここからは個人的な考えです。

 

確定拠出年金をネタにさんざん周りの同僚をこき下ろして来ましたが、実のところ彼らの理解が及んでいないのは仕方がない事だと思っています。

 

なぜなら、学校・親・友人のいずれでも、誰も彼らにお金や投資について教えてくれなかったからです。

日本人がお金について学ぶには、自分で勉強するしかありません。

 

いままでは、お金について何も知らなくても生きていくことができました。

それは国や会社が「あなたの退職後や老後の面倒を見ますよ〜」と言ってくれていたからです。

 

しかし、悲しいかな。

すでに時代は変わってしまいましたし、いまも刻々と変わりつつあります。

 

過去の日本では当たり前であった、終身雇用を保証してくれる企業はどこにもありません。

国民年金の給付額や給付開始年齢は、改悪の一途を辿っています。

 

これからの日本では、自分のお金の面倒は自分自身で見なくてはいけない時代になっていくはずです。

そのためには、自分でお金について勉強を学ぼうとする意識が必要です。

 

確定拠出年金や、今年の2014年から始まったNISA制度が、最近日本でよく話題に上がるようになってきたことが、その兆しであるように思います。

 

・・・

 

自分でお金の勉強をした方がいいと思う理由がもう一つあります。

 

それは、国や政府のスタンスです。

基本的には国や政府は、国民のファイナンス知識はある程度はあったほうが良いけど、できれば低いほうが良いと思っているはずです。

 

なぜならそのほうが、税金を沢山集められるから。

 

国や政府は、表向きは国民の生活をより良くしたいとか言ってますが、本音のところは国というシステムを維持させることを考えています。

 

国というシステムは巨大です。

巨大なシステムの維持には、膨大なコストがかかるので、そのためにより多くの税金が必要です。

そしてそのコストは膨らむ一方です。

 

なので、仮に国民にファイナンス教育を施すにしても、国にとって都合のよい教育方針になると思います。

 

ご自分の身を守るためにもまずは一歩、お金の勉強をすること意識されることをオススメします。

 

 

ご意見ご感想ありましたら、コメントよりお願い致します。

 

お店のレジで現金が引き出せる「キャッシュアウトサービス」とは何か

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こんにちは イトカネです

 

何度か先送りにされていましたが、2018年4月より「キャッシュアウトサービス」というサービスが実施されるようです。

 

これは、

デビットカードでお買い物する際に、買い物代金と引き出す現金の合計金額を口座から引き落とし、お買い物商品と現金を同時に店舗レジ等で受け取ることができるサービスです

 

引用:J-Debit「キャッシュアウトサービス」の取扱い開始について

 というサービスです。

 

つまりキャッシュカードを持っていれば、銀行やATMに行かなくても、その辺のスーパーのレジでお買い物と同時に現金を補充できます。

 

今日はそんな「キャッシュアウトサービス」についての記事です。

 

 

サービスの概要

冒頭で書いたとおり、「キャッシュカードを使って小売店のレジなどで現金を口座から引き出せるサービス」です。

 

手順としては次のような感じです。

 

1.お店で普段通り買いたいものを選ぶ

2.例えば商品の合計が3千円で、現金で1万円引き出したいとする。

3.レジで「支払いはデビットで、あと1万円キャッシュアウトで」と伝える

4.暗証番号(数字4桁)を入力し、商品と現金1万円を受け取って終わり

 

キャッシュアウトサービスは、米国や欧州では割りと普及しているサービスのようで、日本でも2015年あたりから導入を検討していました。

 

いろいろと議論を重ねた結果、今年2018年の4月より実施されます。

 

地方などで銀行やATMが少なかったり、ATMの操作がおぼつかないご高齢の方の利用などを利用者として想定しているようですが、果たしてどこまでニーズがあるのか・・・

 

いまうちに、考えうるメリット・デメリットをまとめておきましょう。

 

メリット

銀行やATMに行かなくても現金が手に入る

地方などでは、まだまだ銀行やATMが少なく、とっさに現金を引き出したいときにちょっと面倒だったりするようです。

それが、近所のスーパーで可能ならば一定のメリットはありそうです。

 

あとは、自分の持っている口座のATMが中々見つからない場合とかでも重宝はしそうです。

 

他には、現状は小売店だけのようですが、宅配便受取りと同時に「キャッシュアウト」できるシステムも構想としてはあるようです。

 

小さい子供がいて家を離れられない、足が不自由で外に出るのが辛いなどの場合には、自宅にいながら現金を補充できるという利点もあるかもしれません。

 

キャッシュレス社会の促進

現金の引き出し口を増やすというのは、昨今のキャッシュレスの流れの逆を行っているように一見すると見えるかもしれません。

 

ただレジで現金を引き出されるならば、今までは

  1. キャッシュカードを使ってATMで現金を引き出す
  2. 引き出した現金で買い物をする

という流れだったのを

  1. キャッシュカードを使ってレジで買い物しつつ、現金を引き出す

という使い方をしてくれる利用者で増えてくれるかもしれません。

 

普段の買い物は、デビットカード/クレジットカードなど現金以外で済ませつつ、冠婚葬祭などの行事だけで現金を使用するという人が増えてくれば、キャッシュレス社会へ一歩進みます。

 

 

もちろん、冠婚葬祭なども全て電子決算できるのが個人的には理想ですが、現状では高望みでしょう。

 

ひとまずは、現金ではなくカードを使って買い物をすることに慣れてもらうことが第一歩だと思います。

 

デメリット

手数料は誰が負担するか

引き出しに伴う手数料を小売店が負担するパターンと、銀行が負担し小売店にマージンが入るパターンがあるようです。

 

後者の場合は、買い物の際に店員から「キャッシュアウトしますか?」みたいに積極的に聞かれることもあるみたいです。

だって、そのほうが小売店が儲かるから。

 

もしこれが私たち利用者負担だとすると、ちょっと嫌な感じです。

サービス利用時に手数料を支払うだけならサービスを使わなければいいだけですが、クレジットカードのように各商品に手数料が組み込まれる形だと避けようがないです・・・

 

現金管理のリスク

現金引き出しに備えるには、ある程度小売店で現金をストックしておく必要があります。

これは、盗難や強盗などのリスクがとても高くなります。

 

どのような防犯対策が考えているのかはちょっと分かりませんでした。

 

ただ何かしらの対策をするとなるとそれだけ小売店/レジの作業が増えることになります。

それに伴ってレジの回転率が落ちたりすると、消費者にとっても、お店にとってもデメリットなので上手い方法を考えてくれることを願っています。

 

本音を言うと、こんなサービスより、Amazonが米国で試している無人レジ(AmazonGo)のような取り組みに力を入れてほしいです。

 

 

他にも「こんな使い方いいんじゃない?」とかあればコメントで教えてもらえるとうれしいです。

 

 

古いPCのHDDを再利用するときボリューム削除でエラーになる場合の対処

 

こんにちは イトカネです

 

先日、古いノートパソコンを処分したときに、HDD(1TB)がまだ使える状態だったので、新しいPCの外付けとして再利用しました。

ただ、フォーマットするときに、ボリュームの削除で以下のエラーが出てしまい、解決にちょっと手間取ったので手順を書いて置こうと思います。

 

エラー「パラメータが間違っています。」

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これから同じような作業をする方、お家のどこかにHDDが余っている方のご参考にでもなれば幸いです。

 

用意したもの

 

変換ケーブルは1000円ぐらいの一番安いやつで問題ないです。

あとは、データ転送用と電源供給用でUSBケーブルが別れていないものが嵩張らないくておすすめです。

 

1点注意としては、変換ケーブルを購入する際は、使用するHDDのサイズ(2.5インチか3.5インチ)だけ気をつけましょうね。

 

Step1. まずはつないでみる

まずは、ノートパソコンに変換ケーブルを使ってHDDを接続します。

ここでは、特に設定は不要で、つなぐだけでドライブとして認識されるはずです。

 

認識されたかどうかは、以下のいずれかの手順で確認しましょう。

 

Windows10未満の場合

 スタート > コンピュータ(PC)で右クリック > 管理 > ディスクの管理

 

Windows10

 Windowsキー + X > ディスクの管理

 

以下の画像の場合、ディスク2が新しく接続したHDDになっています。

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Step2. ボリュームの削除

次に、外付けHDDとするために一旦HDDの中身を空っぽにしておきましょう。

ディスク2は、プライマリパーティションや回復パーティションといういくつかのパーティションに分かれています。

 

パーティションとは、記憶領域(HDD)を用途に応じて、仕切りを設けている感じです。

本棚に例えるなら、出版社やジャンルごとに本を整理しているイメージですね。

 

試しに左から4つ目の65GBのプライマリパーティションを削除を試してみました。

 

「削除したいパーティションで右クリック > ボリュームの削除」

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確認メッセージが出るので、「はい」を押す

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ここで冒頭のエラー!!

「パラメータが間違っています。」

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エラーの詳しい原因は不明ですが、以降の手順で解消出来たので、同じ事象の方は試してみてください。

 

Step3. エラーの対処

まず、コマンドプロンプトを管理者権限で起動します。

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コマンドプロンプトが起動したら、「diskpart」コマンドを実行してください。

その後、「list disk」で新しく接続したディスク2が表示されていることを確認しておきましょう。

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次に、「select disk 2」でディスク2を選択します。(数字は環境ごとに変えてください)

一応「list partition」でパーティションまで認識されているか確認できます。

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ディスク2を選択したら、「clean」でディスクの状態を完全に初期化します。

間違っても、いま使用しているディスクを選択していないか注意してください!

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Step4. 領域の割当

ここまでの手順がうまく行っていれば、「ディスクの管理」で下のように「未割り当て」の表示となるはずです。

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あとは、未割り当てとなっている部分で右クリックし、「新しいシンプルボリューム」を選択します。

このあと色々聞かれますが、分からなければすべてデフォルトのままでOKですよ~

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無事に割り当てが終われば、作業は終わりになります。

お疲れ様でした!!

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ということで、HDDの再利用手順でした。

再利用以外でも、HDDしか積んでおらず処理が遅いノートパソコンに、SSDを外付けして処理速度を上げたーいなんて場合でも同じようにできるはずですので、機会があればやってみてはいかがでしょうか。

 

2017年度の資産運用振り返り

 

こんにちは イトカネです

 

一日遅れですが、みなさま、あけましておめでとうございます。

今年はとうとう平成30年!

 

平成という年号が使われるのも、今年で最後ですかね。

一体次の年号は何になるのか・・・

 

個人的には、年号という制度なんてなくしてしまうのが一番良いと思っています。

年号のメリットなんて何一つない、むしろデメリットのほうが多いぐらいでしょう。

 

きっと年号が新しく出たタイミングで、お客さんのシステムの移行作業が・・・

 

・・・

 

それはさておき

 

2017年も終わったことですので、昨年の資産運用の状況を振り返ってみたいと思います。

そこで改善点が見えれば、2018年にフィードバックしていきたいです。

 

月ごとの収入、支出、資産

家計簿をつけ始めたのが、2017年の6月からのため、5月以前のデータはありません。

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青が収入で、赤が支出となっており、収入と支出の差を純資産とみなしてオレンジ色で表現しています。

この純資産が、毎月の投資活動の原資になります。

 

グラフから見て分かる通り、すべての月で純資産がプラスとなっているので、家計(収入と支出)のバランスはひとまず問題なさそうです。

 

次に、緑の預貯金増加額を見てみます。

これは、毎月の純資産から投資に回したお金を差し引いた額になっています。

 

ボーナス月である6月と12月を除くとマイナスが大きいことが見て取れます。

私の理想としては、ボーナスを含めずに年間の預貯金増加額がプラスになるラインを目指していますので、2018年は改善が必要です。

 

支出性向、投資性向、預貯金性向

年間での支出性向、投資性向、預貯金性向を見てみます。

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こちらも2017年6月以降のデータとなっています。

支出が約半分となっており、それ以外の投資、貯蓄がもう半分を占めています。

この支出には、年金・税金などの可処分でない部分も含んでいます。

 

収入の内、約40%を投資に回すことができていることがグラフから分かります。

特に何%!と目標を決めていたわけではないですが、感覚としてはもうちょっと頑張りたいかな~と言ったところです。

 

預貯金にも10%回していますが、比率としても、額としても多すぎるように思えるので、1月の投資額を増やすことで対応しようと思います。

 

投資と預貯金を合わせて約50%なので、世間一般の家計と比べても、それなりに節約できているのではないかと考えております。

まあ、どこかのよよよさんに比べればまだまだですけどね(笑)

 

また、グラフはないのですが、毎月の名目ごと支出で最も多いのは、趣味・娯楽費が圧倒的でした。

このあたりを削ることが、更なる黒字家計としての目標になりそうです。

 

【家計状況】2017年12月

 

こんにちは イトカネです

 

とうとう大晦日

みなさんにとって今年はどのような一年だったでしょうか。

 

いつもと変わらない一年だった、○○という大きなイベントがあったよ、など様々な方がいらっしゃるかと思います。

 

私としては

  • 会社の部署異動があった
  • ブログを始めた
  • 資産運用を始めた

など、結構大きめの出来事があったんじゃないかなーと感じております。

特に資産運用は、今後数十年の人生に関わる転換期とも言える出来事でしょう。

 

まだ初めて一年も経っていないのに、印象が強すぎてもう何年も続けているような感覚に陥っております(笑)

 

 

 

収支内訳と資産増減

 

2017年12月の収入と支出の内訳です。

この表は、実際に財布や口座から現金が移動したものを記載しています。

つまり、クレジットカードによる支払いは分は、先月分のものを記入しています。

 

2017.12 損益計算書(PL)

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総括

純資産(収入から支出を引いたもの)は、+487,812円でした。

ファイナンス的には、純資産とは資産から負債を引いたものですが、他に適した言葉が思いつかなかったので見逃してくださいね!

 

また先月の家計状況から、現金比率が高すぎることがわかったので、今月は投資信託の買付け額を40万円にしています。

 

それにより、今月の現金・預貯金の増加額は+82,668円となっています。

 

仮に賞与を含めないとしても、5万円の純資産増加なので家計の状況は問題なしと判断しました。

 

以下は、いくつか項目ごとの分析です。

観点としては、先月分との乖離が大きい項目とその理由、またその乖離は来月以降も続くかどうかです。

 

収入 - 給与と賞与

給与は、手取りではなく額面となっているのに対して、賞与は保険や税金を差し引いた手取り額となっています。

 

理由は単純で、賞与明細を取ってくるの忘れてしまいまいた・・・(汗

 

なので、保険料や税金は給与に掛かる分のみで、先月とほぼ同額となっています。

本来は、給与と賞与の合算の保険料・税金を記載するつもりでした。

 

収入 - 代替払い受取

両親のPCや日用品を代わりに購入したり、飲み会の会費をまとめて払ったりした分について、現金で頂いた額を計上しています。

 

もちろん支払った分は、今月の支出か来月の支出欄に計上されるため、家計としてはトントンとなる見込みです。

 

固定支出 - 通信費

携帯とインターネットの契約料の合算になります。

 

実は先月と比較して、約1万円増えてしまっています。

理由は、先月スマホを新規に買い替えたときに、もともと使っていたスマホの本体代が残っており、これを一括で払ったためです。

 

なので来月は、1万円程度になる見込みです。

 

変動支出 - 交際費

おそらく今年で一番高くなっています。

 

理由はご察しですが、忘年会/飲み会がたくさんあったからですね(笑)

まあ、たくさんと言っても5回ぐらいなので、もっとやられてる方はいるのかなーと思います。

 

普段は、数カ月に一度あるかないか程度なので、シーズンモノだと思ってよいでしょう。

 

変動支出 - 趣味/娯楽

上で書いていますが、新調したスマホの本体代を一括で支払ったため、いつもより高くなっています。

 

  

資産の状況

2017/12/31 時点でのイトカネ家の貸借対照表です。

 

上の損益計算では、現実のお金の移動を見ることができますが、貸借対照表では未来のお金の動きを見ることができます。

 

2017.12 貸借対照表(B/S) 

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先月は、資産全体に対して約55%が現金・預金または定期預金となっていました。

これは多すぎるということで、今月は少し有価証券を買い付けて比率を変えています。

 

(1,206,873 + 1,200,000) / 5,901,539 = 約41%

 

約14%を、有価証券に回しました。

ただ、これでもまだ現金が多すぎます。

 

この先は、定期預金を解約して有価証券を買い付けたほうが良さそうです。

ただこの定期預金は祖父が私名義で残していただいたものなので、私の父の手前おいそれと投資に回せないという裏事情があったりします。

 

※父親世代に資産運用の重要性を理解してもらうのは、中々骨が折れますよね(笑)

 

仮に、現金・預金だけで見れば資産の約20%ので、まあ妥当なところかな・・・という感覚です。

ここまで計算しておいてあれですが、現金は比率で見ないで、何ヶ月分の生活費があるかで見た方いいかもしれませんね。

 

個人的には、独身であれば3ヶ月分もあれば次の仕事を見つけるなりで、十分なのかなと思っていますが、人それぞれですよね。

 

 

ご意見、ご感想があればコメントよりお願いいたします。

 

【雑記】母親がつみたてNISAの新聞記事を読んでたので、水瀬さんの本を渡してみた

 

こんにちは イトカネです

 

 

とうとう年の瀬

みなさん今年一年お疲れ様でした。

 

業種によっては、年末年始も仕事があるという方もいらっしゃるかもしれませんが、ひとまず一年の締めということで、ご挨拶させていただきます。

 

さて

 

ありがたいことに、私の会社では年末年始はお休みをいただけるので、昨日から実家の方に帰ってきております。

 

昨日の夜に実家に着いてコタツで一息ついてると、母親がこんなもの読んでました。

(写真撮るのがの下手ですみません・・・)

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イトカネ「なんでそんなの、読んでるの?」

母「なんかNISAって聞いたことあるなーって思って、気になっただけー」

イトカネ「ふ〜ん」

 

上記は読売新聞の一面ですが、一般NISAとつみたてNISAの違いについて、対話形式でざっくり書かれています。

ざっと目を通した限りでは、よくまとまっている良い記事だと思いました。

 

ただ、前提となる読者は、すでに投資をやっているけど、NISAっていまいちよく知らないな、という人だと感じます。

断っておくと、この前提自体は全く問題ないです。

 

 

問題なのは、うちの母が、投資なんてやったこともないし、ほとんど何も知らない人間だということです。

そんな母がこの新聞記事でNISAについて学ぶのはちょっと難しいような気がしました・・・

 

 

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イトカネ「おい母よ。こいつをやるから読んでみなはれ」

 

 

上記の水瀬さんの「お金は寝かせて増やしなさい」は大変素晴らしい本です。

【読本】「お金は寝かせて増やしなさい」はインデックス投資普及の最後にして唯一のピース

 

ただ、私がこの本を読んだときはすでに「インデックス投資」についてそれなりに理解している自負がありました。

実際、本の多くの部分は自分の理解を再確認できるものでした。

 

対して、母は投資について全く知りません。

にもかかわらず、今回あえてこの本を母に勧めたのは、

 

Q. 「お金は寝かせて増やしなさい」は投資を全く知らない人間が読んでどの程度理解できるのか?

 

というのがちょっと気になったからだったりします(笑)

 

 

母が抱いた疑問とそこへの回答

まだ全て読見終わったわけではないですが、母に質問された内容と、私が答えた内容を書いておきます。

偏見なしの、素直な疑問ばかりなので自分の勉強し始めたころを思い出しました。

 

ご家族や投資を知らない友人とかに説明をするときは、だいたい以下の項目に気をつけてれば良さそうです。

 

Q1. 投資って損することもあるんでしょ?

もちろんYES!

 

でも損をしない方法もある。

それは、損(含み損)になっても続けること

 

実際水瀬さんも、リーマンショックなどで、資産が積立元本の半分程度になった時期があったんだよね。

で、そこで投資をやめてしまった人は損をした人たちで、ペースを変えずに積立続けた水瀬さんは現在大きなプラスになってる。

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水瀬ケンイチ 「お金は寝かせて増やしなさい」 より引用

 

Q2. 投資信託って何?

本には以下のように書いてあります。

投資信託とは、私たち投資家から集めたお金をひとつの大きな資金としてまとめ、運用の専門家が株式や債権などに投資・運用する金融商品です。

 

母「何言ってんのか全くわからん」

イトカネ「最近レタスが値上がりしたとか言ってたじゃん?要はあれよ、投資信託=野菜の詰め合わせセット」

イトカネ「野菜で葉物が高い時、根菜が高い時みたいな感じで、株でもIT系が高い時とか、食品が高い時みたいにまちまちなんだよね」

イトカネ「これを詰め合わせセットとして色々買って置くと、全体の値段(価額)がゆったりになるわけよ」

母「んんー、なんとなくはわかったかも?」

 

Q3.そんな美味い話はないでしょ(曲解:よくある詐欺本じゃない?)

イトカネ「そう思う気持ちもよくわかるけどこれは違うんだよ〜」

母「詐欺師はみんなそう言うよね?」

イトカネ「こればっかりは、本を読んでもらって納得してもらうしかないなぁ」

 

うまく返せなかった・・・悔しい!

 

Q4. お金を持ってる人しかできないんでしょ?

今は、100円から投資ができる時代やでー(本に書いてあるけど)

まあ、100円を投資することに意味があるかは別だけどね・・・

 

Q5. ネットでしか買えないの?(ネットの使い方が分かんない・・・)

ネットを進める理由の一番は、メガバンクなんかより手数料が安い場合が多いから!

もちろんメガバンクでもできないことはないけど、手続きが面倒だったり、勧誘がうざかったり色々不都合があるんだよね~

 

Q6. なんでインデックス投資って広まってないの?

イトカネ「インデックス投資が広まると大手銀行の儲けが減るからだよ」

母「なにそれひどい」

 

Q7. 私(母)の退職金でちょっとやった方がいいの?

やる必要はまったくない!

 

結局資産運用は、将来のお金に不安があるからやるわけで、あなた(母)みたいに特に不安がなければやる必要はない!!

※親の資産状況はざっくり把握してますが、羨ましいくらい余裕です。

 

・・・

 

まとめ

名著「お金をは寝かせて増やしなさい」を投資を全く知らない人間が読んでもらうときには、すこし補足説明が必要そうではある。

もちろんコレ自体は、本のターゲット層的には予想していたとおりなので、問題なし。

 

でも、読んだ人が疑問に思うようなことへの答えは、ちゃんと書いてある!

 

「よくある詐欺本じゃないか?」という疑問に一発で納得してもらうような答えは、ぱっとは出なかったのが悔しい・・・

 

 

 

ご意見、ご感想あればコメントよりお願い致します。

 

【資産運用】私が個別株の取引をしている3つの理由

 

こんにちは イトカネです

 

私は毎月の給料日に、以下の内容で投資信託の買い増しを行っています。

  • 【買付額:5万円】iFree S&P500インデックス 
  • 【買付額:5万円】野村インデックスファンド・米国株式配当貴族(Funds-iフォーカス米国株式配当貴族) 

 

買付額の合計は月10万円なので、NISAの年間上限である120万円ピッタリマッチするため無駄がないです。

 

さて

 

私のメインの資産運用は、上記の投資信託の買付ですが、これとは別に国内個別株の取り引きもしていたりします。

個別株の取引きをしている理由は、もちろん利益を出したいというのもありましたが、今ではそれは、本来の目的ではなくなりました。

 

取引を何度かやっているうちに、もっと別の効果が期待できることに気づいたのです。

 

 

自分の性格を改めて理解した

実は、自分はとても飽きっぽい性格だったりします。

 

何か一つのことを続けようと思っても、あんまり長続きしません(笑)

 

仕事でも同じような作業ばっかりだとすぐに飽きて、勝手に別のことやったりしてます。(みんなはマネしちゃだめですよ?)

もちろん別のことと言っても、ぎりぎり業務に関わることだったりします。

自分はIT社畜マンなので、新しいOSS触ったり、新しい言語触ったりとかそんなんです。

 

閑話休題

 

対して、インデックス投資というものはとても退屈な投資手法です。

どれくらい退屈かというと、証券口座には年に1回アクセスすればいいぐらい退屈です。

もしかしたら、年に1回よりも少なくていいかもしれません。

 

 

さて

 

私の飽きっぽい性格とても退屈な投資手法が合わさるとどうなるか。

火を見るより明らかです。

絶対、購入する投資信託増やしたりとか、アクティブ投信に手を出したりだとか、余計なことしかしないと思います。

というか、今年の頭には実際そんなことばっかやってました(笑)

 

自分の厄介な性格を再認識できたわけなんですよね。

 

投資作業に 退屈さを覚えないための 個別株取引だったりします。

 

リスク許容度は自分が思ってるより低いんだよ

リスク許容度とは、自分の投資資産が何%まで下落しても売却せずにそのまま投資を続けられるかのライン決めです。

このラインは、人によって大きく異なります。

 

 

よくインデクス投資をされている方や、勧められている方は、

「リスク許容度はとても重要」

「リスク許容度は想定より低めに」

などと言ってくださっています。

 

もちろん、リスク許容度は大事です。

大事ですが・・・

 

自分のリスク許容度なんて、実際に経験しないと分かんないです

 

実際私が初めて個別株で損を出したときなんか、マイナス1万円も行っていないのに、めっちゃ狼狽えましたし(笑)

 

でも、人間て簡単に慣れるものなんですね。

今はいくらマイナスになろうが、あらかじめ想定したラインまでなら、まったく気にならなくなりました。

 

 

もしインデックス投資をされている方で、個別株を購入したことがない方は一度やってみることをオススメします。

もちろん、購入額(1株単価×最低単元)が安い株で問題ありません。

 

きっとあなたが自分で思っているより、少しの損で動揺してしまうのではないでしょうか。

 

ルールを守る習慣を身に着けたい

これは最近になって思ったことですが、

 

自分で決めたルールに順守するのってすごく難しい!!

 

インデックス投資を実施されている方なら、大抵は以下のルールを決めることになると思います。

  • 毎月、〇円分XX投資信託を購入する
  • どれだけ下落しても、売却しない!
  • どれだけ利益が出ても、売却しない!

 

これは上のリスク許容度の話にも関連しますが、「どれだけ下落しても、売却しない!

」というルール守れそうですか??

私は、自信をもって「はい!」と言える・・・かなぁ ぐらいの感覚です(おい)

 

 

あとは逆にめっちゃ利益出てるとき

例えば世界経済絶好調で、1年で資産2倍とかになったときに、売らずに我慢できるかどうか。

 

「今天井だろうから、ここで売って下がったときに買いなおせばもっと利益が出るかも・・・」

 

という甘い考えに流されずにいられるでしょうか。

 

 

このブログでも何回か言っていますが、投資で最も大事なことは、自分で決めたルールを守れるかどうかです。

 

でも、下落したときや、高騰したときに自分のルールを守れるかどうかは実際にその時になってみないと分からないものですよ。

 

ただ、鍛えることはできると思ってます。

そのための個別株取引です。

 

ルールは何でもいいですが、簡単なのは損切りと利確のライン決めだと思います。

あらかじめ、損切りライン/利確のラインを決めておいて、ひたすら機械的に取引を行っています。

重視すべきは、利益が出たかではなく、ルール通りに行動できたかどうかだけ

 

いかにルールを順守することが難しいかを 絶賛体験中 です。

 

問題はこれが、果てしなく積みあがった投資信託で通用するかどうかですね。

額が大きいと、それだけインパクトもきっと一塩ですから・・・

 

 

ご意見、ご感想あればコメントよりお願いいたします。