ITとお金と何某と

某IT企業社畜が、資産運用と気になったITネタをつぶやきます

【読本】僕たちはいつまでこんな働き方を続けるのか?

 

こんにちは イトカネです

 

突然ですがみなさん。

 

今の給料に満足されていますか?

 

  • 十分満足している
  • 全然足りない
  • そもそも働いていない(笑)

 

十分満足しているという幸せな方は、この記事を読む必要はあんまりないかもしれません・・・

そもそも働いていない方は、まあ生き方は人それぞれですよね!

 

 

さて、私も含めてですが、2つ目の「満足していない」と答える方がいまの日本では多いんじゃないか、と思っております。

 

もしあなたが、今の給料に満足していないというならば!

それは、あなたの欲求が高いわけでも、会社があなたを不当に評価しているからでもありません。

ましてや、日本経済が不況なわけでもないのです。

 

 

なぜあなたは今の給料に満足していないのか?

 

その答えは、コチラの本にかかれています。(ダイレクトマーケティング)

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友人に勧められて読みましたが、すごくためになりました。

まさに今、私が考えていること、知りたい知識の基本が盛り込まれている素晴らしい本になっています!

 

この本では、主に

  • あなたの給料がどのように決まっているのか
  • 給料を増やすためにはどうすればいいか

について、とてもわかり易く書かれています。

「給料を増やす方法」というのは、巷でよくある「ネットビジネスで一千万稼ぐ」とか「不動産で不労所得を得る」とかいう怪しい類のものではありません。

 

 

もっと

 

給料とは、そして労働とは一体何なのか?

 

という本質を見極めた上で、給料を増やし、労働を減らすための考え方について書かれているのです。

 

ひとつ注意としては、この本を読んでもあなたの給料がいきなり増えることはありません。

それはこの本が、お金稼ぎのノウハウ本ではなく、より多くのお金を稼ぐための哲学本だからです。

 

 :

 

ちょっと脇道にそれますが、本のレビューをするのって難しいですね。

内容を語らなすぎても感動が伝わらないし、逆に内容を書きすぎると著者の方に申し訳ない気持ちになったりします。

 

 

この本で書かれていること

あえてここは、本の折込部分を紹介してみます。

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みなさんは上記の質問に 論理的に 答えられますでしょうか。

ぜんぶ「そういうものだから」という答えに納得はしていないでしょうか。

 

もちろん私も、なんとーなく、雰囲気ではわかっているつもりでした。

でも他人に論理的に説明できるかと言われると無理です。

この本を読み終えるまでは!

 

上記の質問に対して、この本では「資本論」「経済論」「心理学」などの学問の観点から、論理的に説明をしています。

論理的ではありますが、まったく難しくなく、イラストを交えて大変わかりやすく書かれている点が高評価です。

 

 

あまりに内容を説明しなさすぎるのもあれなので、すこしだけ本の中身を引用しつつ紹介させていだきます。

 

なぜあなたは今の給料に満足していないのか?

記事の最初に、みなさんに投げかけた質問です。

 

もちろんこの答えについても、本の中で論理的に書かれています。

ただ、すべてを説明すると、ただの複製になってしまうのでポイントと流れだけ転用させていただきます。

 

 

ときおりインターネットなどで、年収1,000万円の方々に生活に余裕があるかについての質問がされているのを見たことがあるでしょうか。

彼ら、彼女らは大抵こう答えます。

 

「困窮はしていないが、余裕もない」

 

これを聞いてあなたはどう思うでしょか。

彼らが贅沢ばかりしているから、あるいは余計なものにお金を使っているから、余裕がないのでは?と、ちらっと考えたりはしませんでしょうか。

 

わたしはちょっとだけ思ってしまいました(笑)

 

もちろん、贅沢をしている人もいるかもしれません。

 

しかしこの本では、そうではないと!

彼ら、彼女らは会社から給料として1,000万円貰っているから、生活に余裕が無いのだと説いています。

 

どういうことなのでしょうか。

 

これを理解するには、給料の額がどのように決まっているかを知る必要がありました。

つまるところ、給料とは

明日も同じように働くために必要な経費のみ

 

「僕たちはいつまでこんな働き方を続けるのか?」 p.41より引用

を提供しているからだと言っています。

 

つまり年収が1,000万円の人には、明日も1,000万円を稼ぐために必要な経費が給料として支払われているということです。

もちろん、年収600万円の人には、600万円の必要経費が払われているということでもあります。

 

これは言い換えれば、会社員でいる限り、年収(収入)と必要経費(支出)の差額は常に0であるということです。

 

これが、会社で働いている限り、今の給料に満足できない理由です。

どれだけ努力を重ねて、どれだけ成果を出して、たくさん給料が増えてもあなたの手元に残るお金は常に0なのです。

 

 

いかかでしょうか。

ちょっと、ぐっとくるものがありませんでしたか?

 

上の私の説明は、大事なポイントをいくつか省略してしまっています。

木暮先生の本ではもっと詳しく、もっとわかりやすく書かれているのでご安心ください。

 

 

今の「働き方」に納得ができない方は、この本を読まれることをオススメします。

きっと、なぜ納得できないのか?を論理的に理解することができると思いますよ。

 

 

 ご意見、ご感想があればコメントよりお願いいたします。