【雑記】インフレとデフレの起こる原因を「勝手な想像」で書いてみた
こんにちは イトカネです
インフレーション・デフレーションなんて言葉は、
「そういえば学校で習ったかもなぁ」
とか
「ニュースで時々聞くなぁ」
とか大体そんな感じのワードじゃないですかね。
ニュースではよく聞くけど、なんとなくしか意味を知らない・・・みたいな
すくなくとも私は、
「物価が上がったり下がったりするやつでしょ!」
ぐらいの認識です。
もちろん今はネットがありますから、調べれば丁寧に、分かりやすく説明されているサイトが山のようにあります。
今日は、その辺のサイトを見ていて私が勝手に妄想したことをメモしておきます。
いちおう予防線を張っておきますが、私は経済の専門家でもなく、その種の勉強をしているわけでもないので、あしからず。
インフレーション・デフレーションとは
典型的なインフレは、好況で経済やサービスに対する需要が増加し、経済全体で見た需要と供給のバランス(均衡)が崩れ、総需要が総供給を上回った場合に、物価の上昇によって需給が調整されることで発生する。物価の上昇は貨幣価値の低下を同時に意味する。つまり同じ貨幣で買える物が少なくなる。
供給よりも需要が多くなればインフレです。
供給される量よりも、それを欲しがる人が多ければ、モノの値段は上がるのは自然な流れですよね。
つまり、転売屋は消えてほしいということ
逆に、供給よりも需要が少なくなればデフレです。
世の多くの会社は、自社の存続のため、多少値段を下げてでも売上を確保しなければなりません。
企業としては、売上0より前年比-10%のほうがまだましだということです。
なぜインフレとデフレが起こるのか
Wikipediaの言葉を借りるならば、
好況で経済やサービスに対する需要が増加し、総需要が総供給を上回るため
ですね。
これだと、ただの国語の問題を解いただけなので、もうちょっと続きますよ。
なぜ、経済やサービスに対する需要が増加するのか
では、なぜ需要が増加するのでしょうか。
社会人になるといわれますよね、「なぜ?」を3回は繰り返せって。
まずは前提として、モノやサービスを得るにはコスト(一般的にはお金)を払う必要があります。
この世に無料のものはありません。
あるとしたらそれは、より大きな利益をえるための撒き餌です。
ここで、人がコストを支払ってでも、モノやサービスを欲しがるのは、
モノやサービスの価値 > 支払いコスト
の式が成り立つからです。
そして、この式が成り立つモノやサービスについて、次のことが起こります。
- モノやサービスを買う人間が増え、需要が高まる
- モノやサービスが売れるので、コストと供給が高まる
しかし、需要と供給の高まる速度は一定ではありませんし、買う人間と売る人間の数には上限があります。
つまり、あるタイミングで需要と供給のどちらかが先行します。
加えて、コストが高まると、「モノやサービスの価値」と「支払いコスト」が差が縮るので、需要の高まる速度が抑えられます。
需要が先行すればインフレになりますし、供給が先行すればデフレになります。
需要と供給は常に競争をしている状態です。
この需要と供給の競争は、あるひとつのモノやサービスごとに起こっています。
それはバターのような単一の製品かもしれないし、車のような広い産業分野かもしれません。
経済全体のインフレ・デフレは、このような競争の結果が混ざり合って起きるものだと思います。
ちなみに、需要と供給の競争なんて、株価を見てるととても分かりやすいですよね。
株を欲しがる人につられて株価が上がって、でもだんだん緩やかになって、そのまま平たんになるか落ちていく、みたいな。
なぜ、「モノやサービスの価値 > 支払いコスト」となるのか
では、なぜ「モノやサービスの価値 > 支払いコスト」となるのでしょうか。
3回目の「なぜ」です。
そろそろつらくなってきたかな・・・
たぶん
- 人が新しいモノやサービスを生み出したから
だと思います。
人は常に新しいモノやサービスを作り出しています。
彼ら彼女らは、いまこの世にあるモノやサービスより、ちょっとだけ優れたモノや、ちょっとだけ便利なモノを作ろうとしています。
なぜなら、モノやサービスの価値は時間で劣化するからです。
人が社会で生きていくためには、コストがかかります。
いうなれば生存コストです。
オンラインゲームの月額基本料金みたいなものです。
具体例としては、税金や食費などがあると思います。
そして追加コストを払うほど、より豊かに社会で生きることができます。
オンラインゲームのレアガチャ課金みたいなものですね。
人がコストを払うためには、先に利益を得なくてはなりません。
コストの源は、利益です。
彼ら彼女らは、月額基本料金とより多くのレアガチャ課金を求めて、新しいモノやサービスを作り、利益を求めます。
新しいモノやサービスや出現すると、既存のモノやサービスの価値が相対的に下がります。
既存のモノやサービスを提供していた人たちは、再び新たなモノやサービスを作り続ける旅に出るのです。
日本の2017年の年平均インフレ率は?
参考までに、2017年の日本のインフレ率を見ておきましょう。
IMFのサイトからグラフを確認ができます。
青っぽい線が、年平均インフレ率の推移を示しています。
2017年の日本のインフレ率は、昨年より若干上がって0.4%でした。
ここで気づくことといえば、最近の日本の普通預金や定期預金の利率は、確実に0.4%を下回っているということです。
言い換えれば、2017年に貯金しかしていなかった人は、0.4%資産を減らしてしまっているということでもあります。
今後のインフレとデフレ
今後と言っているのは、来年とか、10年後とかそういう話ではありません
そもそも経済素人の私の予想など当たるわけもないですし。
今後というのは、もっともっと先、数百年レベルの話です。
ちゃんと読んでいない方のために繰り返すと、インフレ・デフレの原因の一つとして、
- 人が新しいモノやサービスを生み出したから
だと考えました。
ここで大きな疑問が出てきたんですよね。
人が作れるモノやサービスに限界はないのか?
ということです。
最近AIが話題となっており、機械が人の知能を追い越すなんて叫ばれてます。
AがBを追い越すといった場合、Bには限界があると言っていることと同じです。
もし限界があるのだとすれば、ある日突然人間が生み出せる最高のモノやサービスが作り出され、それ以降新たなモノやサービスが作られなくなるということです。
その後の世界経済は、一切成長することはありません。
緩やかに後退していくのでしょうね。
私は、いつかはその日が来るのではないかと思っています。
でもそれは、地球の寿命より後かも知れないとも思っているのです。
少なくとも私の寿命よりは後の話です。
なので、今はただ粛々と、世界経済の成長に乗っかって投資を行うだけです。(無理矢理なつなげ方)
さて、かなり妄想に近い視点で記事にしてみましたが、少しでも楽しんでいただけたなら幸いです。
ご意見、ご感想があればコメントよりお願いいたします。