【株】はじめてストップ高経験したので、思ったこと書いておく
こんにちは イトカネです
一昨日、投資を始めてから初めての保有株がストップ高となる経験をしました。
私は、今年から株式投資を始めた言わばペーペーです。
投資経験0年、これは人生に例えるなら0歳児といったところでしょうか。
このブログに来てくださっている皆さんには、イトカネいつも頓珍漢なこと書いてるなーなどと思われているかもしれません。
そんなときは、言葉も覚えてない0歳児の、わけわからん喚き声程度だとでも考えてもらえると精神衛生上いいかもしれませんね(笑)
それでも。
言葉を覚えるベストな方法は、他の人の言葉を見て、聞いて、自分から喋ることだと思てっています。
お金に関する知識もこれと同じで、他の人が発信された情報を、見て、聞いて、自分からも発信していくことで成長していけるんじゃないかなー思うので、温かい目で見守ってやってください。
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さて
本題のストップ高です。
ぶっちゃけほぼ最低単元しか買っていない、かつ1単元が安い銘柄だったので、儲けは少ないです。
それでも、数字だけでない、色々感じることがあったので書いておこうと思った次第です。
きっと、何か月後かに読み直して、
「こんな若い頃もあったなぁ」
などとしみじみするか、黒歴史的に恥ずかしくなって記事を削除するかのどっちかになると思います。
ストップ高とは
日本の株式市場では、毎日たくさんの企業の株が売買されています。
投資家の皆さんが、買ったり売ったりする中で、株の値段(株価)はちょっとずつ上がったり、下がったりするものです。
そして、日本の株式市場の場合は1日の内に上下する株価の範囲が決まっています。
これを 値幅制限 といいます。
以下は、Wikipediaにある株価10万円までの値幅制限表です。
基準株価 | 制限値幅 | 最大騰落率 | |
---|---|---|---|
1円以上 | 100円未満 | ±30円 | 3000.0% ~ 30.3% |
100円以上 | 200円未満 | ±50円 | 50.0% ~ 25.1% |
200円以上 | 500円未満 | ±80円 | 40.0% ~ 16.0% |
500円以上 | 700円未満 | ±100円 | 20.0% ~ 14.3% |
700円以上 | 1,000円未満 | ±150円 | 21.4% ~ 15.0% |
1,000円以上 | 1,500円未満 | ±300円 | 30.0% ~ 20.0% |
1,500円以上 | 2,000円未満 | ±400円 | 26.7% ~ 20.0% |
2,000円以上 | 3,000円未満 | ±500円 | 25.0% ~ 16.7% |
3,000円以上 | 5,000円未満 | ±700円 | 23.3% ~ 14.0% |
5,000円以上 | 7,000円未満 | ±1,000円 | 20.0% ~ 14.3% |
7,000円以上 | 10,000円未満 | ±1,500円 | 21.4% ~ 15.0% |
例えば、ある日の終値(株式市場が閉じた時点での株価)が984円の銘柄があったとします。
1,000円未満の値幅制限は150円ですので、次の日この株の株価は、834円~1,134円の間でしか変化しないということです。
このとき、最も下がった834円のときをストップ安、最も上がった1,134円のときをストップ高と言います。
ちなみに、米国市場の場合はこの値幅制限がありませんので、理論上はどこまでも株価は上げ下げします。
こわいですね~
ストップ高となった銘柄
私が保有していたのは、
【1434】JESCOホールディングス
という会社です。
ストップ高になったのは12月19日で、前日の終値449円から値幅制限の80円上がって、549円でのストップ高でした。
はい、平日です。
当然昼間はお仕事で株価なんか見ないので、仕事終わってから確認して「マジかよ」って感じでした。
ストップ高への対応
ぶっちゃけめちゃくちゃ焦りました(笑)
そもそも昼間は社畜業で頻繁に売買なんてできないので、放置していても大丈夫そうな株を選んで買っている”つもり”です。
あくまで つもり ですので、絶対じゃあありません。
JESCO君も指標や業績がそれなりだったので、ちょっとずつ上げってくれたらいいなーと思ってました。
正直、ストップ高のことなんかまったく考えてなかったです。
もうね。
すぐさまGoogle先生に教えを請いましたとも。
ストップ高を経験された諸先輩ブロガーの方々が、懇切丁寧に記事を書いていてくれました。
色々見てみたところ、大体次の選択肢があるかなと考えました。
- ここまで上がるだろ!ってところで「指値」
- 株価が落ちつくまで待って「成行」か「指値」
- 次の日にさっさと「成行」
- 売らずにホールド
上の選択肢ほど、ハイリスクハイリターンだと思います。
先に結論だけ言うと 選択肢2 を選びました。
今だから言えることですが「売らずにホールド」するのが、ベストだったかなーとちょっと思っています。
選択肢を選んだ理由と、後悔の理由
- ここまで上がるだろ!ってところで「指値」
- 株価が落ちつくまで待って売却する
- 次の日にさっさと「成行」で売ってしまう
- 売らずにホールド
これは私の癖ですが、複数選択肢からひとつを選ぶときは、できるだけ消去法で選ぶようにしています。
理由は、すべての選択肢について考察する機会を得られるからです。
まず最初に 3.次の日にさっさと「成行」で売ってしまう を消しました。
下記から、まだ上がると思ったからです。
- ストップ高となった12/19時点では、ストップ高張付きのまま値が付かなかった
- 次の日の9時前の時点で、買いの勢いのほうが強かった
もちろん投資の格言として、「頭と尻尾はくれてやる」という欲を出しすぎるなよ!というものもありますが、それはそれということで。
次に 1.ここまで上がるだろ!ってところで「指値」を消しました。
理由は単純で、どこまで上がるか全く分からなかったからです。
その日仕事休みとかで、ずっと張り付いていられるなら考えたかもしれませんが、仕事中に取引なんかできないので、失敗するのがオチだと考えました。
選択肢の残り2つは、実際に売る直前まで悩んでました。
- 株価が落ちつくまで待って売却する
- 売らずにホールド
でも結局最後も消去法で、売らずにホールド を消しました。
消した理由はただ一つ。
株価が気になりすぎて、何も手につかなかった(笑)
実際笑い事じゃないです。
次の日なにをするにしても、株価どうなったかなーが頭の片隅ありました。
さっさと売って、楽になりたかったです。
で、利益は?
大事なことを書いてなかったですね。
こんな感じです。
- 購入:440円 × 200株 = 88,000(手数料:150円)
- 売却:591円 × 200株 = 118,200(手数料:199円)
- 利益:29,581円
そこ!「しょっぱー」とか言わない!
たかだか +3万円で右往左往する0歳児なので、これからも大目に見てやってください。
ちなみに、最高値は620円(上場来最高値)です。
この記事を執筆日の終値は575円ですので、まあそんなに悪くないところで売れたのかなーと思ってはいます。
今回売ってしまったJESCO君は、そのうち株価が落ち着いたら買い戻してもいいと思っている銘柄なので、しばらく様子見状態です。
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様子見なんてするぐらいなら、最初から売らないで持っておけばいいものを!
最後に
ストップ高なんて、はたから見ればラッキーアクシデントに当たったなんだろうなとは思います。
ただ実際に経験してみると、良いこともあるけど、悪いことの方が強い気がしてしまうのは、なんなのでしょうね。
良いことは単純です
- 利益が出ました(しょっぱいけど)
悪いことは色々あります
- 株価が気になって仕事への取り組みが中途半端になった
- 長期保有しようと思っていた株を手放してしまった
- 現金比率が増えたので、資産効率化のため別の銘柄を探さなければならない手間が生まれた
心理学的には「人は、選ばなかった選択肢の方をより後悔する」といのもありますので、悪いことがたくさん浮かぶのは、その影響かもしれません。
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でもひとつだけ。
上には書いていないですが、大きな良いと思えることがあります。
ストップ高になった銘柄を売ると後悔するから、売らないほうがよさげ
ということ学べたことです。
もちろん、どんな時にも当てはまることではないです。
物事には例外はつきものです。
ただ少なくとも、自分にとっては売らない方が精神衛生上良さそうだな、ということが今回の体験で分かりました。
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ストップ高だろうがなんだろうが、一日の株価の動きに惑わされてはいけません。
頭ではわかっていましたが、実際にはストップ高というサプライズに踊らされました。
でもこれは、売却した今だから冷静に考えることができるのだと思います。
あとはこの記事を書いていく中で、自分の考えをいろいろと整理できたのもよかったです。
これはブログをやっていてよかったと思えることですね!
はじめの過ちは失敗ではない。
失敗とは同じ過ちを繰り返すことである。
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そのうちストップ安も経験できたりするのかなー、楽しみだなー(棒読み)
ご意見、ご感想があればコメントよりお願いいたします。