ITとお金と何某と

某IT企業社畜が、資産運用と気になったITネタをつぶやきます

【投資信託】2017年12月の投資信託の買付を行いました

 

こんにちは イトカネです

 

注意!!

 これは記事ではなくて、私のメモ書きです。

 なので、特に皆様のためになる情報は少ないと思います。

 

・・・

・・・

 

私は毎月の給料日に、以下の内容で投資信託の買い増しを行っています。

  • 【買付額:5万円】iFree S&P500インデックス 
  • 【買付額:5万円】野村インデックスファンド・米国株式配当貴族(Funds-iフォーカス米国株式配当貴族) 

合計金額を10万円にしている理由は、毎月の家計の状況と、NISAの非課税枠を12か月で割ると10万円ぴったりになるからです。

 

そして、折角ブログというチラシの裏的な場所を作ったので、自分の買い付け記録を書き残しておこうと思ったしだいです。

 

買付額

NISA

  • 【買付額:84,200円】iFree S&P500インデックス

 

実は、毎月の積立額を5万円ずつに決めたのが今年の9月なんです。

なので、1~9月で色々購入していたこともあって、NISAの残り枠が少なくなっていました。

 

ひとまずは、残り枠すべてで iFree S&P500インデックス を買い付けました。

 

特定口座

  • 【買付額:120,000円】iFree S&P500インデックス 
  • 【買付額:200,000円】野村インデックスファンド・米国株式配当貴族(Funds-iフォーカス米国株式配当貴族) 

 

iFree S&P500インデックス野村インデックスファンド・米国株式配当貴族 はおおよそ半々になるように買い付けるようにしているので、上記のように買い付けを行いました。

 

購入金額の合計が10万円でないのは次の理由からです。

  • 国内株式の売却を行い、現金の余剰金が出ている
  • 購入に値する個別株がなく、現金の状態で浮かせているのがもったいない

 

購入後

2017年12月26日現在の保有投資信託です。

 

特定口座による投資信託の買付は、今月が初となっています。

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NISAで9月以前に買い付けた、先進国債券、先進国株式、日本債券のインデクス投信は若干扱いに困っています。

NISAの期限まで持ち続けるのがいいか、すぐに売却して毎月の購入費に割り当てるのがいいか・・・

日本債券だけは今後の金利上昇を見込んで売却してしまってもいいかもしれません。

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評価額合計で約9万円(6%)のプラスとなっております。

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以上!!

 

【読本】「お金は寝かせて増やしなさい」はインデックス投資普及の最後にして唯一のピース

 

こんにちは イトカネです

 

 

超有名インデックス投資ブログ「梅屋敷商店街のランダム・ウォーカー」の管理人「水瀬ケンイチ」さんがインデックス投資の入門書を出版されています。

 

実は、ブログは常にウォッチしていたので、出されたこと自体は知ってました。

でも、概要や他の方の書評を見る限り、そこまで読まなくてもいいかなーと思ってたんですね。

 

ただ、なんと知らぬ間にAmazonのカテゴリランキングで見事1位になったようでした。拍手!!(パチパチ

Amazonの株式投資・投資信託カテゴリで「ベストセラー1位」を獲得! - 梅屋敷商店街のランダム・ウォーカー(インデックス投資実践記)

 

せっかく(?)の機会なので、読ませて頂いたところ大変感服いたしましたので、稚拙ながら書評を書かせていただこうと思います。

 

ちなみに、水瀬先生の心に響く書評を書くと、あちらのブログで取り上げてくれるようなので気合入ていきますよ!!(笑)

 

 

タイトルが良い

そこかよ!というツッコミが来そうですね。

決して他の名書を貶す意図ではございませんが、「〇〇投資入門」とか「××でウン万円」とか「△△投資術」というような投資本は世の中にごまんとあります。

 

それらの投資本に比べて、こちらのタイトルはどうでしょうか?

 

「お金は寝かせて増やしなさい」

 

とても心惹かれるタイトルじゃありませんか。

 

カレーが一晩寝かせるとおいしくなるなんてのは、みなさん良く話でしょ。

ワインやお酒なども、”何年物”などのように長く寝かせておくほど価値が高まります。

 

なんということでしょう。

お金までもが、寝かせておくとより価値が高まる(増えてくれる)というのです。

これは読まない手はありませんね。(ダイレクトマーケティング)

 

 

・・・

 

冗談はさておき。

 

日本人は今のところあまり投資という言葉になれていませんし、敬遠しがちな民族です。

その代わりに「貯金」は大好きです。

それは、世界各国と日本での、資産全体に占める貯金額の割合比較にも現れています。

 

「お金は寝かせて増やしなさい」

 

このタイトルを見たとき、「投資」と「貯蓄」どちらのイメージを持つでしょうか?

私は「貯金」のイメージを持ちました。

 

たぶん他の多くの方もそのようなイメージを持つはずです。

それは、「寝かせる」という言葉が「手を触れずに放っておく」という状態を連想させるからにほかなりません。

 

日本人が敬遠しがちな「投資」というワードを避けて、いかにも「貯金」を連想させるタイトル付け!

 

なかなかの策略かと存じます。

 

私の求めていたインデックス投資本

恥ずかしながら、ワタクシも投資入門者向けの入門書兼マニュアルを記事にしていました。

 

投資マニュアル カテゴリーの記事一覧

 

この記事はインデックス投資ではなく、来年から始まるつみたてNISAにターゲットを絞って書いています。

 

この記事を書いた理由は一つ。

金融庁の方々が、NISA、つみたてNISAという制度を整えるばかりで、使い方の説明がまったく足りてないなーと思ったからです。

 

しかして、私の書いたマニュアル記事はその存在意義をなくしました。

 

なぜか

 

・・・

 

水瀬先生が、インデックス投資入門のバイブルを書いてしまったからです!!

 

これ喜ぶところですよ!

私の書いたマニュアルと「お金は寝かせて増やしなさい」を比べれば、まさに月とスッポン・・・

いえ、比べること自体おこがましいことだと思います。

 

名著「お金は寝かせて増やしなさい」には、私が自分で書いたマニュアルでみなさんに伝えたいことのすべてが詰まっていました。

しかも、より分かりやすいです。

 

・・・

 

あ、1つだけ勝ってることがありました。

タダで読めます → 投資マニュアル カテゴリーの記事一覧

 

インデックス投資家に必要な知識のすべてが詰まっている

名著「お金は寝かせて増やしなさい」には、インデックス投資を始められる方に必要な知識のすべてが詰まってます。

内容については、実際に読まれる方のために取っておくとして、ざっと項目だけ挙げておきます。

  • インデックス投資とは何か
  • インデックス投資のメリットと注意点
  • 最適なインデックス投資信託と、それが変わった場合の対処
  • 証券口座のつくり方
  • NISA、つみたてNISA、iDeCoの活用
  • 途中で売らないためのテクニック
  • 水瀬先生のインデックス投資の経験(15年分)

 

赤字は、個人的にど真ん中ストライクだった項目です。

特に15年の経験談には一読の価値があります。

 

なぜ、そこまで価値があるのか?

それは次の項目で説明します。

 

インデックス投資が日本人に普及するために必要な最後のピース

一般的な話をしましょう。

ある商品が広くみんなに浸透するためには、次の3ステップが必要です。

  1. 哲学屋が、思いつく
  2. 数学屋が、証明する
  3. 物理屋が、実証する

 

わざと小難しい感じに書いていますが、言い換えれば「誰かが思いついたもの」を「誰かが作る準備をして」「作られたものを誰かが使ってみる」ということです。

哲学屋、数学屋、物理屋はすべて同一人物の場合もあります。

 

まだわかりづらいですよね。説明が下手ですみません。

仕事に例えるなら、商品企画→製造→宣伝だと思ってください

誰かが商品を思いつき、誰かが作って、誰かが使っている様子をみんなに見せると、多くの人に普及するようになるということです。

 

 

・・・

 

インデックス投資もこの流れの例外ではありません。

どこの誰が思いついたかは知れませんが、インデックス投資という概念を思いついた人がいます。

「あれ?このやり方なら安定して資産増やせるんじゃね?」

という感じです。

きっと最初は1つのひらめきだったはずです。

 

その後権威ある、数学者、統計学者、金融学者がその優位性を証明しました。

 

そして今日多くの投資家がインデックス投資を実践し、いかに素晴らしいかを説いています。

しかし、あるピースが足りていませんでした。

 

 

それは、実績です。

 

実績のないものについて、いくら数学だ統計だなどという小難しい理屈をこねくり回したところで、投資を始めてやられる方は、納得も安心もしません。

もちろん彼らの職業が数学屋なら話は別です。

 

多くの人が納得するには、理論よりも実績です。

 

しかし、名著「お金は寝かせて増やしなさい」内にも書かれていますが、日本で見込みのあるインデックス投資ができるようになったのは、ここ数年での出来事でした。

そしてインデックス投資で成果を出すには、少なくとも十年以上のスパンが必要です。

 

つまり、インデックス投資普及の最後のピースである実績が足りていないのは、至極当たり前のことなのです。

 

にもかかわらず!!

 

水瀬先生は、まるで整備されていない環境で、15年前から当時日本ではあまり浸透していないインデックス投資を始めました。

そして、それを今日まで続けています。

ただただ、尊敬するばかりです。

 

インデックス投資を今から始めるのは、正直なとても簡単です。

でも、今日から15年間続けられるかという質問に自信をもって答えられるかはわかりません。

 

水瀬先生は、インデックス投資を日本に広めるための、唯一無二の権威ある物理屋だと思います。

 

 

ご意見、ご感想があればコメントよりお願いいたします。

 

【お金】汗水たらして稼いだお金と、働かずに稼いだお金の価値はどちらが高いか

 

こんにちは イトカネです

 

おそらく私達の親世代。

年代で言うと、40代以降の世代ですか。

お金は働いて稼ぐのが当たり前だと思っています。

もちろんすべての人がそうではないですが、そう思っている人が大多数なのではないでしょうか。

 

 

この世には、お金を手に入れる方法は、大きくわけると2つしかありません。

「自分が働くか」

「お金に働いてもらうか」

です。

 

残念なことに日本人の多くは、自分が働くことしかしていません。

折角2つの選択肢があるのに、彼らは選択肢があることにすら気づいていないのです。

もちろん、みなさん銀行にお金を預けていますので、ごく僅かな銀行金利を指してお金に稼いでもらっているという事も言えなくはないです。

 

でもそれは、街中で空き缶を集めて1日数十円のお金を得ることよりも、なお効率が悪いことなので、稼いでいると言えないレベルでしょう。

 

 

 

お金の価値は全て同じ

お金というものは、金融価格以上の情報は持っていません。

 

一万円札が持っている情報は、日本円で一万円の価値があるということだけです。

例えば、Aさんの今月の給料であるとか、Bさんが路上で拾った、みたいな情報は含まれていないということですね。

1万円を持っている本人が区別をすれば可能ですが、本人の手を離れた瞬間その情報は消滅します。

 

つまり「自分が働いて稼いだ1万円」と「お金に働いて稼いでもらった1万円」の価値はどちらも同じ1万円だということです。

なので、記事のタイトルに対する答えは「どちらも同じ」です。

 

 

 

これで終わっては、さすがに記事のボリュームが足りないので、もう少し続けましょう。

冒頭で触れた、お金の稼ぎ方についてです。

 

汗水たらして稼いだお金と、働かずに稼いだお金の価値は同じである。

そんなの当たり前じゃんと思われたでしょうか。

 

でも、最初に述べた私達の親世代。

 

彼らの中には、お金は汗水たらして稼ぐものであり、不労所得や投資のようにお金に稼いでもらうのは、ずるく汚い行為だと考えて忌避する人もいます。

信じられないかもしれませんが、いらっしゃいます。

 

つまり彼らにとっては、自分が働いて稼いだ1万円のほうが、お金に稼いでもらった1万円のよりも価値が高いと見なしているのです。

より悪く言えば、お金に稼いでもらった1万円はマイナスであるとすら思っています。

 

この事実は間違ってはいませんが、正しくもないことだと思います。

そのことを説明するために、お金を稼ぐ方法についてもう少し詳しく見てみます。

 

資産と負債

企業やあなたの家計の財務状況を見る手段の一つに、貸借対照表というものがあります。

財務状況とは要するに、あなたの家計のお金の健康状態です。

なので、貸借対照表は健康診断表だとでも思ってください。

 

説明のため、以下は私の2017年11月の貸借対照表です。

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大きく、「資産の部」「負債の部」「純資産の部」というものがあると思います。

ここで一旦「純資産の部」は無視してください。

 

「資産の部」「負債の部」にかかれている項目には、おそらく皆さんの家計とも共通する項目があるのではないでしょうか。

「負債の部」には他には、住宅ローンなんかが固定負債に入ります。

ここで、資産より負債のほうが多い場合、一般的にその家計の健康状態は極めて悪いということがわかります。

 

 

では、資産と負債とは何なのでしょうか。

著書「金持ち父さん、貧乏父さん」で有名なロバートキヨサキ氏は次のように言っています。

資産とは、あなたのポケットにお金を入れてくれるもののこと。
負債とは、あなたのポケットからお金を奪っていくもののこと。

 

とてもわかり易いです。

例えば、株を持っている場合は配当金が自分のポケットに入ってきますし、ローンを組んでいる方は毎月支払いがポケットから出ていきます。

 

最初に お金を得る方法は大きく2つしかない と言いました。

「自分が働くか」

「お金に働いてもらうか」

です。

 

細かく言うならば、資産の部に書かれた項目すべてが、お金を得る方法 だということです。

 

あなたは最低1つの資産を持っている

「体こそが資本なので大事にしなさい」

 

そんな言葉を目にしたことはないでしょうか。

スポーツ選手ならばよい結果を出すこと、会社員なら毎日8時間の労働を行うことでお金を得ています。

 

つまり体は、もし貸借対照表に入れるならば、資産の部に入るべき項目だということです。

なので個人的には、体が資産と言ったほうが正確ではないか、と思っています。

 

 

すべての人間は、体という資産(お金を稼ぐ手段)を持っているはずですよね。

現金も、貯金も、お金に変えられる物品も何一つ持っていない人もこの世の中にはいるかもしれません。

 

でも体という資産を持っていない人間はいません

 

そのような意味で、働いて稼いだお金により多くの価値があるとみなすことも分からなくはないでしょう。

体は、あなたがお金を稼ぐための最終手段であり、すべての人が持つ資産です。

 

世の中の人はみんなお金をたくさん稼ぎたいと思っているはずです。

言い換えれば、みんなでお金稼ぎレースをしていて、より早く、より遠くまで進みたいと思っているのです。

 

そんなお金稼ぎレースにおいて、資産とはレーシングカーが前に進むためのエンジンみたいなものです。

自分が働いて稼ぐお金と、お金が働いて稼ぐお金の価値が同じというのは、体エンジンで1km進むのと、お金エンジンで1km進むことは同じだということです。

 

もし、他のみんなが使っている体というエンジンを自分だけが使わない場合、世の中のお金稼ぎレースではその分だけ不利になってしまいます。

私達の親世代は、私たちにレースで不利にならないように、親切心から汗水たらして働く大切さを説法している。

 

 

 

と考えるようにしておきましょう(笑)

 

お金稼ぎレースに勝つ唯一の方法

上で、より多くのお金を稼ぐことをお金稼ぎレースに例えました。

もしこのレースが曲道がなく、ハンドル操作の要らない直線一本勝負だったとしましょう。

 

レースに勝つにはどうすればいいと思いますか?

 

 

簡単です。

他の人より早いレーシングマシンに乗ればいいのです。

 

では、より早いレーシングマシンはどのように準備すればいいのでしょうか?

 

これも簡単です。

他の人より性能の良いエンジンを、他の人よりたくさんくっつけてしまえばいいんです。

もちろん現実のレースでは無理でしょうが、お金レースなら可能です。

 

先程、資産はエンジンだと言いましたよね。

つまり、より多くのお金を得られる資産を、よりたくさんの種類だけ所有すること。

これがお金稼ぎレースに勝つための鉄則だと私は思っています。

 

 

さて

 

働いて稼ぐ一万円と、お金に稼いでもらう1万円は同じだと、すなわち体エンジンとお金エンジンで進む1kmはどちらも同じだと言いました。

でも、体エンジンとお金エンジンには一つだけ大きな違いがあります。

 

それは、

「体エンジンは使えば使うほど性能が上がるが、故障の確率が高まる

「お金エンジンは使えば使うほど性能が上がり、故障の確率が低くなる

ということです。

 

みなさんが汗水たらして一生懸命に会社員として働いて成果を出したとしましょう。

まともな会社ならあなたの能力を認めて、ちょっとだけ給料を増やしてくれるかもしれません。

でも、一生懸命に働けば働くほど、プライベートの時間がなくなり、体には疲労がたまります。

その結果、肉体的にか、あるいは精神的な故障をしてしまう可能性が高くなっていきます。

体エンジンが故障すると、働いてお金を稼ぐことができなくなってしまうのです。

 

 

逆にお金の場合はどうでしょう。

お金は働けば働くほど、より多くのお金を稼いでくれるようになります。

 

仮にですが、年利3%の銀行があることを考えてみてください。

この銀行に100万円を預けた場合に、お金が1年目に稼いでくれるお金は3万円ですが、20年後には約5万円を稼いでくれるようになっています。

あなたがなんの手間もかけずとも、お金エンジンは勝手に性能が上がってより多くのお金を持ってきてくれるようになるんですね。

 

しかもお金エンジンは、疲れることも、文句も言うことはなく、毎日にコツコツと真面目に働く社畜の鑑のような存在ですので、故障の心配はありません。

 

ここで銀行の金利が下がる場合もあるでしょ?と思われる方もいるかもしれません。

おっしゃるとおりです。

でもそれは、お金が故障したわけではなく働く環境が変わったのです。

体に例えるなら、会社単位で全社員の平均給与を下げたようなものなので、お金の本質とはあまり関係がありません。

 

関係はありせんが!起こりうる可能性として対策は必要ですよね。

 

実は、対策はすでに述べています。

お金稼ぎレースに勝つための鉄則の後半にある よりたくさんの種類だけ資産を所有すること です。

ある資産について働く環境が変わっても、別の資産があれば全体に与える影響は少なくなってくれます。

体エンジンが万が一壊れてしまっても、他のエンジンが優秀ならレースにそれほど遅れなくて済むのです。

 

 

 

まとめ

  • 資産とは、あなたの持つお金を稼ぐための手段である
  • 体は、すべての人間がもつ資産の1つである
  • 自分が働いて稼いだお金と、お金に働いて稼いでもらったお金の価値は同じである
  • より多くの資産を持つことで、より多くのお金を、安定して稼ぐことができる

 

 

 

ご意見、ご感想あればコメントよりお願い致します。

 

【株】はじめてストップ高経験したので、思ったこと書いておく

 

こんにちは イトカネです

 

一昨日、投資を始めてから初めての保有株がストップ高となる経験をしました。

 

私は、今年から株式投資を始めた言わばペーペーです。

投資経験0年、これは人生に例えるなら0歳児といったところでしょうか。

このブログに来てくださっている皆さんには、イトカネいつも頓珍漢なこと書いてるなーなどと思われているかもしれません。

 

そんなときは、言葉も覚えてない0歳児の、わけわからん喚き声程度だとでも考えてもらえると精神衛生上いいかもしれませんね(笑)

 

それでも。

言葉を覚えるベストな方法は、他の人の言葉を見て、聞いて、自分から喋ることだと思てっています。

お金に関する知識もこれと同じで、他の人が発信された情報を、見て、聞いて、自分からも発信していくことで成長していけるんじゃないかなー思うので、温かい目で見守ってやってください。

 

 

さて

本題のストップ高です。

ぶっちゃけほぼ最低単元しか買っていない、かつ1単元が安い銘柄だったので、儲けは少ないです。

それでも、数字だけでない、色々感じることがあったので書いておこうと思った次第です。

 

きっと、何か月後かに読み直して、

 

「こんな若い頃もあったなぁ」

 

などとしみじみするか、黒歴史的に恥ずかしくなって記事を削除するかのどっちかになると思います。

 

 

ストップ高とは

日本の株式市場では、毎日たくさんの企業の株が売買されています。

投資家の皆さんが、買ったり売ったりする中で、株の値段(株価)はちょっとずつ上がったり、下がったりするものです。

 

そして、日本の株式市場の場合は1日の内に上下する株価の範囲が決まっています。

 

これを 値幅制限 といいます。

 

以下は、Wikipediaにある株価10万円までの値幅制限表です。

基準株価 制限値幅 最大騰落率
1円以上 100円未満 ±30円 3000.0% ~ 30.3%
100円以上 200円未満 ±50円 50.0% ~ 25.1%
200円以上 500円未満 ±80円 40.0% ~ 16.0%
500円以上 700円未満 ±100円 20.0% ~ 14.3%
700円以上 1,000円未満 ±150円 21.4% ~ 15.0%
1,000円以上 1,500円未満 ±300円 30.0% ~ 20.0%
1,500円以上 2,000円未満 ±400円 26.7% ~ 20.0%
2,000円以上 3,000円未満 ±500円 25.0% ~ 16.7%
3,000円以上 5,000円未満 ±700円 23.3% ~ 14.0%
5,000円以上 7,000円未満 ±1,000円 20.0% ~ 14.3%
7,000円以上 10,000円未満 ±1,500円 21.4% ~ 15.0%

 

例えば、ある日の終値(株式市場が閉じた時点での株価)が984円の銘柄があったとします。

1,000円未満の値幅制限は150円ですので、次の日この株の株価は、834円~1,134円の間でしか変化しないということです。

 

このとき、最も下がった834円のときをストップ安、最も上がった1,134円のときをストップ高と言います。

 

ちなみに、米国市場の場合はこの値幅制限がありませんので、理論上はどこまでも株価は上げ下げします。

こわいですね~

 

ストップ高となった銘柄

私が保有していたのは、

 

【1434】JESCOホールディングス

 

という会社です。

ストップ高になったのは12月19日で、前日の終値449円から値幅制限の80円上がって、549円でのストップ高でした。

 

はい、平日です。

 

当然昼間はお仕事で株価なんか見ないので、仕事終わってから確認して「マジかよ」って感じでした。

 

ストップ高への対応

ぶっちゃけめちゃくちゃ焦りました(笑)

 

そもそも昼間は社畜業で頻繁に売買なんてできないので、放置していても大丈夫そうな株を選んで買っている”つもり”です。

あくまで つもり ですので、絶対じゃあありません。

 

JESCO君も指標や業績がそれなりだったので、ちょっとずつ上げってくれたらいいなーと思ってました。

正直、ストップ高のことなんかまったく考えてなかったです。

 

もうね。

すぐさまGoogle先生に教えを請いましたとも。

ストップ高を経験された諸先輩ブロガーの方々が、懇切丁寧に記事を書いていてくれました。

色々見てみたところ、大体次の選択肢があるかなと考えました。

  1. ここまで上がるだろ!ってところで「指値」
  2. 株価が落ちつくまで待って「成行」か「指値」
  3. 次の日にさっさと「成行」
  4. 売らずにホールド

 

上の選択肢ほど、ハイリスクハイリターンだと思います。

先に結論だけ言うと 選択肢2 を選びました。

 

今だから言えることですが「売らずにホールド」するのが、ベストだったかなーとちょっと思っています。

 

選択肢を選んだ理由と、後悔の理由

  1. ここまで上がるだろ!ってところで「指値」
  2. 株価が落ちつくまで待って売却する
  3. 次の日にさっさと「成行」で売ってしまう
  4. 売らずにホールド

 

これは私の癖ですが、複数選択肢からひとつを選ぶときは、できるだけ消去法で選ぶようにしています。

理由は、すべての選択肢について考察する機会を得られるからです。

 

まず最初に 3.次の日にさっさと「成行」で売ってしまう を消しました。

下記から、まだ上がると思ったからです。

  • ストップ高となった12/19時点では、ストップ高張付きのまま値が付かなかった
  • 次の日の9時前の時点で、買いの勢いのほうが強かった

もちろん投資の格言として、「頭と尻尾はくれてやる」という欲を出しすぎるなよ!というものもありますが、それはそれということで。

 

次に 1.ここまで上がるだろ!ってところで「指値」を消しました。

理由は単純で、どこまで上がるか全く分からなかったからです。

その日仕事休みとかで、ずっと張り付いていられるなら考えたかもしれませんが、仕事中に取引なんかできないので、失敗するのがオチだと考えました。

 

選択肢の残り2つは、実際に売る直前まで悩んでました。

  • 株価が落ちつくまで待って売却する
  • 売らずにホールド

でも結局最後も消去法で、売らずにホールド を消しました。

消した理由はただ一つ。

 

株価が気になりすぎて、何も手につかなかった(笑)

 

実際笑い事じゃないです。

次の日なにをするにしても、株価どうなったかなーが頭の片隅ありました。

 

さっさと売って、楽になりたかったです。

 

で、利益は?

大事なことを書いてなかったですね。

こんな感じです。

  • 購入:440円 × 200株 = 88,000(手数料:150円)
  • 売却:591円 × 200株 = 118,200(手数料:199円)
  • 利益:29,581円

 

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そこ!「しょっぱー」とか言わない!

たかだか +3万円で右往左往する0歳児なので、これからも大目に見てやってください。

 

ちなみに、最高値は620円(上場来最高値)です。

この記事を執筆日の終値は575円ですので、まあそんなに悪くないところで売れたのかなーと思ってはいます。

 

 

今回売ってしまったJESCO君は、そのうち株価が落ち着いたら買い戻してもいいと思っている銘柄なので、しばらく様子見状態です。

 

 

様子見なんてするぐらいなら、最初から売らないで持っておけばいいものを!

 

最後に

ストップ高なんて、はたから見ればラッキーアクシデントに当たったなんだろうなとは思います。

ただ実際に経験してみると、良いこともあるけど、悪いことの方が強い気がしてしまうのは、なんなのでしょうね。

 

良いことは単純です

  • 利益が出ました(しょっぱいけど)

 

悪いことは色々あります

  • 株価が気になって仕事への取り組みが中途半端になった
  • 長期保有しようと思っていた株を手放してしまった
  • 現金比率が増えたので、資産効率化のため別の銘柄を探さなければならない手間が生まれた

 

心理学的には「人は、選ばなかった選択肢の方をより後悔する」といのもありますので、悪いことがたくさん浮かぶのは、その影響かもしれません。

 

 

でもひとつだけ。

上には書いていないですが、大きな良いと思えることがあります。

 

ストップ高になった銘柄を売ると後悔するから、売らないほうがよさげ

 

ということ学べたことです。

 

もちろん、どんな時にも当てはまることではないです。

物事には例外はつきものです。

ただ少なくとも、自分にとっては売らない方が精神衛生上良さそうだな、ということが今回の体験で分かりました。

 

 

ストップ高だろうがなんだろうが、一日の株価の動きに惑わされてはいけません。

頭ではわかっていましたが、実際にはストップ高というサプライズに踊らされました。

 

でもこれは、売却した今だから冷静に考えることができるのだと思います。

あとはこの記事を書いていく中で、自分の考えをいろいろと整理できたのもよかったです。

これはブログをやっていてよかったと思えることですね!

 

はじめの過ちは失敗ではない。

失敗とは同じ過ちを繰り返すことである。

 

 

そのうちストップ安も経験できたりするのかなー、楽しみだなー(棒読み)

 

 

ご意見、ご感想があればコメントよりお願いいたします。

 

【読本】「市場クロガネは稼ぎたい」でお金を稼ぐことの意味を考える

 

こんにちは イトカネです

 

先日購入した「市場クロガネは稼ぎたい」が久々に大当たりの漫画だったので、皆さんに感動を伝えたくなり記事にしました。

 

 

細かい前置きにはなしにして、さっそく語らせてもらいます!

結構内容に突っ込んだ話をするつもりなので、ネタバレ注意ですよ!!

 

 

市場クロガネは、稼ぎたい

この物語の主人公は、タイトルにもなっている「市場クロガネ」です。

↓この人

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「市場クロガネは稼ぎたい」第1巻より

 

 

主人公は、市場財閥の御曹司でいままで何不自由ない生活を送ってきました。

本人も認めるほどに、同年代の誰よりも恵まれた地位にいましたが、ひとつだけ大きな悩みを抱えています。

 

 

それは

 

自分の地位が、他の誰かによって与えらたものであること

 

です。

 

彼の周囲には、いつも自ら努力し、成功した人たちが大勢いました。

しかし、彼自身が成功したといえる成果が何もないことを悩んでいたのです。

 

そこで主人公は、物語の舞台である 学円園学園(がくえんぞのがくえん) に入学を決意します。

学円園学園とは、とある島に作られた

  • 島外の一切の肩書やお金を使用することはできない
  • 学費や生活費はすべて学園の中で生徒が自分で稼がなくてはいけない

というトンデモ学校です。

 

この学校で、自分の力だけで生活し、何かを成し遂げること。

それが主人公の目標であり、この物語の大筋です。

 

さて

 

「島外の一切の肩書やお金を使用することはできない」

と言いましたが、実はお金の持ち込み自体が校則で禁止されています。

 

校則に違反するとどうなるか?

 

 

こうなります。

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「市場クロガネは稼ぎたい」第1巻より

 

 

島外から持ち込んだお金はその場で没収され、同額分は罰金として科せられてしまいます。

クレイジーですねぇ(笑)

 

 

しかし主人公の場合はこれだけでは終わらなかった・・・

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 「市場クロガネは稼ぎたい」第1巻より

 

まさかのマイナス1億学円スタート

あ、学円というのが島の中だけで使える共通通貨です。

 

序盤は、「市場クロガネ借金物語」です。

 

市場クロガネは、部活を作りたい

さて、主人公は借金返済のため、部活を作ることにします。

なんで部活?と思いましたよね。

実はこの学園での部活というのは、世間一般の学校の部活とは意味が違います。

 

学園の生徒の様々な要望をかなえて、それに対する報酬を得るための活動、すなわち企業活動に近いです。

服飾部は服を作り販売し、料理部は料理を提供し、新聞部は生徒に情報を発信し、報酬を得ます。

まさに、学園内に閉じたひとつの企業なのです。

 

さらにさらに、部活の上場の仕組みがあります。

これは、世間一般の企業の上場と全く同じもので、上場した部活は株式を発行し、生徒は発行された株を自由に売買することができるのです。

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 「市場クロガネは稼ぎたい」第1巻より

 

ここらへんで個人的に超ワクワクしてました。

 

ちなみに主人公どんな部活を作ったかは、読まれる方のお楽しみ(その1)ということで。

 

市場クロガネは、説得したい

さて物語の途中、主人公はある少女の生徒会に勧誘するお願いを引き受けます。

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「市場クロガネは稼ぎたい」第2巻より

 

彼女、イアラ・ミタルの祖父は(おそらく有名な)投資家でした。

 

イアラはその祖父に投資のノウハウを教わり、祖父から引き継いだ100万円を2年間で1億円に増やしたことで、「投資の妖精」と呼ばれるようになりました。

 

 

ちなみに彼女の祖父のモデルは、たぶんウォーレン・バフェット氏です(笑)

「まともな企業を素晴らしい安値で買おうとするよりも、素晴らしい企業をまともな価格で買うほうがいい」

 

 ウォーレン・バフェット

イアラ・ミタルという名前にも、モデルがあるのかと調べてみましたが、わかりませんでした。

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 「市場クロガネは稼ぎたい」第2巻より

 

主人公は、イアラの投資や財務の知識をもとに、生徒会の会計役員として活動してほしいと望んでいました。

 

しかしとある理由から、イアラは投資の実力を隠し、投資以外でお金を稼ぐことを目指して入学していたのでした。

 

イアラの抱える問題とはなにか。

主人公がいかにして、その問題を解決するか。

読まれる方のお楽しみ(その2)ということで。

 

市場クロガネは、上場したい

さて、順調に稼ぎを増やしていく主人公の部活ですが、競合他社すなわちライバルが現れます。

あ、部活なので、競合他部ですね!

 

相手は、主人公の部活より圧倒的に資金を持っている部活でした。

そしてその資金力にあかせて、強引に主人公の部活をつぶしにかかります。

他にもいくつもの部活を潰しているようで、作中では「あらし屋」という異名を付けられています。

経営でも、ギャンブルでも資金力があるやつが最強なんですよね。

 

 

さて、主人公は資金調達の手段として、自身の部活を上場させようと試みます。

上場して株式を発行することで、多くの生徒から資金を集めることができるからです。

これは、現実の企業でも同じだと思います。

 

部活の上場のためには、財務状況などいくつか条件があるようですが、最も困難なのは上場審査会で審査員に承認を貰うという条件でした。

リアルがどうなのかは知りませんよ?

 

審査員の名前は「ベン・グレアム」

かのベンジャミン・グレアム氏がモデルのようですね。

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 「市場クロガネは稼ぎたい」第4巻より

 

審査員ベンは、主人公の部活を絶賛します。

  • 財務資料に大きな問題は見つからない勢いのある部活
  • 数か月で「あらし屋」に狙われる規模となるのは驚異的な成長速度
  • 主人公自身、今まで見てきた部長の中で上位1%に入る逸材

これは上場決まったな!という流れからの

 

 

 

だが断る

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 「市場クロガネは稼ぎたい」第巻より

 

なぜ部活の上場が認められないのか。

逆にいかにして、上場を認めさせるのか。

 

読まれる方のお楽しみ(その3)ということにしておきます。

 

市場クロガネは、助けたい

 物語の最終章では、生徒会の選挙戦が行われます。

といっても、主人公が立候補するわけじゃあないです。

 

説明してませんでしたが、↓1巻の表紙に出ている彼女が、生徒会長 朝政ハガネです。

彼女は、主人公の立ち上げた部活の最初の出資者(立ち上げ資金を出した人)であり、かつ主人公が学園で最も才能を認めた人物です。

 

そんな彼女の生徒会長としての地位が脅かされます。

 

この学園における生徒会長とは、いうなれば一国の首相のような立場にあります。

学園が今後どのように成長していくかの指針を決めたり、学園の生徒がより稼ぐことができる仕組みを考えたりします。

 

彼女の指針はただ一つ

 

成果に値する報酬を

 

でした。

言葉通り、成果を出した人が正当に評価される学園を目指すということです。

 

彼女が生徒会長となったとき、学園では個人の努力や成果が評価されず、ただ年齢を重ねた人だけが高い報酬を受け取っていました。

どこかで聞いたような話ですね(笑)

 

彼女が生徒会長になったことで、個人が正しく評価される舞台が作られ、学園に活気が戻り、経済が上向きとなりました。

が、そのままめでたしめでたしとはいきません。

 

ひとつだけ問題があったのです。

それは、頑張っても成果が出せなかった人は貧しいままだったということです。

そんなの当たり前だとバッサリ切ることができるのは、たぶん成功した人だけなのでしょうね。

一度貧しい立場になってしまった人が這いあがるには、とても大変な努力が必要だということです。

 

富める人がますます富み、そうでない人は指をくわえて見ているだけ。

これっていまの日本でも、もちろん世界のどこでも言えることなのではないでしょうか。

 

そんな貧しく、這いあがれない人たちを利用され、朝政生徒会長は解任させられてしまいます

 

そして解任要求後に、新たに生徒会長となった相手は、貧困生徒救済のために「ベーシックインカム制度」導入しました!

 

 

楽しくて書きすぎてしまいましたが、このへんで終わりにしておこうと思います。

残りの部分は、読まれる方のお楽しみ(その4~)ということで。

 

この後の展開としては、

  • 「成果に値する報酬」という考えは本当に正しいのか?
  • 貧困者が這い上がれないのは、本人の責任でしかないのか?
  • ベーシックインカムは、貧困者として有効なのか?
  • 相手が「ベーシックインカム」を導入した本当の目的はなんなのか?

などなど、経済に関して本当にいろいろと考えさせられることがある漫画でした。

 

 

全13巻で適度にまとまっているので、興味があればご覧になってみることをオススメします。

 

ご意見、ご感想があればコメントよりお願いいたします。

 

【お金】投資をする人が増えると消費税は減るけど、それを以て消費税増税とかはないよね

 

こんにちは イトカネです

 

 

2018年には、税金に関していろいろな改革が予定されています。

個人レベルでいうなら、基礎控除の上昇や、所得控除の下降が主なところではないでしょうか。

 

そもそも政府は、なぜ税制の見直しをするのでしょうか?

 

日経新聞やニュースのコメントを見てみると、いまの所得税はサラリーマンが優遇されていて、個人事業者に不利になっている、とか。

高所得者の税率が、諸外国に比べて低くくそれの帳尻合わせをしたい、とか言っていたりします。

 

でも、結局のところは、

 

お金がないのでもっと税金よこせ

 

これが本音だと(勝手に)思っています。

 

一般税収は減少傾向では・・・ない!

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一般会計税収の推移(財務省)

 

上記は、財務省による一般会計税収の推移です。

一般会計税収とは、

  • 所得税
  • 法人税
  • 消費税

をそれぞれ合算した税収のことを言います。

 

グラフを見ると分かりますが、2009年から大体右肩上がりで税収は増えていますね。

2014年に大きく税収(所得税)が上がっているのは、ちょうど消費税が8%に引き上げられたタイミングだからです。

分かりやすいぐらい増えてます。(笑)

 

 

さて、2009年から右肩上がりではあるこのグラフですが、所得税と消費税にフォーカスしてみましょう。

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図中のピンクの線が所得税、黒い線が消費税です。

どうでしょう。

所得税の伸びに加えて、消費税の伸びは少なくなっています。

 

つまり、みなさんの手元に入るお金(所得)が増えたけど、消費はそれほど増えなかったということですね。

 

で、政府はしびれを切らしてしまったのかどうか、消費税を8%に上げたわけです。

 

この一件で、政府は分かったのでしょうね。

日本人は、企業も含めて、所得や利益が増えてもそれが市場に出回るには時間がかかると。

もしかしたら一生で回らないかもしれないと。

 

だからこそ、来年の所得税増税や、企業の内部留保に税金をかけるなどして、無理矢理にでも取ってかなくちゃいけないんだなと彼らは考えているわけです。

 

 

 

まあ、全部私の勝手な想像ですけどね。

 

ただ想像ついでに、ひとつ懸念があるので書いておきたいと思います。

 

源泉徴収税までちゃんと見てほしい

ちょっと話は変わりますが、政府の特に金融庁は、日本人にもっと資産運用をしてほしいと思っています。

最近はあんまり聞かなくなったけど、

 

「貯蓄から資産運用へ」

 

のスローガンで、資産運用を推進していると思っています。

それは、iDeCoの宣伝や、つみたてNISA制度の立ち上げなどにも表れているところです。

 

ただこの先、もし日本経済が好調になって、もしも日本人にもっと資産運用が普及していったとしますよ?

そうなると、上の一般会計税収のグラフどうなると思いますか?

 

 

所得税がもっと増えるけど、消費税はそれほど増えないんじゃないでしょうか

 

 

つまり消費税が8%になった未来と同じ道筋をたどることになるんじゃないかなーと思っています。

これは投資をやっている人だったらすぐに分かることではないでしょうか。

 

投資で利益が出た場合は、その利益に応じて税金を納める必要があります。

投資先の商品や、利益の形(運用益なのか、配当なのか)にもよりますが、一般的な国内株の運用益だとしましょう。

 

ここで、税金の納め方は2パターンあります。

  • 源泉徴収ありで、自動で納める
  • 確定申告をして、自分で納める

前者の場合は、源泉徴収税という名称で納めることになります。

後者の場合は、所得税の総合課税として納めることがほとんどです。

 

 

この結果、次のことが起こるのではないかと。

 

  • 日本経済が好調で、みなさんの所得が増えて所得税が増えますよね
  • みなさんの手元のお金が増えて、しかも政府が資産運用しろとか言ってるので、資産運用する人が増えます
  • 資産運用にお金を回せば、その分モノを買うお金が減り、消費税は増えづらくなってしまいます。
  • みなさんが資産運用で得た利益は、所得税か源泉徴収税で納めますので、国へ治める所得税がさらに増えることになります。

 

投資をする人が増えれば増えるほど、所得税と消費税の乖離が広がっていくわけです。

 

実際にこのようなことが起きるかは分かりませんが、可能性としてはあるんじゃないかなーと考えています。

しかもこうなった場合に政府が、

「日本経済が好調で所得も増えてるのに、消費(税)が全然増えない。税改正して税収を増やさなきゃ」

みたいなことを言い出さないかを懸念しています。

 

 

少なくとも、資産運用する人が増えれば、短期的には政府の税収は減るのではないかと思っています。

ただし長期で見たならば、自然に考えれば、税収はそれほど変わらないかむしろ増えるはずです。

それは、資産運用に充てられたお金がこの世から無くなるわけではなく、経済の中を循環するからにほかなりません。

経済を循環したお金は、サケが自分の生まれた川に戻ってくるが如く、やがて肥え太って私たちの手元に戻ってきます。

今はただ、政府が短気な行動を行さないかだけを心配しております。

 

 

補足ですが、よくニュースなどで出てくる税収は上の一般税収なので、ほかの細かい税収がどうなってるのかがよく分かんないんですよね。

 

本当は、「源泉徴収税 推移」とかで調べてすぐに出てきてくれることを願ったのですが、見つかりませんでした・・・

もちろん源泉徴収税には、投資の利益以外にもいろいろと含まれているので、それだけをみて投資による税収増減など分かりませんが。

 

 

ご意見、ご感想があればコメントよりお願いいたします。

 

【読本】僕たちはいつまでこんな働き方を続けるのか?

 

こんにちは イトカネです

 

突然ですがみなさん。

 

今の給料に満足されていますか?

 

  • 十分満足している
  • 全然足りない
  • そもそも働いていない(笑)

 

十分満足しているという幸せな方は、この記事を読む必要はあんまりないかもしれません・・・

そもそも働いていない方は、まあ生き方は人それぞれですよね!

 

 

さて、私も含めてですが、2つ目の「満足していない」と答える方がいまの日本では多いんじゃないか、と思っております。

 

もしあなたが、今の給料に満足していないというならば!

それは、あなたの欲求が高いわけでも、会社があなたを不当に評価しているからでもありません。

ましてや、日本経済が不況なわけでもないのです。

 

 

なぜあなたは今の給料に満足していないのか?

 

その答えは、コチラの本にかかれています。(ダイレクトマーケティング)

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友人に勧められて読みましたが、すごくためになりました。

まさに今、私が考えていること、知りたい知識の基本が盛り込まれている素晴らしい本になっています!

 

この本では、主に

  • あなたの給料がどのように決まっているのか
  • 給料を増やすためにはどうすればいいか

について、とてもわかり易く書かれています。

「給料を増やす方法」というのは、巷でよくある「ネットビジネスで一千万稼ぐ」とか「不動産で不労所得を得る」とかいう怪しい類のものではありません。

 

 

もっと

 

給料とは、そして労働とは一体何なのか?

 

という本質を見極めた上で、給料を増やし、労働を減らすための考え方について書かれているのです。

 

ひとつ注意としては、この本を読んでもあなたの給料がいきなり増えることはありません。

それはこの本が、お金稼ぎのノウハウ本ではなく、より多くのお金を稼ぐための哲学本だからです。

 

 :

 

ちょっと脇道にそれますが、本のレビューをするのって難しいですね。

内容を語らなすぎても感動が伝わらないし、逆に内容を書きすぎると著者の方に申し訳ない気持ちになったりします。

 

 

この本で書かれていること

あえてここは、本の折込部分を紹介してみます。

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みなさんは上記の質問に 論理的に 答えられますでしょうか。

ぜんぶ「そういうものだから」という答えに納得はしていないでしょうか。

 

もちろん私も、なんとーなく、雰囲気ではわかっているつもりでした。

でも他人に論理的に説明できるかと言われると無理です。

この本を読み終えるまでは!

 

上記の質問に対して、この本では「資本論」「経済論」「心理学」などの学問の観点から、論理的に説明をしています。

論理的ではありますが、まったく難しくなく、イラストを交えて大変わかりやすく書かれている点が高評価です。

 

 

あまりに内容を説明しなさすぎるのもあれなので、すこしだけ本の中身を引用しつつ紹介させていだきます。

 

なぜあなたは今の給料に満足していないのか?

記事の最初に、みなさんに投げかけた質問です。

 

もちろんこの答えについても、本の中で論理的に書かれています。

ただ、すべてを説明すると、ただの複製になってしまうのでポイントと流れだけ転用させていただきます。

 

 

ときおりインターネットなどで、年収1,000万円の方々に生活に余裕があるかについての質問がされているのを見たことがあるでしょうか。

彼ら、彼女らは大抵こう答えます。

 

「困窮はしていないが、余裕もない」

 

これを聞いてあなたはどう思うでしょか。

彼らが贅沢ばかりしているから、あるいは余計なものにお金を使っているから、余裕がないのでは?と、ちらっと考えたりはしませんでしょうか。

 

わたしはちょっとだけ思ってしまいました(笑)

 

もちろん、贅沢をしている人もいるかもしれません。

 

しかしこの本では、そうではないと!

彼ら、彼女らは会社から給料として1,000万円貰っているから、生活に余裕が無いのだと説いています。

 

どういうことなのでしょうか。

 

これを理解するには、給料の額がどのように決まっているかを知る必要がありました。

つまるところ、給料とは

明日も同じように働くために必要な経費のみ

 

「僕たちはいつまでこんな働き方を続けるのか?」 p.41より引用

を提供しているからだと言っています。

 

つまり年収が1,000万円の人には、明日も1,000万円を稼ぐために必要な経費が給料として支払われているということです。

もちろん、年収600万円の人には、600万円の必要経費が払われているということでもあります。

 

これは言い換えれば、会社員でいる限り、年収(収入)と必要経費(支出)の差額は常に0であるということです。

 

これが、会社で働いている限り、今の給料に満足できない理由です。

どれだけ努力を重ねて、どれだけ成果を出して、たくさん給料が増えてもあなたの手元に残るお金は常に0なのです。

 

 

いかかでしょうか。

ちょっと、ぐっとくるものがありませんでしたか?

 

上の私の説明は、大事なポイントをいくつか省略してしまっています。

木暮先生の本ではもっと詳しく、もっとわかりやすく書かれているのでご安心ください。

 

 

今の「働き方」に納得ができない方は、この本を読まれることをオススメします。

きっと、なぜ納得できないのか?を論理的に理解することができると思いますよ。

 

 

 ご意見、ご感想があればコメントよりお願いいたします。

 

【資産運用】個別銘柄で勝てない人間がどうしてアクティブ投信で勝てると思うのか

 

こんにちは イトカネです

 

 

最近は日本経済がとても好調ですね。

日経平均株価も直近4日間は下げましたが、それでも年初来と比較すれば+15%と大きく上がっています

 

だからなのでしょうかね。

こういった記事が湧いてくるのは・・・

 

記事の内容はとてもシンプルです。

「インデックス投信に勝ってるアクティブ型投信もそれなりにあるし、投資対象として考えてみても良いんじゃない?」

ということです。

日本株投信に関しては、長期の実績で見てもインデックス型より優秀なアクティブ型が意外と多い

 

過去10年の実績だと、452本のアクティブ型日本株投信のうち、市場平均のTOPIX(東証株価指数)に連動するインデックス型投信を上回ったものが172本ある

 

アクティブ型はそれぞれ得意な局面、不得意な局面があり、運用担当者の技量にも大きく左右されます。環境の変化や人の入れ替わりによって運用が変わる可能性がある

 

細かいデータが載っていないので、そのまま鵜呑みにしてよいかは疑問ですが、あえて素直に信じてみましょう。

そうでないと話が進まないので。

 

記事中で筆者の質問に答えているのは、イデア・ファンド・コンサルティングという個人の資産運用相談のサービスを行っている会社の社長の方でした。

 

この社長がどういった思いでこの記事にコメントを載せたのかは分からないです。

  • 本気で日本株を買うならアクティブ型に一考の価値があると思っている
  • 個人でアクティブ型を押したい背景がある
  • NIKKEIの記者にアクティブ型についてポジティブな意見を求められた

適当に理由を考えましたが、他にもあるかもしれません。

 

それでも、個人的にアクティブ型ファンドに投資するつもりはいまのところはないですし、今後もないと思っています。

 

 

アクティブ型投信を買う人は大抵負ける

アクティブ型を買う人間は、たぶん2種類存在します。

 

一人は、貯金がたくさんあり、銀行の言いなりでよく分からずに買っている人

もう一人は、アクティブ型投信によって利益を得ようと思っている人です。

 

彼らは、どちらも同じ理由でインデックス型より利益を出せないか、あるいは資産がマイナスになります。

 

一人目の貯金がたくさんある人は、自分が何を購入しているのかを理解していないために負けます

銀行や雇われFPは投資信託を購入した人ではなく、自分たちがどれだけ儲けられるかを考えて、商品を販売しています。

投資信託購入者が儲けようが、損をしようが全く気にしていません。

 

つまり、サイコロを振って偶数がでるか、奇数が出るかをゲームをやらせているに過ぎません。

仮に勝率が五分五分だったとしても、手数料と税金の分を損をするだけです。

 

 

もう一方で、利益を得ようと思っている人も同じく、何を購入しているのかを理解していません。

 正確には、理解したつもりになっています。

 

どういうことでしょうか?

 

彼は、アクティブ型とは何かとか、その投資信託がどのように儲けを出そうとしているかだけは、おそらくギリギリ理解しています。

アクティブ型はインデックス(市場平均)とずれた行動をした分だけを出します。

ずれると言っているのは、例えば金融セクタを多く買う、中小株を多く買う、配当比率の高い企業を多く買うなどがありますね。

行動をずらす手間賃が、アクティブ型の手数料となっているわけです。

 

彼は、アクティブ型がするずれた行動がどのようなものかを理解して、その投資信託を購入しています(と私は思っています)。

行動をずらしたことで儲けが出るということは、ずらした先(例えば、金融セクタ)が市場を上回って高騰するという予想をしていることでもあります。

 

 

 

もし金融セクタが上がると思っているなら、自分で個別に買えばいいんじゃないの?

 

自分でインデックス投資信託を購入し、上がると思っている投資行動を行えば、それはアクティブ型投信となんら変わりません。

むしろ手数料分得をします。

俗に言う、コア・サテライト運用です。

 

ここで、

「いやいや、市場調査とか細かい銘柄選択とかは手間もかかるし、専門家に任せた方がいいでしょ?」

ということもあるかもしれません。

 

そういった方には、この言葉を送りましょう。

賢明なる投資家は自ら判断する。

自分には分からないから専門家に任せようとそしても、うまくは行かない。相手の能力を評価できないのに、どうして適切な専門家を選ぶことができるのか。

 

敗者のゲーム 第6版

自分で個別銘柄を判断できないのに、どうして個別銘柄を大量に購入する専門家の優劣を判断できるのでしょうか。

 

6割負けてるじゃん

これがこの記事一番の突っ込みどころだと思います。

日本株投信はアクティブ型も候補? 4割が平均上回る|マネー研究所|NIKKEI STYLE

 

そもそもタイトルからして、

日本株投信はアクティブ型も候補? 4割が平均上回る

ということは、6割は負けているということですよね。

仮に互角だったとしても、手数料の差でインデックス型より運用益は落ちることになります。

上回った4割がどの投資信託だったのかを見てみたいです。

 

目の前に十本のアクティブ型ファンドを用意されて、この内4本が市場平均を上回り、6本が下回ると言われたら、私にはその4本を選ぶ自信はありません。

 

繰り返しますが、個別銘柄の選択ですら絶対の自信はないのに、個別銘柄を組み合わせたアクティブ型に自信などもてるはずもありません。

 

 

「敗者のゲーム」は投資を始める前に、ぜひ読んでおきたい本の一冊ですよね。

 

ご意見ご感想あればコメントよりお願いいたします。

 

【賞与】冬のボーナスもらったけど、使い道が投資しか思い浮かばない

 

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こんにちは イトカネです

 

社会人のみなさん

もう冬のボーナスは貰われましたでしょうか。

 

「もらったよー」

「まだもらってないっ!」

「そもそもボーナスなんてねーから!!」

 

などなど、いろいろな方がいるかと思います。

最後の方は・・・アレですよね、基本給がべらぼーに高いんですよ。きっとそうです。

 

 

冬のボーナスを貰いました

うちの会社の冬ボーナスの支給日は12/10でした。

なので、本来貰えるのは昨日なのですが、休日や祝日にかぶっている場合は最も近い手前の営業日になるんですよね。

 

今年は、ボーナスをちょっと早めのクリスマスプレゼントとして12/8(金)に頂くことができました。

 

ありがたや、ありがたや

 

そしてそして

 

幸いにも、去年の冬ボーナスよりちょっと上がってました。

  • 昨年・・・総支給:504,644円 → 手取り:408,761円
  • 今年・・・総支給:527,373円 → 手取り:435,018円

正直賞与から税金が引かれるのって、頭ではわかっててもすごく納得がいかないところじゃないですか?

私なんかまだボーナスは低いからあれですけど、百万二百万もらってるひとはどれぐらい引かれるのだろうか・・・

 

 

まあ、それはそれとしてボーナスが上がった話。

これ別に私が頑張ったわけではなくて、勝手に上がるベースアップってやつなんですよね。

そもそもな話、給料(評価)上げるために会社で頑張るのって、すごくコストパフォーマンスが悪いと陰ながら思っているので、私は必要最低限のことしか会社ではしていないです。

 

もちろん公言はしていませんがね!

 

会社で頑張るのはコストパフォーマンスが悪い

会社で働く理由って、お金を稼ぐためというのがほぼ10割の理由ですよね。

あとはお為ごかしの、自分の好きな仕事だからとか?

どちらにしても、私の感覚ではコスパが悪いです。

 

仕事=自分の好きなこと

私はIT企業社畜ですが、そもそもIT企業に入ったのは、プログラミングが好きだからというのがあります。

要は趣味を仕事にした感じです。

 

べつに趣味=仕事としたこと自体はよかったと思ってます。

だって、適当に仕事してれば現状何とかなってますから。

 

よく会社の上司には、

「いまは色んなことにチャレンジさせてもらえる時期だから、積極的に手をあげていくといいよ!」

など、面談の時に言われ続けてます。

普段仕事してる時も、すごくよくしてもらってて申し訳ないんですが、

 

「やりたいことがあったら、プライベートで勝手にやってるのでほっといてくれていいです」

 

というのが正直なところです。

 

IT系なので仕事と同じレベルのことは、PC1台あれば大抵できます。

むしろ会社のPCより、自宅のPCのが高スペックなのでプライベートの方が実は作業は捗ったりすることもあるくらいです。

あとは会社だと規約とかで変なしがらみがあったりして、そもそもできなかったり、できたとしても、効率が悪かったりで話になりません。

 

そういう意味で、好きなことを仕事にするパターンだと、プライベートのが身軽&気軽に好きなことできるのでコスパ高です。

 

仕事=お金のため

給料数万円だけ増やすのは簡単です。

残業をすればいいんです。

 

ですが残念ながら私は残業排斥主義者なので、残業はしたくありませんし、するつもりもありません。

 

月の基本給を1万円上げる努力をするなら、副業で1万円稼ぐ道を探すべきです。

それがもし会社での残業1万円ぶんよりも短時間でこなせれば最高です。

 

まあ、世の中はそんなに甘くはないのですけどね。

 

しかし、仮に会社で働くより多少時間コストが掛かったとしても、収入リスクの分散ができるので、副業はそれだけでとても価値があると思います。

収入リスクの分散と言ってるのは、例えばある日あなたの会社がなくなっても、収入を少しでもキープするための対策です。

 

「低コスト 分散 長期」は投資だけでなく、人生に通じるキーワードだと思っています。

 

まあ、副業禁止とかいう、古き悪しき会社だったら涙を呑んで頑張るしかないけども。

 

ボーナスで何を買うか

ようやく本題です。

 

ボーナスを40万円も頂けたのだ、これをそのまま貯金しておくのは勿体ない気がする。

いや、きっと勿体ないハズだ。

などという思いから、色々探してみたんですよ。

 

はてなブログの諸先輩方も、

「イトカネや、こんな商品おすすめだぞ」

などと言わんばかりに、冬のボーナスで買いたいものベスト10!みたいな記事を書いてくれてますし。

 

Amazonもサイバーマンデーなるものを開催しているし。

 

でもなー。

 

まったく買いたいと思うものがない!!

 

いや、無駄遣いしなくていいんですけどね。

 

ただ最近自分でも病気だなー、まずいなーと思うことがあったのですよ。

なにかというとですね。

11月の給料もらったくらいだったかな。

 

「そういえば来月ボーナスじゃん!どの投資商品買おうかなー」

 

ということを自然に考えてたんですよ。

いや、投資家としては正しいんだけど、なんか致命的な間違いを含んでる気がするんですよね、コレ。

 

世の中のみなさんはボーナス何に使ってるんでしょう?

やっぱ貯金か、ローン返済とかなのか。

それか旅行とかもありそう。

 

なんかボーナスでこれ買ってすごくよかったよー、というのがあったらコメントで教えてください。

さすがに40万フルでは出せないけど、本当に欲しいものなら10万ぐらいまでなら買ってもいいかなーって気はしてます。

むしろあなたのブログでその商品を紹介してくれもいいです。

アフィ踏みに行くんで(笑)

 

なんもなかったら、いつも積み立ててる投資信託でも買い増ししようと思ってますけど、今年のNISA枠120万円をはみ出るのがちょっと悩みポイントなんですよね。

 

 

ご意見、ご感想あればコメントよりお願いいたします。

 

【雑記】親にPCを2台買ったことから学んだ、人は一度吸った甘い蜜の味は忘れられないということ

 

こんにちは イトカネです

 

なんか人生の深い話っぽいタイトルつけたけど、そんな大した話じゃないので期待はなさらずにお願いします。

 

今年になって、両親が使うノートPCを2台購入しました。

購入代金はあとからきちんと徴収頂いているので全然問題ないんですけど、2台目を買うときに、タイトルのことを思ったので記事にしてみます。

 

 

両親のPCに関する知識

「両親の」と書きましたが、主にPCを使用していたのは父親です。

父は、電気の配線関係の仕事をしていた関係で、PCの内部構造(CPU、マザボ、メモリなど)に関しての基本的な知識は持っている方でした。

むしろ私より詳しい知識もあったりします。

 

例えば、RJ45(有線LANケーブル)は50m超のを買ってきて、自分でちょうどいい感じに切りそろえて、家の壁の中に配線を通すとかやってましたし、自分も手伝わされてました。

 

そういうマニアック?な知識や技術はあったのですが、なんということでしょう、購入するPCはいつも家電量販店で売っているノートPCです。

 

ご存じの方も多いとは思いますが、店売りのノートPCはコストパフォーマンスが圧倒的に悪いです。

コストパフォーマンスと言ってるのは、値段に対する性能のことですね。

もちろんこれは、店員の雇用費、店舗の維持費、プリインストールソフトなど様々な付加要素があるため仕方がないところでもあります。

 

 

それでですね

 

今年の5月ぐらいに父が言いだしたんですよ。

「いま使ってるPCの液晶が壊れたから、新しいのヤ○ダ電気に買いに行くけど一緒に行くか?」

 

そこで私は長年封印してきたこの言葉を、とてもやんわりと送りました。

「店売りの残念PC買うぐらいなら、ネットでもっと安くて性能いいやつあるよ」

 

ネット購入したPC(1台目)

最終的には、次のPCを購入しました。

今はもう新しいシリーズが出ているので、買うのなら新しい方がおすすめです。

カテゴリアーカイブ/ノートアーカイブ/NXシリーズ - BTOパソコン通販のFRONTIER

 

おおまかな仕様はこんな感じ。

  • CPU・・・インテル® Core™ i7-4710MQ
  • ディスク・・・SSD240GB / HDD500GB
  • メモリ・・・8GB
  • OS・・・Windows® 10 Home 64bit版
  • 光学ドライブ・・・DVDマルチ(BDなし)

正直いまから新しいPCを買おうと思ったら、最低でもSSD240GBとメモリ8GBぐらいはないと個人的にはストレスが半端ないです。

 

たしか価格comのセールか何かで、上の構成で税込み8万円ぐらいだったかなーと思います。

安くないですか?

正直な話、一般的な家電量販店で、十数万円もだして残念スペックのPCを買うよりはずっといいです。

 

一つ残念なのは、ノートではなく長期的に低コストなデスクトップを購入したかったのですが、そこはノートPCが欲しいとのことで押しきれませんでした。

どうせ持ち歩くわけじゃないし、いいと思うんだけどなー

 

ちなみに、長期的に低コストとかって言うとまるで積立投資してるみたいで、ワクワクします。(病気)

 

使ってみた感じ(1台目)

さすがに上のスペックですので、通常使用ならばサクサク&ヌルヌルです。

特に、PCの起動までが数秒で終わることに、一番感動してましたね。

 

さすが、SSDブートです。

正直、一度SSDを体験したらもうHDDには戻れないですよね。

余計なソフトウェアもほとんど入ってないし、キーボードのタッチ感も特に悪くないので良い買い物だったと思っています。

 

1つ難点を上げるなら、電源ボタンの反応がちょっと悪いです。

結構強めに押し込んであげないと反応してくれない感じでした。

まあ、仕様なんだろうなぐらいの感覚で、そこまで気にならないレベルです。

 

あと、実際に届くまで気が付かなかったのですが、PC表面のコーティングが普通のものと違うらしく、光を反射しません。

これ、個人的にすごく気に入りました!

どういう材質?コーティング?なのか調べても出てこなかったので、もし知ってる方いたら教えてください。

 

ネット購入したPC(2台目)

本当に最近、2017年の11月に購入しました。(本記事執筆は2017年12月)

 

そもそも、なんで買ったのかというと、またもや父からこんなことを言われたからです。

「お母さんが使う用に小さめのノートPC買ってよ。そんなに性能良くなくていいから」

「あ、でも起動は同じぐらい早いやつがいいな」

「あと、できるだけ安いやつ

 

 

(調子のいいこと言いやがって・・・)

 

 

いままで店売りHDD起動の14万円のノートPCをなんの疑いもなく買っていたのに、一度安くてそれなりのPCを与えたらこうなるのか。

もうあの頃の純真な父は帰ってこないのですね(悲しい)

 

 

などと嘆いても始まらないので、とりあえず予算を聞いておきましょう。

「安いってどれくらい?」

「4~5万くらいがいいなー」

 

 

ふーむ。

これは中々厳しい気がする。

SSD搭載機でそれなりに動いて、4~5万か・・・などど思いつつ頑張って探してみたのですが、今の自分にはこれが限界でした。

  • CPU・・・インテル® Core™ i3-7100U
  • ディスク・・・SSD128GB / HDDなし
  • メモリ・・・8GB
  • OS・・・Windows® 10 Home 64bit版
  • 光学ドライブ・・・DVDマルチ(BDなし)

値段は税込52,143円ですが、送料(2,000円)が別途かかりました。

なぜか海外発送だったので・・・

 

スペックに関して、起動時間の要望からいってSSDは確定でした。

問題はメモリとCPUですが、メモリは最低4GB、CPUはCore i3以上を目指して探してみたんですよね。

i3以下のCPUだと、性能比較や他の方のレビューを見る感じSSDの恩恵を受けても、通常使用で動作がもたつきそうだったので。

 

ちなみにCPUスペックを下げると、だいたい3.5万円台ぐらいの物があります。

メモリは4GBに下げても2、3千円ぐらいしか変わらないので、8GBをおすすめします。

 

使ってみた感じ(2台目)

起動時間は最初に買ったPCとちょっと遅くて、15秒くらいです。

それでもHDDに比べれば、快適ですね♪

 

母のPCの使用用途としては主にネットサーフィンか、Excelで家計簿つけたりとかです。

Youtubeで動画を見たりしているときのCPUとメモリの使用率はだいたい50%ぐらいなので、まあそんなにカツカツではない感じ。

 

 

ちなみにExcel(Office製品)は2016年度版のコチラを使っています。

永続アカウントが2つ分で、かつPCを買い替えたときにもアカウントの移行が可能です。

それでいてお値段驚きの 8,560円(税込)

 

Amazonやヨドバシとかで同じもの買おうとすると30,000円近く取られるので、もしOffice製品が欲しいなら上記がおすすめですよ。

 

むしろ詐欺なんじゃないの?と疑うレベルです。

ただ今のところ使用には問題ないですし、液晶が壊れたPCからの移行も問題なく行えましたのでダイジョブかと。

 

 

もう一点、スペック見ててもしかしたら気づかれた方もいるかもしれませんが、ディスク少なすぎね?ってやつがあります。

  • ディスク・・・SSD128GB / HDDなし

128GBだと、OS+アプデでたぶん80GBぐらい使うので結構きついかもというのはちょっと思ってました。

 

なので!

 

これを使って液晶が壊れた残念PCのHDDを外付けで再利用してます。(笑)

リサイクル精神は大事ですよ。

こんな感じで、新しく買ったPCでも今のところ両親には満足してもらえてるみたいなんで、ほっと一安心。

 

 

この戦いで私が得た教訓は、

「やっぱり人間て、一度いい思いをすると(SSD使うと)、もう過去には戻れないんだなぁ」

ってことですね。

 

この年になっても、親は私の人生の先生です。

 

 

 

なんかいい感じにまとまったんで今日の記事はこれで終わりにしておきます。

 

 

ご意見ご感想あれば、コメントよりお願いします。

 

【税法改正】注意!給与所得控除が下がると、基礎控除を上げても国民健康保険は上がるかもしれない

 

こんにちは イトカネです

 

そろそろ2018年の税法改正が定まってきましたね。

大局としては、年収850万円を超えるサラリーマンの方の所得税が上がるようです。

詳細についてはこちらの記事で書いています。

 

周りのニュースや上の記事は、所得税に焦点をあてて記載をしています。

結論として、会社勤めの(給与所得控除が使える)方で年収が850万円未満なら、所得税は変わりません。

 

ただですね。

 

最近税金にちょっと詳しい方とリアルでお話しして教えてもらったのですが。

社会保険に入っていない、つまり国民健康保険に入っている方がいる世帯は、実は保険料が上がるみたいなんですよ。

 

話を聞いていておもわず

「なるほど〜」

と目からウロコでしたので、皆さんにも展開しておきますね。

 

注意!!

その人からは概要を聞いただけで、細かい部分はGoogle先生に教えてもらいました。

なので、もし間違ってる部分があればコメントで教えてください。

 

2018/09/18 追記

2018年の税法改正が、実際の税金計算に適用されるので、2020年からとなります。

コメントにて指摘頂いた方、誠にありがとうございます。

 

 

国民健康保険とは

日本は「国民皆保険制度」を採用しています。

これは、日本に暮らしている人は、一部を除いてなんらかの保険に加入する必要があるという制度です。

 

除かれる一部とは、以下の人たちです。

  1. 社会保険加入者とその扶養家族
  2. 船員保険加入者とその扶養家族
  3. 国民健康保険組合加入者とその世帯家族
  4. 後期高齢者医療制度の対象者(75歳以上の人)
  5. 生活保護の対象者

 

例えば、あなたの努めている会社が社会保険制度を導入していれば、あなたはその会社の社会保険に加入することができます。

社会保険制度では、会社が保険料の半分を支払ってくれるので、国民健康保険より一般的には保険料は安くなるのでお得ですね。

 

そして保険に加入している人がいる世帯は、保険料を払う必要があります。

 

国民健康保険「税」と国民健康保険「料」

実は国民健康保険には、保険税と保険料の二種類があるって皆さん知ってましたか?

私は今回調べて初めて知りました。

 

「国民皆保険」は国の定めた制度ですが、国民健康保険税(料)を納める先は、あなたが暮らす市区町村です。

そして、保険税と保険料のどちらを採用するかは、市区町村に一任されています。

 

保険税と保険料の違いについては、こちらの記事が分かりやすかったです。

 

結論だけ言うと、納める金額や納め方に違いはありません

 

違うのは、あなたが保険税(料)を滞納したときの市区町村の対応です。

なので普通に納めている方なら特に気にする必要はないはずですよ。

 

制度的には、保険税のほうが市区町村にとってメリットがあるので、そちらを採用しているところが多いと思います。

「市区町村名 国民健康保険」で検索すれば、どちらを採用しているかが分かると思います。

 

国民健康保険税(料)の計算方法

実際にどれぐらい上がるのかを確認するために、計算方式を見てみます。

保険税でも保険料でも、計算方式に違いはありませんのでご安心ください。

 

国民健康保険の内訳

国民健康保険税(料)は次の3つの要素で構成されています。

  1. 医療
  2. 後期高齢者支援
  3. 介護

このうち、3は20歳〜64歳の保険加入者がいる世帯だけが支払います。

 

つまり、次の計算を行うということです。

<20歳〜64歳の保険加入者がいる世帯>

国民健康保険税(料) = 医療分 + 後期高齢者支援分 + 介護分

 

<20歳〜64歳の保険加入者がいない世帯>

国民健康保険税(料) = 医療分 + 後期高齢者支援分

 

国民健康保険の計算方式

医療分、後期高齢者支援分 (以下、後期分とする)、介護分それぞれで計算が必要なのですが、計算方法も実は3種類あります。

だんだん複雑になってきましたね(笑)

 

計算方法(賦課方式)は次の3つです。

  1.  2方式(所得割、均等割)
  2.  3方式(所得割、均等割、平等割)
  3.  4方式(所得割、均等割、平等割、資産割)

 

いくつの方式で計算するかだけの違いによるネーミングですので覚えるのは簡単かな。

これも「市区町村名 国民健康保険の計算方法」とかで検索すれば、どの方式を使っているかはすぐにわかると思います。

 

例えば、3方式を採用している市区町村の場合は、

  • 医療分 = 所得割額 + 均等割額 + 平等割額
  • 後期分 = 所得割額 + 均等割額 + 平等割額
  • 介護分 = 所得割額 + 均等割額 + 平等割額

と医療、後期、介護それぞれについて方式ごとに計算した結果を合算します。

 

 

この所得割額を計算するときに、給与所得控除の減額が効いてきます。

 

頭がこんがらがってきた人もいるかもなので、ちょっと内容を整理しておきます。

  • 国民健康保険(国保)には、市区町村ごとに保険税と保険料の違いがあるが、税と料による支払額に対する違いはない
  • 国保税(料)の支払額は、医療、後期、介護の3つの要素の合算で計算する
  • 医療、後期、介護のそれぞれについて、市区町村ごとの賦課方式にしたがって計算する

 

具体的に計算してみる

「説明はいいから結局いくら上がるのか早く言え」って言葉が聞こえてくる気がしたので、具体的に計算してみましょう。

 

モデルケース

例として以下の場合を考えてみます。

  • 札幌市在住
  • 家族構成は、夫(年収400万)、妻(年収100万)、子1人(年収0)

 

世帯所得を計算する

国民保険税(料)を計算するときに注意すべき(所得税と異なる)点は2つあります。

1つは、個人ごとではなく、世帯ごとに計算すること。

もう1つは、所得を計算するときに引ける控除は、給与所得控除だけだということです。

 

そうです、基礎控除は引けません。

正確には国民健康保険用の基礎控除を引くのですが、所得税計算用の基礎控除とは別なので、来年上げる予定の基礎控除は効果がないのです。

 

これが、国民保険税(料)が上がるかもしれない理由です。

 

世帯所得基準額の計算

f:id:finenot:20171209134910p:plain

 

繰り返しますが、表中の給与所得控除は来年下がり、基礎控除33万円は据え置きです。

なので来年は、基準額が上がるということを覚えておいてください。

 

表から、この世帯の所得基準額は、次のようになります。

改正前の基準額 = 2,330,000 + 20,000 = 2,350,000

改正後の基準額 = 2,430,000 + 120,000 = 2,550,000 

 

医療、後期、介護分の計算

保険料の計算/札幌市を見ると3方式を採用しています。(まあ、3方式を探したんですけどね)

なので医療、後期、介護それぞれについて、計算式に従って計算しましょう。

 

改正前の場合

f:id:finenot:20171209135045p:plain

 

改正後(給与所得控除減額)の場合

f:id:finenot:20171209135052p:plain

 

それぞれの合計は以下の通りで、来年には国保の支払額が年間で約3万円上がります。

改正前の国保 = 295,900 + 96,930 + 105,150 = 497,980

改正後の国保 = 323,900 + 102,830 + 111,550 = 528,280

 

もちろん世帯の構成や市区町村によって、計算方法は変わってくるので一概には言えませんが、国民健康保険に加入している方のいる世帯は、念のため支払額が上がるのかは確認しておくと良いと思います。

 

自分で計算するのが面倒なら、市区町村の窓口に行けば(たぶん)親切に教えてくれますよ。

 

最後に

一言で言ってしまえば、国民健康保険加入者がいる世帯は来年の保険料がすこし上がるかもしれないよ、ということです。

2020年になって、なんか保険料上がったかな?となった方は、この記事を思い出して貰えればと思います。

 

税改正のニュースは所得税に焦点を当てていて、850万円以下の人は税負担は変わらないから心配しなくていいよ!と言っているのが多い気がします。

 

ただ、例えば勤め先が小規模で社会保険制度に入れていない人は、おそらく税負担が増えます。

勤め先が小規模ということは、大抵はそれほどお給料は多くないと思いますので、低所得者の負担が増えるという悲しい結果になるということです。

 

財務省がこのへんもわかっていて、今回の税改正をしているのだとしたら、ちょっと嫌ですね。

もし分かっていないでやっているのだとしたら、もっと嫌ですけど。

 

 

ご意見、ご感想ありましたら、コメントからお願いいたします。

 

コメントへの回答

2018/09/18 たかもりのパパさま

①「結論として、個人事業者などの会社勤めでない方で年収が850万円未満なら、所得税は変わらないとしています。」とあります。 この場合の年収は、収入と考えて宜しいのでしょうか? 極端ですが、たとえば収入850万円で経費0万円で所得が850万円の人、収入850万円で経費850万円で所得が0万円の人両方に当てはまるのでしょうか。

まず、文章は以下の誤りです。申し訳ありません。
誤:「結論として、個人事業者などの会社勤めでない方で年収が850万円未満なら、所得税は変わらないとしています。」
正:「結論として、会社勤めの(給与所得控除が使える)方で年収が850万円未満なら、所得税は変わらないとしています。」

 

> この場合の年収は、収入と考えて宜しいのでしょうか?

給与所得控除が使える会社員を意図しておりましたので、給与収入の意味で書いておりました。

 

> たとえば収入850万円で経費0万円で所得が850万円の人、収入850万円で経費850万円で所得が0万円の人両方に当てはまるのでしょうか。


こちら個人事業主の方を対象とした質問でよろしかったでしょうか。
個人事業主の場合は、所得が2,400万円以下ならば、基礎控除が10万円増えるので、所得税は若干減ります
つまり上記の質問については、

  • 収入850万円で経費0万円で所得が850万円の人は、基礎控除+10万円分、所得税が減ります
  • 収入850万円で経費850万円で所得が0万円の人は、もともと所得税は0円です。 ※住民税は計算方法が異なるので掛る可能性があります。

850万円という数字は、個人事業主の方にとっては関係ない値、ミスリードでした。

 

すでにご存知かもしれませんが、青色申告特別控除(65万円)を受けておられる場合、電子申請の手続きをしないと控除額55万円に下がってしまうようです。
https://www.nta.go.jp/publication/pamph/shotoku/h32_kojogaku_change.pdf

 

>②給与所得控除や基礎控除等の2018年税制改正は、2020年所得税の計算から適用されるのではないでしょうか。 それとも、国民健康保険料の計算では2018年から影響があるのでしょうか。

おっしゃる通り、2020年度からの適用となります。本文中の記載も修正しました。

 

③本文中の給与控除とは給与所得控除のことでしょうか。

おっしゃる通り、給与所得控除の意図で書いておりましたので、本文中の記載も修正しました。

 

④「例えば勤め先が小規模で社会保険制度に入れていない人は、おそらく税負担が増えます。」とありますが、所得税や住民税が増えるのでしょうか?国民健康保険料(税)が増えるのでしょうか?それとも両方でしょうか? 国民健康保険料(税)が増えるのであれば、その分の社会保険料控除も増加し、その結果、所得税や住民税は減るのではないかと思いました。

所得税や住民税は減るのは、まさにご指摘のとおりです。

 

ただし、会社員の方で、給与所得控除が10万円減る場合の試算として、記事中にて国民健康保険料(税)が3万円増加するとしました。
この3万円は、そのまま所得税や住民税から引くことのできる税額控除ではなく、所得税や住民税の計算元となる所得を算出する際の所得控除です。


そのため、きとんとは計算しておりませんが

国民健康保険料(税)の増額分(3万円) > 所得税の減額分+住民税の減額分

となると考えられます。

 

そのため、一概には言えませんが、トータルの税負担は若干増加すると考えております。

 

【はじめての投資マニュアル】(簡略版)投資マニュアルの無駄な部分を削ってみた

 

こんにちは イトカネです

 

以前こんな記事を書きました。

全5章立ての、これからつみたてNISAで投資を始めようとする人向けのマニュアルです。

今でもときどき読み直して、変なところを直しています。

 

マニュアルの内容は必要最低限にしたつもりです。

でもやっぱりまだ多いなあという気が個人的にはしています。

 

投資なんて結局習うより慣れろなので、3ステップぐらいで手順は収まっている方がすっきりするのかなぁと感じるんですよね。

 

あとは、マニュアルなのに私の無駄話がたくさん含まれてるのもイケていないです(笑)

いや、あれですよ?

読まれる方が退屈しないようなフレーバテキスト的な位置づけで入れただけなんで。

決して文字数稼ぎとかそういうのではないです。

 

:

 

ということで、以下の観点でマニュアルを圧縮してみようというのが今回の記事です。

  • 無駄な説明を削る
  • 私の無駄話も削る
  • マニュアルの読者に選択の余地を与えない

 

3つ目の選択の余地というのは、初心者のミスを減らすためです。

例えば会社の部下、部活の後輩、バイト先の新人、何でもいいですが。

あなたが誰かに新しいことを教えるとき、相手に選択肢を与えると大抵間違ったことをします

 

これは相手が悪いのではありません。

選択の余地を与えてしまった、あなたが悪いのです。

 選択を与えるのは、相手がその作業に慣れてからでも遅くはありません。

 

つみたてNISAによる資産運用なら、アセットアロケーションの配分だとか、ポートフォリオの選択だとかを初心者にやらせても、どうせ結果は変わらないか、悪くなります。

だったら最初から選択の余地を与えない方がまだましなのです。

 

そういう意味での、「マニュアルの読者に選択の余地を与えない」でした。

 

さて、前置きも済んだのでマニュアル本体をご覧いただきましょうか。

そして、ぜひツッコミをください(笑)

 

つみたてNISA投資マニュアル簡単3ステップ!!

 

投資を始める条件をチェックする

すべて自己責任であることに納得されてますか?

ある種のテンプレート的な質問です。

このマニュアルに従っても100%儲かるわけではないことをご了承下さい。

 

年利2%以上の借入金、ローンはありませんか?

投資をするより借金を返した方が、あなたの資産形成の速度が上がる場合があります。

まずは借金を返しましょう。

 

先月の収支を把握してますか?

毎月いくら投資に回せるかの確認で必要です。

1万円単位で収支を把握できないと、日々の生活に影響が出るかもしれません。

 

現金の貯金額は、総支出の3ヶ月分ありますか?

このマニュアルでは、つみたてNISAで運用しているお金を引き出すことを禁止します。

運用資金以外のお金で生活に困窮しないための質問です、

 

年間を通しての収支は+X万以上ですか?

次の式で計算してください。

X = 40 ÷ (100 - 年齢) × 100

 

つみたてNISAでは年間40万円まで運用することができますので、余裕資金の年齢%まで投資に回す計算をしています。

 

年間40万円ということは、月々約3万円が必要です。

正直な話、毎月3万円程度は積立できないと資産運用としての効果は薄いので、3万円に届かない方は家計の見直しをオススメします。(必須ではないです)

 

 

以上の質問すべてでYESの場合、あなたはこのマニュアルを用いて資産運用を行うことができます。

 

つみたてNISA口座を作る

SBI証券口座をつくる

SBI証券で、次の手順で口座を作成してください。

  1. SBI証券にアクセスします。

  2. 右上の「口座開設」から、申請画面に進みます

    f:id:finenot:20171208225921p:plain

     

  3. 申請画面では、基本は案内に従って必要事項を入力するだけです。選択肢やチェックボックスも標準のままで良いはずです。ただし、つみたてNISAにチェックが入っていることだけは、念のため確認しておいてください。

    f:id:finenot:20171208230237p:plain

     

  4. 申請が完了すると、数日ほどで特定口座が開設され、NISA口座の申込書が届きます。

  5. NISAの申込書を返送すると、最長でも1ヶ月ほどでNISA口座が開設されます。

 

投資をする

つみたてNISA口座が開設されるとSBI証券から連絡が来るはずですので、張り切って投資をしていきましょう。

 

購入する運用商品を覚える

次の運用商品を購入するので、名前を憶えておきましょう!

 

三井住友-三井住友・DCつみたてNISA・世界分散ファンド

 

投資金額を決める

毎月の積立額を最大3万円として金額を決めてください。

最初にも言いましたが、3万円/月は積み立てないと資産運用の効果は少ないです。

 

最終的には、あなたの家計とご相談して決めてください。

 

SBI証券で毎月積立の設定をする

SBI証券では、毎月口座から自動で積み立てを行う設定ができますので、必ず設定してください。

 

  1. SBI証券にアクセスします

  2. 「ログイン」から、SBI証券からの案内に従ってログインします

    f:id:finenot:20171208230947p:plain

     

  3. 画面中央あたりにある検索窓から「三井住友-三井住友・DCつみたてNISA・世界分散ファンド」を検索します。

    f:id:finenot:20171208231907p:plain

     

  4. 一件ヒットするはずなので、銘柄名のリンクをクリックします

    f:id:finenot:20171208232248p:plain

     

  5. 銘柄のページ飛ぶので、積立買付のボタンをクリックします。

    f:id:finenot:20171208232530p:plain

     

  6. 毎月の積立額、積立を行う日を入力します。また画像にはありませんが、つみたてNISAを開設していれば、選択ボックスが表示されるはずです。

    f:id:finenot:20171208234304p:plain

     

  7. 取引パスワードを入力し、設定確認画面をクリックしたら確認画面に遷移します。

    預り区分は、正しく設定されていればつみたてNISAになっているはずです。

    f:id:finenot:20171208235342p:plain

     

 

以上であなたの資産運用は完了です。

 

あとは、SBI証券への入金と、10年後に今年積み立てた資金をロールオーバーすることだけ忘れないでくださいね。

 

ロールオーバーについては、どうせ今書いても制度が変わるのでやめておきます。

このブログが10年後に存在すれば、記事にするでしょう。

 

 

ご意見、ご感想あればコメントよりお願いします。

 

【雑記】インフレとデフレの起こる原因を「勝手な想像」で書いてみた

 

こんにちは イトカネです

 

インフレーション・デフレーションなんて言葉は、

「そういえば学校で習ったかもなぁ」

とか

「ニュースで時々聞くなぁ」

とか大体そんな感じのワードじゃないですかね。

ニュースではよく聞くけど、なんとなくしか意味を知らない・・・みたいな

 

すくなくとも私は、

「物価が上がったり下がったりするやつでしょ!」

ぐらいの認識です。

 

もちろん今はネットがありますから、調べれば丁寧に、分かりやすく説明されているサイトが山のようにあります。

今日は、その辺のサイトを見ていて私が勝手に妄想したことをメモしておきます。

 

いちおう予防線を張っておきますが、私は経済の専門家でもなく、その種の勉強をしているわけでもないので、あしからず。

 

 

インフレーション・デフレーションとは

典型的なインフレは、好況で経済やサービスに対する需要が増加し、経済全体で見た需要と供給のバランス(均衡)が崩れ、総需要が総供給を上回った場合に、物価の上昇によって需給が調整されることで発生する。物価の上昇は貨幣価値の低下を同時に意味する。つまり同じ貨幣で買える物が少なくなる。

 

インフレーション@Wikipedia

 

供給よりも需要が多くなればインフレです。

供給される量よりも、それを欲しがる人が多ければ、モノの値段は上がるのは自然な流れですよね。

つまり、転売屋は消えてほしいということ

 

逆に、供給よりも需要が少なくなればデフレです。

世の多くの会社は、自社の存続のため、多少値段を下げてでも売上を確保しなければなりません。

企業としては、売上0より前年比-10%のほうがまだましだということです。

 

なぜインフレとデフレが起こるのか

Wikipediaの言葉を借りるならば、

 好況で経済やサービスに対する需要が増加し、総需要が総供給を上回るため

ですね。

 

これだと、ただの国語の問題を解いただけなので、もうちょっと続きますよ。

 

なぜ、経済やサービスに対する需要が増加するのか

では、なぜ需要が増加するのでしょうか。

社会人になるといわれますよね、「なぜ?」を3回は繰り返せって。

 

まずは前提として、モノやサービスを得るにはコスト(一般的にはお金)を払う必要があります。

この世に無料のものはありません。

あるとしたらそれは、より大きな利益をえるための撒き餌です。

 

ここで、人がコストを支払ってでも、モノやサービスを欲しがるのは、

モノやサービスの価値 > 支払いコスト

の式が成り立つからです。

 

そして、この式が成り立つモノやサービスについて、次のことが起こります。

  • モノやサービスを買う人間が増え、需要が高まる
  • モノやサービスが売れるので、コストと供給が高まる

 

しかし、需要と供給の高まる速度は一定ではありませんし、買う人間と売る人間の数には上限があります。

つまり、あるタイミングで需要と供給のどちらかが先行します。

加えて、コストが高まると、「モノやサービスの価値」と「支払いコスト」が差が縮るので、需要の高まる速度が抑えられます。

 

需要が先行すればインフレになりますし、供給が先行すればデフレになります。

需要と供給は常に競争をしている状態です。

 

この需要と供給の競争は、あるひとつのモノやサービスごとに起こっています。

それはバターのような単一の製品かもしれないし、車のような広い産業分野かもしれません。

 

経済全体のインフレ・デフレは、このような競争の結果が混ざり合って起きるものだと思います。

 

ちなみに、需要と供給の競争なんて、株価を見てるととても分かりやすいですよね。

株を欲しがる人につられて株価が上がって、でもだんだん緩やかになって、そのまま平たんになるか落ちていく、みたいな。

 

なぜ、「モノやサービスの価値 > 支払いコスト」となるのか

では、なぜ「モノやサービスの価値 > 支払いコスト」となるのでしょうか。

3回目の「なぜ」です。

そろそろつらくなってきたかな・・・

 

たぶん

  • 人が新しいモノやサービスを生み出したから

だと思います。

 

人は常に新しいモノやサービスを作り出しています。

彼ら彼女らは、いまこの世にあるモノやサービスより、ちょっとだけ優れたモノや、ちょっとだけ便利なモノを作ろうとしています。

なぜなら、モノやサービスの価値は時間で劣化するからです。

 

人が社会で生きていくためには、コストがかかります。

いうなれば生存コストです。

オンラインゲームの月額基本料金みたいなものです。

具体例としては、税金や食費などがあると思います。

 

そして追加コストを払うほど、より豊かに社会で生きることができます。

オンラインゲームのレアガチャ課金みたいなものですね。

 

人がコストを払うためには、先に利益を得なくてはなりません。

コストの源は、利益です。

彼ら彼女らは、月額基本料金とより多くのレアガチャ課金を求めて、新しいモノやサービスを作り、利益を求めます。

新しいモノやサービスや出現すると、既存のモノやサービスの価値が相対的に下がります。

 

既存のモノやサービスを提供していた人たちは、再び新たなモノやサービスを作り続ける旅に出るのです。

 

日本の2017年の年平均インフレ率は?

参考までに、2017年の日本のインフレ率を見ておきましょう。

 

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IMFのサイトからグラフを確認ができます。

 

青っぽい線が、年平均インフレ率の推移を示しています。

2017年の日本のインフレ率は、昨年より若干上がって0.4%でした。

 

ここで気づくことといえば、最近の日本の普通預金や定期預金の利率は、確実に0.4%を下回っているということです。

言い換えれば、2017年に貯金しかしていなかった人は、0.4%資産を減らしてしまっているということでもあります。

 

今後のインフレとデフレ

今後と言っているのは、来年とか、10年後とかそういう話ではありません

そもそも経済素人の私の予想など当たるわけもないですし。

 

今後というのは、もっともっと先、数百年レベルの話です。

ちゃんと読んでいない方のために繰り返すと、インフレ・デフレの原因の一つとして、

  • 人が新しいモノやサービスを生み出したから

 だと考えました。

 

ここで大きな疑問が出てきたんですよね。

 

 

人が作れるモノやサービスに限界はないのか?

 

ということです。

 

最近AIが話題となっており、機械が人の知能を追い越すなんて叫ばれてます。

AがBを追い越すといった場合、Bには限界があると言っていることと同じです。

 

もし限界があるのだとすれば、ある日突然人間が生み出せる最高のモノやサービスが作り出され、それ以降新たなモノやサービスが作られなくなるということです。

その後の世界経済は、一切成長することはありません。

緩やかに後退していくのでしょうね。

 

私は、いつかはその日が来るのではないかと思っています。

でもそれは、地球の寿命より後かも知れないとも思っているのです。

少なくとも私の寿命よりは後の話です。

 

なので、今はただ粛々と、世界経済の成長に乗っかって投資を行うだけです。(無理矢理なつなげ方)

 

 

さて、かなり妄想に近い視点で記事にしてみましたが、少しでも楽しんでいただけたなら幸いです。

 

ご意見、ご感想があればコメントよりお願いいたします。

 

【税法改正】みんなごめん!やっぱ所得税は減らないらしいです

 

こんにちは イトカネです

 

 

みなさんに謝罪しなくてはいけないことができました。

この記事についてです。

 

タイトルで、所得税が減ると言っているのは大ウソです。

正確には、自営業者以外の一般的なサラリーマンにとっては大ウソになりました。

 

完璧に政府に踊らされました。

さかしらに記事を公開した私の姿はさぞ滑稽だったことでしょう。

 

 

 

さて、気の重くなる話はこのぐらいにして、最終的には次のようになるみたいです。

 

 

基礎控除が上がって所得控除を下げるよ!

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日経新聞の記事より引用

年収800万円超の会社員は増税に 財務省提案 :日本経済新聞

 

日経新聞の同種の記事から引用しました。(会員登録しないとみれないので注意)

 

現時点での内容をまとめます。

  • 基礎控除は、10万円上げる
  • 基礎控除は、2,400万円を超えたところから段階的に減らして、2,500万円で0にする
  • 所得控除は、一律10万円下げる
  • 所得控除は、年収800万円時点での190万円を上限とする

 

基礎控除何それ?って人はこちらの記事で簡単にですが、説明しています。

 

これだけ書かれてもよく分からん、別記事見るのも面倒!という人は次の認識でいいです。

  • 年収800万円以下の人は、所得税は変わらない
  • 年収800万円超えの人は、所得税が上がる
  • 年収2,400万円超えの人は、さらに所得税が上がる

ね?簡単でしょう。

 

ちなみに与党的には、年収800万円は高所得者ではないらしく、議論中だそうで・・・

財務省は一連の改革で1300億円の増収を見込む。ただ与党内には「年収800万円は高所得者ではない」との意見もある。政府関係者は4日「年収800万円超で増税になるのは納得できない」と述べ、景気の腰折れを避けるべきだとの認識を示した。

 

年収800万円超の会社員は増税に 財務省提案 :日本経済新聞より引用

 

所得税が減る人もいる

サラリーマンではなく自分で事業を行っている方、つまり給与控除を受けられない方は減税になります。

彼らは自営業者は、もともと給与控除を受けていないので、基礎控除が上がった分だけ、税金が抑えられるのです。

 

結局、政府の思いとしてはこっちが主だったようです。

 

つまり、現状の給与控除では職業差別的な意味合い(サラリーマン優遇)があるという認識なのかな。

正直、自営業者独自の控除とか経費で落とせる範囲とかを良く知らないので、あくまで私の想像です。

 

あとは、高所得者の税金が欧州に比べて安いということもあるので、その調整も兼ねているようです。

その分欧州は医療費やリタイア後の補助が手厚いので、そこらへんのバランスがちゃんととれているかは怪しいところですが。

 

というか、先に基礎控除上げる話だけニュースにするとか、上げて落とす戦法はダメージが大きいのでやめてほしいよ・・・ 

 

まとめ

とりあえず現時点での(重要)税改正の内容をまとめておきます。

また新しく情報がでたら、この記事を修正するか別に新しく記事を書きます。

 

  • 年収800万円以下の会社員の方は、税金は変わらない
  • 高所得者の人は、みんな仲良く増税
    • 高所得=800万円以上というライン決めは議論中
  •  年金受給者はみんな仲良く増税

 

年金受給者の話は、こっちで書いています。

【税法改正】どうやら所得税の基礎控除を上げるしわ寄せ方針も決まっていたようだ

 

 

なにかおかしなところあったらコメントで教えてください!(切実)

 

2017年12月6日 追記

最終調整案が出ていたので、内容をまとめておきます。

 

基礎控除

  • 10万円引上げ
  • 一律ではなく、2,400万円以上から段階的に減らしていくよう変更

所得控除

  • 10万円引下げ
  • 年収1千万円以上で年220万円の控除から、800万円以上で年190万円の控除に上限を引下げ

公的年金控除

  • 年金収入が1,000万円で、195万5,000円を上限とする
  • 年金以外の所得が、1,001万円~2,000万円の人は控除額を10万円引下げ、2,000万円~は20万円引下げ

【インベスターZ】漫画の損切りはできなかったけど、投資は損切りすることを誓った

 

こんにちは イトカネです

 

突然ですが、私は子どものころから漫画が大好きでした。

お小遣いの多くは、漫画というエンタメ分野に消えていきました。

 

今は新しく漫画を買うことはほとんど無いですが、まだ完結していない漫画の新刊が出れば購入しています。

でも、新刊を買うのを途中でやめてしまったものも数多くあります。

買うのを途中でやめたのは、単純にお金を出してまで続きを読みたいとは思わなくなったからですね。

 

 

漫画の損切りを行ったわけです

 

 

なんでこんな記事を書いたかというと、先日買った漫画「インベスターZ」に次のようなシーンがあったからです。

 

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インベスターZは、中高一貫校での限られた学生たちによる投資部の活動を描いた漫画です。

上記のシーンは、新しく投資部に入部した主人公「財前孝史」の入部テストのシーンで、主人公にわざと面白くなさそうな映画のチケットを買わせて、何分で出てくるかを他の部員同士で賭ける遊びをしてます。

 

主人公が損切りできる人間かということを見ています

 

 

投資において損切りは重要です。

株価が将来どうなるかは誰にも予想ができません。

予想できないということは、購入した株価が上がるか下がるかは、数学的な観点で言えば、同様に確からしいということです。

 

ならば、下がったときに損を小さくし、上がったときには利益を大きくしなくては、資産が増えることはありえません。

 

頭では分かっていますし、実践もしています。

 

 

でもね

 

インベスターZという漫画の損切りはできませんでした

 

 

インベスターZという漫画

注意!

内容のネタバレを含みますので、気になる方は漫画と投資の損切りの違いまで飛ばしてください。

 

1〜10巻ぐらいまで

インベスターZは全21巻で、すでに完結している漫画です。

AmazonのKindleセールで、1巻5円で売ってるときに19巻までまとめ買いしました(安すぎて笑えます)

つまり完結まで、あと2巻残っていた状態です。

 

はじめの数巻はとても面白かったです。

投資部に入部した主人公「財前孝史」は、中学1年生であり、当然投資については素人です。

そんな主人公が、投資や経済の心構えを学んでいくストーリーとなっています。

 

上の損切りの話もそうですが、他にも

「自分の上に法則(損切り、利確ルール)を置け」「法則こそが神!」

 

「真の投資家は投資について議論はしない」「なぜなら議論というものは個人の拘りを生み出していまうから」

 

「みんなで相談して株の売買を行えば、必ず失敗する」「優秀な人間が集まって出した結論なんてロクなもんじゃない」

 

インベスターZより引用

などなど、面白いキーワードがあります。

 

10巻以降

10巻以降あたりからストーリーの軸が変わります。

投資部による投資活動についての話はなくなり、主人公とライバルによる対決がメインストーリーになります。

主人公は投資部の存続を求め、相手は投資部の保有する資産3,000億円を求めての勝負を行います。

 

このへんから雲行きが怪しくなりました。

 

対決の内容もさることならば、主人公が過去にタイムスリップしたりなどSFチックな展開があります。

投資という現実的な話と、妄想的なSF話が混ざって漫画としての軸がぶれているように見えます。

ラーメン屋でカレーライスをだすような違和感です。(適当)

 

20巻以降

はじめに言ったとおり19巻までを1巻5円でまとめ買いしました。

つまり20巻と21巻は定価で購入したということです。

 

私には2つの選択肢がありました。

続きを買うか、買わないかです。

 

19巻まで読んで、続きのストーリーにかなりの不安がありました。

でも20巻が発売された時、まだ21巻は出ておらず完結はしていなかったわけです。

 

もしかしたら、対決の最後になにか素晴らしい展開があるのではないかという期待感もあったのです。

 

結局買いました。

 

失敗でした。

 

私はつまらないと思っていた漫画を、追加で2巻も買ってしまう損切りできない投資家(読者)へと成り下がりました。(懺悔文)

 

インベスターZで損切りの大事さを教えてもらい、インベスターZの損切りに失敗するというとても皮肉的な体験をできたわけです。(笑)

 

漫画と投資の損切りの違い

損切りの判断が、主観的か客観的か

映画も漫画も、評価は結局のところは主観的です。

世間の評判が悪くても、自分が面白いと思ったらならば価値が高いです。

逆に世間の評価が高くても、自分がつまらないと思えば、価値はありません。

それは、漫画がエンターテイメントであり、資産ではないからです。

 

自分が面白いうと思う漫画は、主観的な株価が変わらないか、若干右肩上がりの漫画です。

継続して買う意味があります。

でも自分がつまらないと思っているのに、惰性で買っている漫画はさっさと損切りするべきだと思います。

 

対して投資には、株価という客観的な判断材料があります。

株価が下がるのは悪で、上がれば正義です。

そして株価という指標から、あるラインを切ったら売却するという、損切りの判断が可能です。

 

ここに、主観的な判断を含めることはありません。

主観は最初の損切りラインを決めるときにすでに盛り込み済みです。

想定した株価を割ってしまったけど、「なんとなくまだ上がりそう」とか、「いま売ると損になるから」などという理由の追加は自分のルールに反しています。

 

誰かが決めたルールではなく、あなたが決めたルールです。

 

投資をしている人はみんな、自分自身のルールを決めているはずです。

それらのルールのどれがいいとか、悪いとかはありません。

なぜなら、

「投資家は投資について議論はしない」からです

 

インベスターZより引用

 

しかし自分で決めたルールを守るというルールは、誰も破ってはいけないものだと思います。

 

漫画に機会損失はない

投資と違って漫画には、機会損失がありません。

 

投資では、出来るだけ割安なときに株を購入する必要があります。

世間による企業の評価が高まってから株を購入しても、すでに株価は高騰しているので、大きな利益を得ることは出来ません。

「みんながすでに評価してしまっている株を買っても意味がない」

「一般的な評価が現実より低く見積もられている株を正当に評価すること!」

 

インベスターZより引用

 

対して、漫画は完結してからでも、その恩恵を受けることができます。

購入した人のコメントを見ることもできますし、中古店などで内容を確認してから購入することもできるわけです。

 

漫画は、最初の1巻を読めば面白いかどうかは大抵はわかります。

そのあとつまらなくなることはあっても、すごく面白くなることはまれです。

漫画の主観的な株価は、ほとんどの場合は、平坦か右肩さがりだということです。

すなわち、漫画にキャピタルゲインはなく、あるのは継続的な娯楽要素のインカムゲインだけなのです。

 

キャピタルゲインが存在せずインカムゲインがもらえなくなった株=つまらなくなった漫画を継続して購入し続ける投資家はおそらく存在しないでしょう。

 

まとめ

さんざんインベスターZを批判していますが、投資の心構えや、日本の投資の歴史がTipsとしてまとめられている良い漫画だと思います。

でも漫画なので、私の主観的な価値観など、みなさんにとってはなんの意味もありません。

 

少なくとも私は、この漫画から多くのことを学ばせていただきました。

 

 

とりあえず、投資では損切りルールを守ることを(勝手に)三田先生に誓わせてもらいます。

ワ○ピースと名探偵コ○ンはどーすっかなー・・・

 

 

ご意見ご感想があれば、コメントよりお願いします。