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【資産運用】長期投資でリスク許容度とかを考える必要はないと思った

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こんにちは イトカネです

 

結構アグレッシブ?なタイトルをつけてしまいました。

 

投資についてgoogle先生に聞いてみると、

「投資を始める前に リスク許容度 決めよう」

「定期的にリスク許容度を超えていないかチェックしよう」

などと言っているサイトがあります。

 

実際、私も初めて投資をする際には、色々と調べながらリスク許容度を決めました。

 

ですが、最近になって思うのです。

リスク許容度とか、決める必要なくない?と。

 

念のために言っておきますが、私は今年から投資の勉強を初めた新米投資家です。

実際の投資経験は、半年程しかありません。

もしかしたら、思いっきり間違ったことを書いているのかもしれません。

 

そんなときは、思いっきり冷ややかな目で見てやってください。

そしてよろしければ、アドバイスくださいな。

 

 

はじめに

ある事柄について議論するときは、まず用語の定義が必要が必要です。

そうでなければ、誤った方向での結論にたどり着くだけですから。

 

今回議論したいのは、

「長期投資でリスク許容度を考える必要はあるか?」

です。

 

ここで、私の結論は必要はない!になります。

 

ただし、この結論にたどり着くためには、以下の2つの用語の定義しなければなりません。

「長期投資」

「リスク許容度」

 

なぜならこの2つの用語は、人によっては意味が異なるか、意味を知らないからです。

 

長期投資とは

長期に渡って投資を続けることです。

では、長期とはどれくらいでしょうか?

5年以上でしょうか? それとも10年以上でしょうか?

 

私の考えを言いますね。

 

20年以上

 

だと思っています。

つまりこの記事のタイトルは、「20年以上の投資でリスク許容度とかを考える必要はない」と同義です。

 

20年以上の根拠は、以下の2つですね。

  • 20歳から定年60歳まで投資を続ける場合の半分の期間であること
  • S&P500に投資し続けた場合、1960年台に17年間の投資でトータルリターンがマイナスの期間があったこと。

 

「いやいや10年以上なら長期投資でしょ?」という方がいれば、この記事をもう読む必要はないと思います。

みんなの大好きな 損切り やっちゃってください。

 

リスク許容度とは

リスク許容度とは、

「投資資産が何%がマイナスになっても、投資を継続できるか」

の何%の部分です。

 

例えば、あなたが毎月こつこつ投資していて、1000万円の投資資産が積み上がったとしましょう。

しかし!ある日突然相場が下落し、これが700万円(-30%)になってしまいました。

 

あなたは来月以降も引き続き投資を続けられますか?

 

続けられないと思った方。

あなたのリスク許容度は30%以下だということです。

 

 

これで記事タイトルが少しほぐれましたね。

20年以上の投資投資資産が何%下落しても投資を続けるべきかを考える必要はない」

これが真意です。

 

必要ないと思う理由

前置きなげーよと思った方、ごめんなさい。

ようやく本題です。

 

投資を続けるべきか否か?

結局のところそれは

 

マイナスを取り戻してプラスに転じるか=利益が出るか

 

という問いかけと同じことです。

 

でもですよ。

こんな問いかけなんて、いまさらする必要のないじゃないですか。

 

だって、そもそもあなたが長期投資を始めたのは、投資を続ければ資産を増やすことが出来ると判断したからでしょ?

なら、上の問いかけの答えはYES以外ないですよ。

 

「いやいや、ここまで資産がマイナスになるなんて想定外だったんだ。ここからプラスになんて行くはずない。」

 

そう思われて、投資をやめる方。

それは、リスク許容度ではなく、運用方針(リターン/リスクの計算)がそもそも誤っていたという別の問題です。

 

あるいは以下の様な場合です。

  • 投資対象の商品に致命的な欠陥見つかり下落した。
  • このまま続けても運用益は上がらない。
  • ここで損切りすることが、最も損が少なくて済む。

これも、投資において至極まっとうな判断ですが、リスク許容度とは別の問題です。

 

 

異議あり!!

 

論理的にはそうかもしれないけど、リスク許容度には、精神的な防波堤としての役割もあるでしょ。

普通の人は、自分の資産が減ったストレスにそもそも耐えきれないんだからさ。

 

なるほど。

そういう意見もあるでしょう。

 

 

そんなの、頭の中でのシミュレーションなんかでわかりませんよ

実際に損が出たときの精神的ストレスは、シミュレーションに比べて段違いです。(経験談

結局、下がったタイミングで、

 

「あ、わたしのリスク許容度って思ったより低かったんだ・・・」

 

となっても後の祭りです。

 

まとめ

リスク許容度とは、結局のところ精神的な防波堤でしかありません。

そこに経済的な合理性は一切ないはずです。

資産が減って、心へのストレスに耐えきれなくなって投資をやめてしまうだけです。

 

長期投資の前提において重要なのは、

  • 投資を続ければ、将来的に利益が出る可能性が高い運用方針を探すこと
  • 精神論的な判断は行わないこと

この2つだと思います。

この2つさえ守られていれば、リスク許容度なんて不要です。

 

 

ご意見、ご感想お待ちしております。